イギリス料理のおいしいテクニック

価格: (税込)
出版:柴田書店
カテゴリ:単行本
ページ:111頁
JAN:9784388058976
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エディターレビュー
   イギリス料理といえば、あまり芳しくない評判ばかりが先に立っているというイメージを持っている人もいるだろう。塊肉を焼いただけのローストビーフやフィッシュアンドチップス、お茶菓子のスコーンなど、日本で紹介されているイギリス料理はどれもシンプルで、作るにしてもフランス料理のように洗練された、複雑なテクニックは必要なさそうに思えるかもしれない。

   本書は、そんなイギリス料理を、調理のテクニックという面からとらえて紹介しているユニークな本。簡単そうに見えるイギリス料理も、実はしっかりとした基本の技あってこそのものだということが読み取れる。たとえば、一口に「肉のロースト」といっても、ただ塊肉を焼くだけの手法のほかに、フタをして蒸し焼きにするポットローストという料理法があり、そのなかでもさらに肉の種類や仕上がりのテクスチャーによって2つの方法があること、またそれぞれにぴったりの味つけをするためのハーブや詰め物(スタッフィング)があることが紹介されている部分などは、ただレシピを紹介しただけの料理本とは趣を異にする。

   またそれぞれのテクニックについて、なぜこのような方法がとられるのか、そしてその技をどう応用していくとよいかも丁寧に解説されている。「今日の晩ごはんは何にしよう」というときに開く本というよりは、よりイギリス料理を深く追究したい人に向いている研究書といえるだろう。(和久裕子)

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