ルパンの消息 (光文社文庫)
価格:¥ 740 (税込)
出版:光文社
カテゴリ:文庫
ページ:441頁
JAN:9784334745691
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で5164位
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レビュー
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すでに技術を持っていた、著者の原点小説 Date:2010-01-24 おすすめ度 ![]() デビュー作には、読んでて「ここはおかしいではないか」と思うことがありますが、 これにはそれがありませんでした。 ストーリーはちゃんと成立しているし、 ミステリーとしての謎も、しっかりとしています。 読み応えはありました。 佳作になってしまったそうですが、いくらか改修して、原稿を出版社に持ち込めば、 ちゃんと本になっていたのではないでしょうか。 |
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完成されたストーリー Date:2010-01-04 おすすめ度 ![]() 誰が犯人?ってのはあまり好きなジャンルじゃなかったけど 完成されたストーリーにグイグイ引き込まれて一気に読んじゃいました。 終盤、複線の繋がりはお見事。。時効がせまってドキドキハラハラ、、 無駄の無いキレイにまとまった作品に感じました。 横山秀夫さんの作品は共通して、登場人物が多くて人名漢字が難しいよね。。 |
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熟達した手で再改稿されたこの作品には、未刊行だったとは思えない完成度の高さがある Date:2009-11-22 おすすめ度 ![]() この本の巻末の横山秀雄自身による「改稿後記」によると、この「ルパンの消息」は、まだ彼が新聞記者をしていた当時の未刊行の作品を改稿して、ようやく出版に漕ぎ着けたのだそうだ。いくら1991年の「サントリーミステリー大賞」の佳作に選ばれているとはいえ、そんないきさつから、私は、この作品を、それほど期待して読み出したわけではないのだが、読み進めるにつれ、この作品は侮れないと思い始め、読み終わったときには、この作品を、「半落ち」、「出口のない海」と並ぶ彼の長編作のベスト・スリーに入る傑作とまで、思うに至ったのである。 さて、この作品は、「15年前の女教師の自殺案件につき、他殺の疑いが濃厚。女教師が死亡したとされる時間帯に、「ルパン作戦」と称して深夜の学校に忍び込んでいた教え子の3人が殺したらしい」という有力情報に基づき、時効まで24時間しかない捜査が開始されるという物語だ。事件の真相の解明は、「ルパン作戦」の首謀者、喜多芳夫の回想場面を中心に据えて、東京、府中で実際に起こった三億円強奪事件をも絶妙に絡ませて進められていく。そんなこの作品は、横山秀雄には珍しい堂々たる本格派ミステリであり、あっと驚く大どんでん返しも付いている。そのうえに、いかにも横山秀雄らしい、涙なしでは読めないほどの感動の人間ドラマが二段重ねで盛られているのだから、そのレベルの高さは、半端ではない。 「改稿後記」に、「書いた当時の熱っぽさと粗っぽさに驚く」という記述があるのだが、この改稿作には、熱っぽさは存分に感じるものの、粗っぽさは微塵も感じられない。横山秀雄は、この文庫本化にあたり、単行本から、さらなる加筆と修正を行ったそうなのだが、圧倒的な筆力を持つ現在の熟達した手で再改稿をしたのなら、おそらく、未刊行本とは比較にならないくらいの完成度の違いがあるのだろう。機会があれば、ぜひ、未刊行本と比較をしてみたいものだ。 |
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最後まで一気に読み切りました Date:2009-10-16 おすすめ度 ![]() 本好きの母に勧められて読みました。 いろいろな出来事が絡み合い、でもすごく読みやすかった。 ジーンとくる部分もあり、最後まで一気に読み切りました。 すごくおもしろかった。他の作品もぜひ読んでみたいです。 |
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痺れます Date:2009-10-06 おすすめ度 ![]() 処女作でこれだけ面白い作品が書けるってすごい。あの話題の作家の処女作!という謳い文句の作品には外れも多いけれど、これは本当に完成度が高いです。 横山さんの作品にはいつも、人間同士のしがらみがあって、泥臭くて生々しい。読後にずしりと残る重みが癖になります。 売れている人はやっぱり最初から人の心を惹きつける文章を書くんですね。そしていつもながらタイトルが秀逸。読み終わってからタイトルを見ると、こんなに作品にぴったりで尚且つカッコいいタイトル他にないな、と唸らされます。 |


