人生の教科書[ロボットと生きる]

価格:¥ 1,620 (税込)
出版:筑摩書房
カテゴリ:単行本
ページ:222頁
JAN:9784480860675
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エディターレビュー
   中、高校生以上を対象に、身近な話題をもとに社会の仕組みを教えたシリーズの第3弾。今回は理科がテーマである。といっても、「ロボットと生きる」というタイトルが示すように、社会的な意義にも留意したうえで、理科的な考え方と実践を解き明かしているのが特徴だ。

   第1章では、回転寿司を握る寿司ロボットに始まって、手術を支援するものや、災害救助ロボット、そして人間型ロボットまで、過去から現在わたるいろいろなロボットを紹介する。すでに社会のさまざまな場面でロボットが活躍しているのにはあらためて驚かされた。

   第2章はホンダのヒト型ロボット「ASIMO」を取り上げたのち、ロボットとヒトとの未来を考察。偉大な成功を遂げた技術者の一喜一憂が自分のことのように伝わる「ASIMO」開発物語は、まさに藤原氏が「試行錯誤が本質」という理科の醍醐味である。

   最後の第3章は実際に高校で教鞭をとる門田和雄氏による仮想理科授業だ。この章は理科嫌いにはかなり厳しいはず。学問としては最低限のレベルであるものの、文章はまさに「教科書的」。図や写真を使うなどして、もっと噛み砕かないと中学生や理科嫌いはさすがに読みこなせないだろう。

   序章で藤原氏は、本書を書いたのは日本に蔓延する理科離れを食い止めるため、と書いている。だとすれば、全体にもう少し親切な編集が必要ではないか。各章の最後にあるコラムの完成度もばらばらだ。広い視点から理科の本質をしっかり捉えた部分が面白いだけに、なおさら惜しい。(齋藤聡海)

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