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サッカー移民―王国から来た伝道師たち (サッカー批評叢書)

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ユーズド:¥ 2より »
出版:双葉社
カテゴリ:単行本
ページ:301頁
JAN:9784575296020
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で656300位
おすすめ度:

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レビュー
ブラジルと日本のサッカー深層潮流 Date:2003-12-22
おすすめ度
 この本は日系二世、三世たちがブラジルで助っ人としてスカウトされてくる話と、純粋な(?)ブラジル人が日本で助っ人にやってくる話を交互に、歴史を追って物語ってくれます。

 で、分かったのは、ネルソン吉村さんをはじめとする初期の日系二世たちはAUSP(二世連合会)という組織でつくっていたリーグに所属していた選手から引き抜かれたこと。そしてヤンマーがその嚆矢となったのはブラジルに工場を持っていたからなんですね。そしてジョージ小林、パウロ横山などをへてコリンチャンスに所属していた本当のプロだったセルジオ越後さんが続きます。

 この後、セレソンのキャプテンをつけていたオスカーをはじめ、続々と本当のスター選手たちが日本リーグ、そしてJリーグに参加し、フランス大会の前ぐらいになると、セレソンの半分ぐらいが日本でプレーすることになるーという歴史が刻まれるんですね。

つまり、アマチュアながらも当時の在日(?)日本人選手よりも遥にテクニックが優れていたブラジル在住の日本人が、日本人選手の心の壁(どうせオイラたちはサッカー下手)を壊し、ブラジルに戻ってからも選手を発掘し、さらには代表クラスの選手までツテを広め、最終的にはセレソンの半分以上がJでプレーするようになったという深層潮流を描いていること。

 情報としてありがたかったのが、日産で選手・監督として活躍したブラジル代表キャプテンだったオスカーがサウジアラビアで主に監督の仕事をしていることや、同じく横浜のマリーニョがかなり本物のクラッキ(天才)だったということを知ったことでしょうか。

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