データはウソをつく―科学的な社会調査の方法 (ちくまプリマー新書)
価格:¥ 798 (税込)
出版:筑摩書房
カテゴリ:新書
ページ:169頁
JAN:9784480687593
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で6770位
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社会調査で騙さないように、騙されないように気をつける点を挙げている本です。 騙さないようにするために、データ変数の取り方やアンケート項目の作りこみ方が 紹介されています。例えば、2つの変数に相関があるときは… ・調査方法に問題がある ・2つが確かに因果関係に..
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レビュー
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社会科学入門 Date:2009-11-09 おすすめ度 ![]() 本書は社会科学入門みたいな感じでしょうか。読みやすい本であります。印象に残ったのは、5章の最後の方にあった、マニュアルを作る人間とマニュアルに従う人間のところですね。できれば、マニュアルを作る人間になりたいですね。 <章ごとの内容> 第1章 社会科学における「事実」認定プロセス ・社会科学の真実は常に蓋然性を含み、ピュアな証明ができない。 ・時間、空間、文化の差異による制限が加わる 第2章 マスコミはいかに事実をねじ曲げるのか ・相関関係とは、変数の一方が変化するとき、もう一方の変数の変化がランダムでない関係 ・因果関係とは、変数の一方の変化によって、もう一方の変数の変化を引き起こす関係 第3章 実際にデータを分析してみよう―カフェインと心臓の健康度 ・GIGO(ゴミを入れたら、結果もゴミ) ・正しく資料を集めても、オペレーションが間違っているなら、やっぱりゴミが出る。 第4章 質問票作りのむつかしさ ・文は平易な文章で、わかりやすさを旨とせよ。 ・答えにくい質問は後のほうへ 第5章 リサーチ・リテラシー(数字や事実を正しく読む能力)とセレンディピティ(ごみ資料の中から本物をかぎ分ける能力) ・マニュアルを作る人間とマニュアルに従う人間 ・数字を過信しないこと。疑うこと。 |
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モデルの検証の仕方から構築の手順まで Date:2009-05-20 おすすめ度 ![]() 情報があふれる今の世の中。情報に対するフィルターの能力が求められていると思う。自分が最適なフィルターを持っているかを確認したくて購入、通読 読んでみると、仮説がどのように認められて事実になるかのプロセス、あふれる情報に対するフィルターの解釈の仕方、論理を作成するときのデータの使い方と新しいモデルの構築方法などを記載してくれている。おもしろかったのは著者が全編を通して自分の頭で考えて現状ある情報にフィルターを掛けるべきだと述べているところだ。現在のあふれる情報に対しての対抗策として有効だとおもうし、自分の中で考える習慣をつけるきっかけになる。また、まだ発信されていない情報にこそ価値があるといっているのも非常に面白い。 今の世の中でだまされないように、事実を検証するすべを学ぶことができる書籍になっていると思います。 |
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タイトルからは、期待はずれでした。 Date:2008-12-30 おすすめ度 ![]() 本書では、「誤った方法」「悪質な方法」としてデータでウソをつく例が紹介されている。 マスコミはテレビであれ新聞であれ、結局のところ送り手に「客観的事実」は無く、全てのデータは「報道姿勢」のフィルタで歪められているという。社会科学のデータで客観的に正しいといえるのは至難だと思ったほうが良いくらいだとさえ言う。 実際、内閣支持率の数字にしても、マスコミによって偏向とも言える特徴があることは、よく知られえいるし、各種世論調査も設問の仕方によって結果は大きく違うことがよくわかる。 また、グラフや見出しやイラストによってもマスコミは読者を自らの思う方向に誘導しようとしていることもよくわかる。 本書は、私の好きないしいひさいち氏の四コマ漫画もうまく使って読みやすくしようという工夫もしている。 ただし、タイトルから受ける印象と比較すれば内容が社会調査のある一定部分に限られていることは非常に残念であった。学生が専攻している分野の参考にするには良いであろうが、忙しい社会人がわざわざ読む価値があるかどうかは疑問がある。 |
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数字を決して過信しない、それだけに頼らない、常に疑う Date:2008-12-07 おすすめ度 ![]() 『「社会調査」のウソ』の続編。情報が溢れる現代の中で、どうやって 本物と偽物とを見分けて、どういう態度が必要かについて語る本です。 「マニュアルに従う人ではなく、作る人になって欲しい」いう若い世代 への著者の思いが伝わってきます。 第1章で「事実の認定プロセス」について語った上で、第2章でマスコミ へ検証の目が向けられます(タイトルからして「マスコミはいかに事実 をねじ曲げるか」と厳しい)。この2つの章だけでも読む価値は十分ある と感じました。 第5章では、現代に必要な能力として、1)教養、2)リサーチ・リテラシー、 3)セレンディピティ(本物を嗅ぎ分ける能力)をあげ、「自分の頭で考 え、決断し、それを実行して欲しい」と訴えます。 「多くの例において、テクストが理解ひ不能に見えるのは、他でもない、 中身がないという見事な理由のためだ」というアラン・ソーカルの言葉 の引用に、著者の強い反骨心を感じました。自分で考える、この当たり 前の行動の必要性を再認識することができる本です。 |
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前作とほぼ同様 Date:2008-09-19 おすすめ度 ![]() 「社会調査のウソ」と内容がかなり重複。どちらか一冊で十分だと思う。 本書より、「社会調査のウソ」の方が、丁寧・辛辣・痛快な気がするのは私だけだろうか? ただユニークなのは「いしいひさいち」氏の4コマ漫画を事例に使っていることだ。 4コマ漫画に込められた「いしい」氏の「凄さ」が本書の内容より印象に残ってしまった。 |



