陰日向に咲く
価格:¥ 1,470 (税込)
出版:幻冬舎
カテゴリ:単行本
ページ:220頁
JAN:9784344011021
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で60437位
おすすめ度:
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陰日向に咲く 劇団ひとり / / 幻冬舎 図書館で予約してから7ヶ月、やっと手元に届きました(^_^) 芸能人が書いた本って「衝動買いで買ってしまってもったいないから読んだ」とか「前からファンで読んでみたくて読んだ」とか「他の芸能人からのお勧めで読んだ」とかなんかそういう感じで読むことが多いのですが、この本はそういうのから少し離れた所にある感じでした。 はっきり言ってもう「芸能人が書いた本」ではなく「作家が書いた本」です。 短編集なのですが、それぞれの作品がどこかでつながっているいわゆる「連作」という奴で「これは前のあの時の人やな」とか言うのが楽しかったです...
陰日向に咲く 劇団ひとり ☆☆☆☆☆ <内容> 落ちこぼれたちの哀しいまでの純真を、愛と笑いで包み込んだ珠玉の連作小説。 <感想> この作品を読んで、お笑い芸人としてだけでなく小説家としても好きになりました。 デビュー作とは思えない出来です。 次が早く読みたくなるぐらい。 それぐらい衝撃的な作品でした。 とにかく読みやすくて、話がおもしろい! バラバラの5つの話がどこかでリンクされていて、何度驚かされたことか。。。 かなりうまく作ってあります。 本当にあの劇団ひとりが書いたの?って思えるぐらい素晴らしい作品です。 ぜひぜひぜひ!読んでみてく...
劇団ひとりの『陰日向に咲く』読んだので、感想を。 最初に断っておくと、「劇団ひとり」をバラエティ番組できちんと見たことはない。ライフカードのCMと、深夜枠の番組で何かのついでにチラっと見かけた程度。
この本は昨日買ったばかりなのですが、内容のあまりの面白さに、ワールドカップの決勝戦を横目に見ながら読み耽っていたら、イタリアが勝つ前に読み終わってしまいました(笑 著者、劇団ひとり。「陰日向に咲く」です。 単刀直入に言います。 これは、この世に存在する本の中で一番面白いと思います!! さて、とても大雑把に自分の気持ちを表現したところで(笑)、次は少々長ったらしく、この本についての自分なりの解説を添えていきます。 傍から見れば、この本の中身はただの短編集です。特に斬新でもない、今までにもあったであろう、ごく普通の本です。 しかし、最初の話(1つ目の話)を読んだ直...
軽快な人情小説 本作品は、少し前に話題になった劇団ひとりによる連作短編小説集です。僕はバラエティ系のテレビ番組をあまり見ないので、芸人としての劇団ひとりは一度も見たことがなく、ましてやどのようなネタを持っているのかも分かりませんので、一人の新人作家の作品として読みました。 一読した感想は、素直に面白かったです。社会のマイノリティに向けた優しい視点と、きちんと笑えるエピソード(掲示板への書込みのネタとオレオレ詐欺のネタは結構笑えます)、最後にほろりとさせる展開で、心地よい読書に浸れました。これだけすんなり読めて面白いと思ったのは、近年ありませんでした。 また、各所で「上手...
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レビュー
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構成に感心しました。 Date:2010-01-10 おすすめ度 ![]() 本書は、「道草」、「拝啓、僕のアイドル様」、「ピンボケな私」、 「鳴き砂を歩く犬」の5つの話をまとめたものです。 最初の「道草」を読んで、次の「拝啓、僕のアイドル様」を数ページ 読めば、これら5つの話は一見独立しているように思える。しかし、である。 読み進めていくと、これら5つの話に出てくる人物が、他の話にもさりげなく、 所々出てくるのです。「ああ、あの話に出てきたあの人物は、この人だったんだ」 といった気づきが読み進める段階で得られます。なので、この本は最初から順に 読み進めることをお勧めします。 この本にでてくるどの話にも「オチ」があって面白く、人の心の中を文字化した ような分かりやすい語り口に惹きつけられ、何よりこの5つの話が有機的につな がっていることによって、人のつながりや関わりの広さを意識させる構成になって いることに感心しました。 映画化もされたこの小説。笑いあり、人の生き方を感じさせる場面あり、 また最後の「鳴子」には切ない気持ちにさせられました。 |
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憑依芸が得意な彼ならではの本! Date:2010-01-03 おすすめ度 ![]() 劇団ひとりさんの芸風を本に収めたのがこの1冊です。 タイトルの通り、陰日向に咲く主人公たちのキャラクターがとても上手く描かれており、その関係性も面白いです。 憑依芸が得意な彼なので、まさに1人1人乗り移って書いたのではないでしょうか。 全体としては切ないストーリーですが、その中に毒や笑いを忘れないところも流石だと思います。 |
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芸人小説の中で一番 Date:2009-12-25 おすすめ度 ![]() 数ある芸人さんの小説の中では間違いなく一番文学していると思いました。 劇団ひとりさんは才能豊かな人です。 人物描写のセンスに長けており、構成力もあるからこそ、このような連作小説が書けるのでしょう。 非常に満足のいく一冊です。 |
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“人生につまずいた時に読みたい1冊” Date:2009-11-09 おすすめ度 ![]() お笑い芸人・劇団ひとりの処女作。 登場する人はみな、生きる居場所・イミを探している。 本書の最大の特徴は、オチの明瞭さと先を掻き立てる曖昧さが1つになっているところだろう。 各短編でキレイに終わっているものの、時代も場所も違う世界の人々がどこかで繋がっていることが、まだまだ繋がっているんじゃないかと、想像力を掻き立たせる。 そういえば、ダウンタウンの松ちゃんが「お笑いで成功している人は映画や小説の分野でも成功するんですよ。お笑いってシーンの切り抜きだから」って言っていたのを思い出しました。 ■各章の概略 1.自由という名の逃げを選んだサラリーマン-「刺激」を探し、ホームレスになる。 「自由を追い求めていたのは、人生の辛さから逃げたくなったから、逃げる理由が欲しかっただけ。本当は社会との繋がりを保っていたい」 「自由に憧れていたのではなく、自由に憧れる人に憧れていたんだ」 「自由を欲しがるほど私は不幸な立場にいない」 「性欲もプライドも、私は何1つ捨てられていないことを知った」 「本当の自由を手に入れるためには捨てなきゃいけないものがあるはずだ」 2.一方通行の恋愛をしているアイドルオタク-「守りたい存在」 「アイドルへの恋愛は、一方通行であるために、拒否されることがない」 3.人に認められたいがために、素の自分を出せない女の子- 「人に認めてもらいたいために、たとえ嘘でも、夢を語るのって気分が良かった」 4.一発逆転のギャンブル人生を歩む駅員 「人生はギャンブル。 受験に仕事、人間関係や恋愛だって全てがギャンブルなんだよ。 全てに勝ち負けがあるんだ。 でも、決して悩みは負けじゃない。悩みは、まだ結果じゃなくて過程なんだ」 5.運命を追いかける女の子と真面目で不器用な男の子 |
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構成がとくに優れていた…… Date:2009-10-06 おすすめ度 ![]() 連作小説という構成を生かした小説でおもしろかった.小説の価値を再読の頻度ではかるとしたら,本書は上位に列するだろう.二回目に読む楽しみもある小説である.Overrunについては,諸氏の言う通りで,落とし穴を教えられていても,その穴に落ちてしまった感がある.良書だった. |


