火の粉 (幻冬舎文庫)
価格:¥ 800 (税込)
出版:幻冬舎
カテゴリ:文庫
ページ:577頁
JAN:9784344405516
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で30919位
おすすめ度:
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レビュー
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タイトルが響くんです。 Date:2010-01-03 おすすめ度 ![]() 火(面倒なこと)から逃げても、火の粉が降り掛かる。 凄く怖くて怖くて、夕方6時から夜中2時まで一気読みせずにはいられませんでした。 こんなに火の粉が怖いなら、火から逃げずに立ち向かう人になろうと思う。 何が怖いって、敵味方は変わらないのに、味方をちょっとしたことで疑い、自分の中で敵と確定してしまったこと。 こんなことじゃ、冤罪はいくらでも起こり得る。 |
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私の隣人は大丈夫かしら・・・ Date:2009-09-02 おすすめ度 ![]() 友人の薦めで彼の作品をはじめて読みました。 殺人事件ものはちょっと〜・・・ なんて思いながら読み始めたら、一気に徹夜して読んでしまうハメになってしまいました。 まず、ストーリーになみがあるわけじゃなく、ジワジワっと押し寄せてくる恐怖感がすごくいい。先へ先へと読みたくなる。 そして登場人物がいいと思う。心理描写がうまいのか、キャラに好感をもてたりイラだったりして物語の中に入り込んでいきました。 |
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読み始めてすぐ Date:2009-05-29 おすすめ度 ![]() ああこれはテレビ朝日の土曜ワイド劇場で観た作品の原作だと判りました。主人公の雪見さんは原沙知絵さん、その義母は朝丘雪路さん、義父は愛川欣也さん、隣人の武内は村田雄吉さん、他に柳沢慎吾さんらが出演されてました。なので結末まで承知の上読んだのですが、それでも充分楽しめました。作者のほかの作品も読んでみようと思いました。 |
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あまりにも身近でリアル Date:2009-05-28 おすすめ度 ![]() 登場人物が、裁判官を辞めて大学教授になっている一家の主とその妻、その息子は司法試験の浪人で、ある意味主人公はその浪人の嫁、その一人娘と、寝たきりの介護が必要な教授の母、その娘(教授の姉)…という感じの設定で、この一家がある人物のおかげでとんでもないことに巻き込まれ…という話なのだが、設定自体がどこにでもありそうな状態のため、ものすごくリアル。実際にそんな家庭があってそんな事が行われていても不思議ではない。 そもそも発端は、裁判官が一家惨殺の被疑者を「冤罪」だと判断し「無罪」にするシーンから始まる。その晴れて無罪になった元被疑者が偶然その裁判官(をやめて大学教授)の家の隣に引っ越してから、色々とおかしい事が起こり始める。 黒塗りの車が常に監視をしていたり、新聞社の名刺を持った男が聞き込みをしてきたり。当初は無罪だった犯人はやはり何かやっていたのか?と思ったり、一度このような形で世の中に出てしまった人は一生疑われるのです…という本人の悲しい告白があったり。 実際に教授の母親が亡くなったあたりから、変な雰囲気になり、しかしその元被疑者はどんどん過程の中に入ってきて、家族同様の付き合いになり…。 その元被疑者の高校時代からの友人の登場で一気に解決に向かうのだが、最後の最後には思わぬ人が思わぬことを…。 この元被疑者の性格が別に異常というのではなく、少し激しいだけでどこにでもいそうな感じという事で、もう話がリアルになっている。 相当分厚い本ですが、一気に読んでしまいます。それくらい読む人をひきつけれる作者の筆力に感服いたしました。ミステリーではまだ相当いい小説を書いてくれそうです。しばらく注目。 |
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緊迫した展開における人物描写が秀逸 Date:2009-05-09 おすすめ度 ![]() 裁判官の心理、義母の介護をする女性の心理、そこに嫁いだ嫁の心理、事件の被害者の心理、それらを巧みに描写しながら緊迫する物語が展開していく。「信じること」の単純さと難しさを絶妙に表現している。はらはらしながら最後まで一気に読んでしまいます。 |


