バランスシートで読みとく日本経済

価格: (税込)
出版:東洋経済新報社
カテゴリ:単行本
ページ:254頁
JAN:9784492313145
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エディターレビュー
①冒頭失われた十年間の自殺者と完全失業者の推移表が現れる。1998年の増加が、それ以前の倍近いことが提示されている。読者は1998年になると自殺者がなぜ倍になったのかと疑問に思うだろう。そして、いまから5年前の状況を思い起こそうとする。 本書は、家計、法人、銀行、生命保険、年金、日本銀行、資金循環、等々について、それぞれのバランスシートを提示し、それに基づいた分析を開陳する。時価会計導入後の企業会計とそこにおける退職給与引き当て、さらには、企業年金の苦悶、そして、基金の解散。  低金利政策は国債投資のみを誘発し、資金循環を有効に生かしきれていない。それはなぜか。日本経済はこの10年で「投資抑制型」へと変貌してしまったという。銀行不良債権処理についての歴史的分岐点をむかえようとしている現在、歴史的屈折点での判断を確実な物としていくうえで、本書は的確な材料を提供してくれる。 ②第1章でマクロ指標を用いて示されるように、1990年代から今日にかけての日本経済の低迷は、資産デフレ・倒産の増加・自殺者の増加をもたらし、財政赤字の拡大と低金利を産み出している。本書は「規制緩和の名のもとに、あれほどまでに精緻に設計されていた日本経済のしくみはこの10年でずたずたに破壊されてしまった。」という問題意識を持ちつつ、まずバランスシートという切り口で個人・事業法人・銀行・生保・年金制度・日銀について10年間の動きを分析する。その過程で時価会計移行が混迷の一因であることを指摘する。
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