地中海の覇者ガレー船 (「知の再発見」双書)
原著 Andr´e Zysberg
, 原著 Ren´e Burlet
, 翻訳 遠藤 ゆかり
, 翻訳 塩見 明子
価格:¥ 1,470 (税込)
出版:創元社
カテゴリ:単行本
ページ:190頁
JAN:9784422211480
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で480457位
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レビュー
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評価に苦しむ Date:2008-03-14 おすすめ度 ![]() この本はカラー図版をふんだんに使っており、入門編としては良くできている気がする。しかし『ガレー船』ということでひとつの船の形として特定した時に、入門編である必要があるのか悩みもする。これが例えば『西洋帆船の歴史』といった形ならば入門編でいいだろうが…。『ガレー船』をより深く知りたい向きには欲求不満のたまる内容ではないか、と思う。 レパントの海戦におけるガレー船の戦いについても、それ専門の本を読んだほうがいいだろう。 またガレー船徒刑囚として記録を残したジャン・マルテーユの回想録が中盤以降引用されているが、岩波文庫で予め読んでいた人にしてみればダブってしまい、退屈この上ないものである。 結局のところ、初めて『ガレー船』に触れる人にはいいかもしれないが、ほかで多少なりとも『ガレー船』に触れた人にはあまり薦められないかもしれない。 |
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全盛期から没落まで Date:2006-05-11 おすすめ度 ![]() 前半で中世からレパントの海戦までのヴェネツィア共和国、後半でフランス王国のガレー船をあつかう。それに併せてガレー船の特性と建造方、運用、そして海運におけるその位置である。そしてガレー船の大きな役割である海戦についてはそのレパントの海戦において詳しく述べられる。 後半はガレー船が海軍力の主力から滑り落ち、帆船が主体となった時代。-すなわち太陽>王ルイ14世の世紀-苦役と監獄になり下がったガレー船上の漕ぎ手の苦闘である。我々が>一般に想像するガレー船の陰惨さがここであますところなく語られる。 入門書であるので、図版、絵画等を多数配置することで、中世から近世のガレー船が容易に理解できるように工夫されている。 ただし、限界もあり、古代の三段櫂船や五段櫂船や同時代のスペイン当の他の海軍国のガレー船団に関しては割愛されている。 太陽王のガレー船団に関しては本書でも引用されている「ガレー船徒刑囚の回想」を読むことでさらに知識を深められることをお薦めする。 |
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レパント海戦が中心 Date:2002-07-22 おすすめ度 ![]() 前半部分はヴェネツィア共和国時代のガレー船の話である。 つまり、地中海世界の最強の戦艦としてのガレー船を オスマン帝国との最大の戦いであるレパントの海戦を 中心に解説されている。 そして、後半部分はブルボン朝期のフランスにおける ガレー船の話である。 その時代にはもはや軍船としてのガレー船は時代遅れになっており、 犯罪者への罰としてガレー船に乗せられてしまうという |


