こんなサッカーのコラムばかり雑誌に書いていた。 (サッカー批評叢書)
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ユーズド:¥ 139より »
出版:双葉社
カテゴリ:単行本
ページ:367頁
JAN:9784575291995
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で783489位
おすすめ度:
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エディターレビュー
この人のサッカー愛は、あまたのサッカーファンや評論家をねじ伏せる静謐なパワーを持っている。本書は、1999年夏から2000年末まで週刊サッカーマガジン誌に掲載されたコラム「バックスタンドの眼」を主体とする批評エッセーである。著者が1960年代から続けているサッカー観戦を通した生の知識と思考が生きており、一般的なサッカージャーナリズムが拾い損ねた側面に丹念な目配りを示している。「情報飽食時代の只中で、その著者ならではの個性を輝かせることは針穴に糸を通す作業に等しい」と著者自身は述べているが、本書はその難しい作業を十分にこなしており、「金切り声を簡単に発しない蹴球退屈男」であるディープなファンに楽しみを与えてくれる。
日韓OB戦、エポック社のサッカーゲーム、Jリーグ中堅選手の訃報、1980年代の日本人欧州プロ対決、弱すぎる甲府をはじめとするJ2チームへの愛情、印刷物フェチとしてのパンフレット類の収集、サッカー離婚、女子サッカーやフットサル、totoに関する先行取材と研究、Jリーグ日程作成の秘密、独特のスタンド観戦術、Jリーグ選手協会訪問など、着眼点のおもしろさを挙げればきりがない。その博覧強記ぶりには驚かされるばかりだが、著者の観戦と批評のキャリアからすれば、もっと独断と偏見に満ちてもいいから論考的内容が増えることを期待してしまう。それほどまでに、サッカーのフェティッシュ(マニアックな愛玩対象)が満載された充実のコラム集である。(松木晃一)
レビュー
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一歩引いたところから、シニカルに、時として饒舌に Date:2008-06-29 おすすめ度 ![]() コラム集である。1999年-2000年にかけて雑誌「サッカーマガジン」に連載されたものを中心に編まれている。 コラムというと、無知モーマイな民衆に偉いセンセーが教えを垂れる、てなノリになりがちなんだけど、本書にはそんな説教臭さが比較的希薄である。 「その代わりやけにスノッブで、澄ましてるじゃねぇかよう」という意見が聞こえてきそうですが、好き々々ですな。それが著者の持ち味なんで。 1953年生まれで暗黒のJSL時代を知る著者の持ちネタは、Jリーグ、ヴァンフォーレ甲府、等々力&駒沢競技場、toto、スポーツ行政など多岐だが地味で、モロにセグメント化したテーマ。「今ローマでこの原稿を書いている」みたいな嫌ったらしいノリは皆無。 ただ、興味ない人にはまるでお呼びじゃないオタクネタばかりかもしれないかもしれんけどね。 でも僕みたいな、おじさんサッカーファン(サポーターにあらず)にはたまらんのだよね。このヒトの文章。 一歩引いたところから、シニカルに、時として饒舌に。「佐山ワールドが横溢」(本書帯より)する快著です。 |
