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おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)

イラスト 田畑 精一
価格:¥ 1,365 (税込)
出版:童心社
カテゴリ:-
ページ:77頁
JAN:9784494006069
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エディターレビュー
   さくら保育園では、何度注意されても言うことを聞かない子は真っ暗なおしいれに入れられて、あやまるまで出してはもらえない。おしいれの奥に広がる夜の街で、不気味な「ねずみばあさん」と遭遇したさとしとあきら。「さとちゃん,てを つなごう」。お互いの手のぬくもりに勇気をもらって、ふたりの大冒険が始まった。

   子どもだけでなく、成長する大人の姿もきちんと描かれているのが本書の魅力のひとつ。さとしとあきらがおしいれのなかで戦っている間に、おしおきをしてしまった先生も心のなかで自分と戦い続け、最後にきちんと答えを見つけている。

   友情について、しつけについて、多くのことを考えさせられる絵本である。だが、まずは「おしいれ」というこわくて不思議な空間と日常に潜む冒険の世界を、わくわくしながら楽しみたい。絵は、基本的に鉛筆だけで描かれている。その白と黒の世界に、ほんの少しのカラーページが差し挟まれ、暗闇に幻想的な光が射す瞬間が美しく効果的に表現されている。(門倉紫麻)

レビュー
小さい頃から大好きな絵本です Date:2009-11-12
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なぜでしょうか…
幼稚園の時から大好きな絵本の一冊です!

表紙はおしいれの中が描かれているので、小さい頃はちょっとコワカッたのを覚えています。

押し入れの中は自分空間のようで好きでしたけどねでも、おばあちゃんチみたいに昔ながらの押し入れはコワカッた覚えがあります

多分誰しもあったのではないでしょうか… 『あの先生コワイ』『幼稚園のあそこコワイ』などなど!
『あそこは好き〜』なども。
そんな幼い日の事を思い出させてくれる絵本です

題名のとおり、おしいれのぼうけんが書かれています。子供の勇気や友情などがうまく書いてくれてありますよ。

子供に読んであげたら、『家のおしいれにもおるの』『見てみる』など楽しいと思います。仲には『おしいれこわい〜』って開けれなくなる子もいるかもしれませんね。

私の子供にも、こんな素晴らしい冒険してもらいたいな…
体罰がだめ、という今だからこそ Date:2009-01-15
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文章が長いので、子供が寝る前におかあさんが読む本としてはややつらいかもしれません。
ちょっとベッドサイドで読んであげたい、という方には不向きです。
幼稚園くらいの子供が自身で読めるようになるために、また読めるようになってから手渡してあげるべき本です。

子供向けのファンタジー小説です。
先生に怒られた罰として入れられた押し入れ。そこは幼稚園児の恐怖の的です。入れられたが最後、誰もが恐怖で泣き叫ぶ「独房」です。その日常と非日常のはざまから、いきなりトンネルがひらいて他の世界へ踏み出してしまったり、手に持っていた汽車が走り出したりします。
のび太の部屋の畳の下に、いきなり異次元空間を飛行する宇宙船の扉が開いたようなインパクトです。

喧嘩したはずの友達にたからものを渡して勇気づけてあげる友情や、恐ろしいものに立ち向かう勇気など、冒険好きの男の子には堪えられない内容です。幼稚園では大ブームで、「おしいれをつくってください」と園長先生に詰め寄った幼稚園の自分たちが忘れられません。当時交換したミニカーは、いまでも大切にしまってあります。
最後には、押し入れに入れられたことで二人の子供たちは深く反省し、そして友情を確かめ合います。押し入れに入れられても泣かなかった二人の勇気に、他の子供たちや先生も二人をたたえます。子供が成長する瞬間です。

ペナルティに対する親の不満などが大きくクローズアップされる世の中です。娘が通う幼稚園では、先生に怒られることはほとんどないそうです。この本はある意味「押し入れに閉じ込める」という体罰を容認していますが、ペナルティがなければ反省できない子供は存在します。子供時代にペナルティを受けずに育った人が、どうやって大人になってからのペナルティを受け入れられるのでしょうか?

体罰の是非が問われる世の中だからこそ、厳しく罰せられることによって大きく成長する子供の姿を、是非とも自分の子供達には知ってもらいたいものです。
素敵な物語です。でも、読み聞かせには、ちょっと難しいです。 Date:2009-01-07
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この本についてはいろいろとよい評判を聞いたので、
子供たち(3歳と5歳)に読んであげようと思い購入しました。
とても素敵な幼稚園児の冒険絵本だと思います。
ただ、子供たちに読み聞かせるには、一文一文が少し長いので
すこし読み辛いです。ということで、星は4つ。
私が子供たちに読んであげるときには、文字通り読まずに
分かり易いように、文章を単純にして読んでいます。
よい本ではあるが Date:2007-11-03
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かなり前、小学校低学年の時に読んだ。いまだに覚えているところを見るとよほど感動したのかとも思えるが、必ずしもそういうわけではない。
当時のことははっきりと覚えている。この本は小学校の先生が絶賛していて・・・クラスの文庫コーナーにおかれた・・・皆が我先に!と読んだので、なかなか順番が回ってこなかったことを覚えている。皆が読み終わった頃、喜んでこの本を家に持って帰って読んだ。

確かに面白くて夢のある本だったしかし、私が年齢的にいきすぎていたのか(確か当時8歳)、分量が少なく、子供心に広がりがいまいちだと感じた。(もっともっと発展性があればなー、と子供ながらに感じた)
先生は「最高だろ」みたいなことをいうが、実はそこまでではなかった。期待が大きすぎたからなのかもしれない。
同時に、本当に本を沢山読んだ幼少時代をおくった方の中には同じような感想を持った方もおられたのではないだろうか。

小学校1年くらいまでであれば最高の本かもしれない。

子供に受け継ぎます Date:2007-10-03
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子供のころ何度も読んだ本で、子供の本にして表紙の黒々とした
ただならぬ感じ・・、これだけでもかなりの迫力でしたが、
内容もスリル満点、子供の心理をよくついてるな〜と今、読み返しても思います。
これほどドキドキしながら読んだ本はありませんでした。

トイレが怖いのは夜だけですが、昼間でも夜でもこわい究極の場所、
そんな「押入れ」から冒険がスタートします。
押入れのしみが「なにか」に見えたり、子供の時によく感じていたことが満載で
今読んでも、うんうんと納得してしまいます。
子供の目線でしっかり書かれているので、子供にも迫力満点です。
そして、主人公のいざというときに強い男の子も素敵です。

大人になったら怖くも何ともないこと、
きっとそれは子供にはまだ日常に未知にあふれているからで、
そのような未知の世界に対して広がる子供の想像力の大きさが
この「おしいれのぼうけん」にぎゅうぎゅう詰まっています。
親も子も楽しめるいい本です。

でも最近の家では、子供にとってはこわ〜い?押入れが、
段々なくなってきているのが寂しい限りです。
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