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テクノロジストの条件 (はじめて読むドラッカー (技術編))

翻訳 上田 惇生
価格:¥ 1,890 (税込)
出版:ダイヤモンド社
カテゴリ:単行本
ページ:295頁
JAN:9784478300725
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レビュー
良書だと思います。 Date:2009-04-01
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1880年から70年間の生産者革命により、生産性が50倍に増加しました。それをもたらしたのがアメリカ人のフレデリック・W・テイラーでした。彼は知識を仕事に適用し、仕事は分析することにより一連の反復動作に分解し、道具、行程、製品に応用され、熟練工ではなく誰もがたやすく仕事ができるように指導しました。それにより労働者は豊かになり、医療費が0%から12%に、教育費が2%から10%以上に増大しました。

生産者革命を見落としていたのがマルクスです。労働者は資本家から疎外され、搾取され続けることはありませんでした。資本家が打ち倒されることもありませんでした。そして資本主義における資本家である株主は年金や投資ファンドのような労働者のものとなり、資本主義の時代が終わりました。

今日のところ、テクノロジストによる競争優位を実現しているのはアメリカだけです。1920年頃にアメリカで各地で設立されたテクノロジスト教育のためのコミュニティ・カレッジは、理論的な知識と肉体的な技能の双方を教えるものです。現在のところ、アメリカのコミュニティ・カレッジに相当するものは、世界中どこにも存在しません。日本やドイツのような先進国は急速にアメリカに追いつく可能性があります。新興国や途上国のほとんどは、追いつくためには数十年を要します。なぜなら、第一に、テクノロジストの教育は資金を必要とします。第二に、それらの国では、手を使って働くことが軽視されているからです。

グーテンベルグの印刷革命、産業革命、生産者革命に続く革命が現在起きている情報(IT)革命です。今後20年間に相当数の新産業が生まれると予言しています。それらの多くがIT、コンピューター、インターネット関連ではなく、たとえばバイオテクノロジーや魚の養殖のようなイノベーションだと考えているようです。
ぜひ読んで! Date:2006-02-02
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 初めてドラッカーを読みました。
内容は簡単ではないですが、具体例が多く理解しやすい。
和訳がとてもわかりやすく、初めての人でもすんなり読めると思う。
特に若い世代に読んでもらいたいですね。
読み応えのあるビジネス書を探してる人はぜひ!!
ビジネスマン以外の人も楽しめると思いますよ。
7000年後の課題にいかに対応するのか。 Date:2005-11-17
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この本はハウツーものや何かを解説したものではなく哲学書だな、という印象をまず強く受けました。

非常に深みがあり、養分を与えてくれるような内容でした。

灌漑都市の成立を人類最初の変革だと捉えそこから農業、産業、医学と革命が続き、
現在がさらなる革命期にあるとしています。

そんな中で

技術=システム

と考え、あらゆる部分とあらゆる活動がからみあう有機体と定義している点や、

イノベーションを

"物事を新しい方法で行うことによって資源のもつ富の創出能力を増大させること"

と定義し 

イノベーション≠発明

としているところが非常に印象的でした。

イノベーションを技術的なものに限定して考えてはいなかったものの、何かすごい
考え方を持った人がひらめくような、空から降ってくるようなものに近いと捕らえていた
部分があったため非常に参考になると共にイノベーションは適切な機会に適切な方法で
計画的に行っていかなければ、どのような組織であっても自分の属している組織が
存続の危機にさらされてしまうのだと思いました。

また歴史を振り返ってみるとIT革命だけが特別な革命ではないのだとも。

現在の技術の変化は一定の範囲だけでなく社会構造も変えてしまうような大きな変化
ですが、その波にしっかりと対応していく備えを常日頃から行わなくてはいけません。


残念なことにドラッカー氏は先日亡くなられ、今後新しい本も出ないのかと思うと
余計に思い入れが強くなる一冊でした。
トホホ、ペーペーの及ぶところでは、なかったです Date:2005-10-04
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技術と社会、文明とのかかわり、これまでの技術進歩と、人類・社会・マネジメントの変化、技術進歩とイノベーションの関係、技術と企業との関連、あるいは企業の技術戦略、資本主義とイノベーション、企業と知識、イノベーションのマネジメント、技術戦略、知識労働者の生産性向上、ベンチャー企業のマネジメント(組織、製品、市場)、ベンチャー企業の成功要因、イノベーションをおこす手順・・・これらの内容が、ごっちゃごっちゃに書いてあります。(個人的には)、決して読みやすい本では、なかったです。

また、これだけ範囲の広い本で、また、視点も高く、ペーペーには、理解の及ぶところでは、なかったです(トホホ)。
ある程度の規模の組織をマネジメントする、あるいは組織の方向性を考える立場であれば、参考になるのかなぁ、と思いました。

異色の切り口と感じました Date:2005-08-20
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ドラッカーが書いたといえばとりあえずは手に入れることにしていますが、しばらく新しい本もでていなかったためノーマークになっていました。書店で見かけたときは、まず題名に目がとまってそのあとドラッカーと気づきました。一応、数十年その系統の教育をうけ仕事をしてきたからです。
 今回は、いつものドラッカーとは幾分趣きの異なる切り口になっているのではないでしょうか。”はじめて読むドラッカー”シリーズの既刊3冊は、過去の著作の再整理といえるものだと思いますが、本書で扱った”技術”という切り口ははじめて味わったような気がします。
 「科学」と「技術」との関係、「文明」「歴史」における「技術」の意味、「技術の導入にかかる時間」と「技術の普及にかかる時間」の識別、など、いつもどおり多くの示唆をもらいました。
 本書のような世界観で技術をとらえている経営者と仕事をする機会がもてれば、自らの成長につながるのだろうと感じました。
 念のためあえて最後に書いておきますが、名が体をあらわすとするならば本書の名称は「経営者はテクノロジーをどう扱うべきか」といった表現が正確ではないでしょうか。テクノロジスト側の条件という視点で書かれているわけではではないようです。
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