すべてがFになる (幻冬舎コミックス漫画文庫 あ 1-1)
イラスト 浅田 寅ヲ
価格:¥ 680 (税込)
出版:幻冬舎コミックス
カテゴリ:文庫
ページ:270頁
JAN:9784344810280
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で87464位
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レビュー
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犀川先生、萌絵のイメージが違うかな Date:2009-08-15 おすすめ度 ![]() 面白かったんだけど、自分が抱いていた犀川先生や萌絵のイメージと 大分異なり、違和感があった。自分の好きな小説の映画化やコミック化にはよくあることだから、それはしょうがない。 筋は小説で読むよりよく分かって、親切だなぁって思った。コミックから読むのもありかも。 |
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「密室」の探究者 Date:2008-04-28 おすすめ度 ![]() 有栖川有栖氏をして 「あんなことがトリックに使えるとは。自分なら冗談にしかできなかった」 と、言わしめた森博嗣氏衝撃のデビュー作のコミカライズ作品。 「数字の中で7だけが孤独」であるという謎めいた仄めかしから始まり、 「すべてがFになる」というメッセージに向けて収束していくスマートな構成、 そこに低体温で、ややシニカルな犀川創平のキャラの魅力が相まって、 多くの読者を獲得しました。 その一方で、森氏の作品はともすると〈理系〉というレッテルや 「キャラ小説」としての側面ばかりが語られがちなのですが、 決して従来のミステリの文法が無視されているわけではありません。 本作から始まる〈S&M〉シリーズでは、あくまでトリックを中心とした 本格ミステリの体裁がとられ、テーマとしては一貫して〈密室〉が扱われています。 〈密室〉とは、いわば近代的自我の内面の表象であり、 ミステリでは、その特権的で不可侵であるべき空間が 犯人と探偵によって解体されていく様が描かれます。 森氏は、そこにバーチャル・リアリティの概念を導入することで、 肉体と精神の関係性や人間にとって「内」と「外」とは何かについて、 あくまでミステリの方法論に則った思考実験を積み重ねていくのです。 |
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舞台の研究所や事件のトリックとして使われているシステム系統の説明が充分になされていないのが残念 Date:2007-09-02 おすすめ度 ![]() 森博嗣の同名小説の漫画化作品第1弾。 森ミステリのビジュアル化作品と言えば、 ゲーム版の『すべてはFになる』、皇なつき氏の『黒猫の三角』など 数々の『ハズレ』があったが、これはまぎれもない『当たり』である。 当作品の絵を初めて見た時には、主線のあまりの野太さ、白い紙面、 微妙に狂ったパース、恐ろしく長く太い睫毛、まるでマネキン人形を模写したかのような女性の顔などに 違和感を覚え、正直あまり期待できないと思ったが、それは杞憂に過ぎなかった。 この作家は非常に『魅せ方』についての発想とセンス、全体の構成力に優れており、 原作のエッセンスを十二分に抽出し、かつ独自色まで加えた素晴らしい作品となっている。 原作ファンの方には、強くお勧めできる一本である。 ちなみに主人公の犀川助教授だが、長身骨太な体格の上、 まるでパンクロッカーのような外見かつ常に不機嫌な表情に描かれ、 原作とはギャップがあるもののその圧倒的な存在感は原作の比ではなく、 これだけでも漫画化されて良かったとさえ思われる。 (かわりに萌絵のキャラが薄くなっているが…) |
