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クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?

価格:¥ 1,680 (税込)
出版:ダイヤモンド社
カテゴリ:単行本(ソフトカバー)
ページ:384頁
JAN:9784478420454
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エディターレビュー
   ベストセラー『ザ・ゴール』に続くゴールドラット博士によるシリーズ待望の4作目。テーマはTOCによるプロジェクトマネジメントである。

   本書でも一連の作品と同様に、既存の手法が通じない経営問題に直面する主人公がTOCに出あい劇的な成果をあげるという、「コストワールド」から「スループットワールド」への転換を興味深く描き出している。その「世界」を体験させてくれる大きな役割を果たすのが、定番の小説スタイルといえよう。

   ストーリーは、大学のエグゼクティブMBAのクラスを舞台に繰り広げられる。主人公の教授と、各業界から現行のプロジェクトの納期短縮といった使命を帯びて集まったプロジェクト・リーダーらが、議論を戦わせながら現実的なソリューションを求めていく。

   プロジェクトの問題点はここで総ざらいされる。納期直前まで作業を始めない「学生症候群」、結局は無駄になる「セーフティー(時間的余裕)」、あるいはクリティカルパス以外の作業の開始時期、プロジェクトの評価基準などだ。TOCはそれらを見事に解決するが、同時に、クリティカルパスの変化やマルチタスク(掛け持ち作業)による人的リソース不足といった実行段階の問題を解く新たな視点も要請する。それが「クリティカルチェーン」である。

   謎解きのような展開にはやや焦らされるが、具体的な事例をもとにプロジェクトマネジメントの基本を順に追うことができるのはよいトレーニングになる。エッセンスがつまった部分としては、取引先との納期の交渉シーンなどが見ものである。読者を限定しない1冊で、これでTOCはさらに浸透するだろう。(棚上 勉)

レビュー
何度も読み返して見たくなる一冊 Date:2009-12-29
おすすめ度
 ゴールドラッド博士のTOC理論小説第4段。主役はMBAビジネススクールで教鞭をとる教師だ。プロジェクトマネジメントを社会人向けに講義する。製造現場のプロジェクトマネジメントで問題となるクリティカルパスの守り方と、複数プロジェクトでリソースの奪い合いになった場合の考え方(クリティカルチェーン)が示される。

 4冊目ともなると登場人物も多く、それぞれが抱える問題もプロジェクトマネジメントだけでなく、購買部門が如何にサプライヤーに納期を守ってもらえるか、工期を短縮することのインセンティブが無い建設会社が工期を守ることによる差別化を行うには、など様々な問題が盛り込まれている。

 単に言葉と概念を学ぶならば、岸良裕司氏の『「よかれ」の思い込みが、会社をダメにする―飛躍的成長を実現する全体最適のマネジメント』でも良い。ただ、小説形式のほうがなんとなく頭に残るから不思議だ。内容が被っていても両方を読むことをお勧めしたい。
『未来の事は誰にもわからない』 Date:2009-12-21
おすすめ度
クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?

小説仕立てでとても読み易いのがGOOD。
新製品開発、建設、ソフトウエアに代表されるプロジェクト開発。
これまでは見積りや工程管理等の精度を高める方向に進化していたが、最近トラブル事例が増えてきているのが現実です。
進化の方向に?を抱き、”タイムマシーンが無い限り、未来の事は誰にもわからない”をキーワードに、
今まで考えても見なかった視点でプロジェクト管理の方向性を問い掛けています。
・学生症候群
・早期完了の未報告
・悪いマルチタスク
といった人間系で理論的に説明がされています。
目からウロコ、になること請け合いです。
制約理論はプロジェクトマネジメントにも適用が可能なのか? Date:2009-09-21
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小説です

社会人大学において、先生と生徒が一緒になって
実際の現場−ITプロジェクトの現場−に
適応できる手法を学んでいくという物語です

..とにかく有名な本なので
「この本を読んで、制約理論(クリティカルチェーンの源である理論)を勉強するぞ」と
気合を入れる人も多いかと思いますが
なるべくリラックスして読むことをお奨めします
その方が精神的にもいいし
多くの気づきを得られると思うので..

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
著者の提唱する制約理論は
はたして、プロジェクトマネジメントにも適用が可能なのか?
答えは、やはりYESでした
TOCのまとめ Date:2009-06-07
おすすめ度
シリーズ4作目。
TOCをプロジェクトマネジメントに応用する。
そのために、今までに学んできた、TOCの基礎、思考プロセスなどの考え方をフルに活用する。
それらの考え方も作中できちんと解説されているため、今までのまとめのような内容。
内容的にもシリーズ集大成と言えるでしょう。

今まで私たちは、「お金」か「時間」のどちらか、1次元でしか見ていなかった。
これからは、「お金」と「時間」の両方、つまり2次元的に物事を見る必要がある。
シリーズを通して、主張はほとんど同じだ。
今作は、特にその主張が明確に描かれている。

気軽に読めて、学ぶべきことが多い良書。
このシリーズの中でも、個人的にお気に入りの一冊です。
デス・マーチにならないための一つの回避策・・・ Date:2009-01-19
おすすめ度
 TOCの考え方をプロジェクト・マネジメントに適用しました。これはなかなか面白いです。

 これまでプロジェクト・マネジメントはいかに関係者間を調整するかが鍵だと思っておりましたが、科学的な手法が使えるということは改善の見込みが大いにあります。

 ぜひとも、試してみましょう。
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