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食堂かたつむり

価格:¥ 1,365 (税込)
出版:ポプラ社
カテゴリ:単行本
ページ:234頁
JAN:9784591100639
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で5191位
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 食堂かたつむり [ 読書三昧 ] at 2008-06-02 13:33:04
食堂かたつむり 小川 糸 これ、なんかいろんなところで評判がよさそうなことを見聞きするので、読んでみることにした。 同棲していた男に突然、全財産を持ち逃げされ、しゃべることができなくなった女。 物心ついたころから嫌いで、長年寄り付かなかった母親の住む実家に戻る。 一文無しになった彼女は、実家の離れを借りて食堂を開く。 そのうちに母親との確執が解けていくっていうようなハナシ。 まぁ、料理の細かな描写がされていて、それがなんだかおいしそう。 なんだけど、意外とどんな味なのかは想像しにくいっていうか……。 なんだろうねぇ。 この浮世離れした感じは。 ここに出てくる人たちもそうだし、出される料理もそうだし。 生活観というかリアリティがなくって。 この小説、読み始めたころはなんとなく「かもめ食堂」を連想させた。 女が一人で、自分の好みのお店をコツコツと作り出していく感じのところで。 だけど、しばらくするとあまりにも夢のように都合が良すぎる展開ばかりで、このあたりになってくるとイメージは「よしもとばなな」風になってきて。 トドメは豚の屠殺シーンかな。 言いたいことは分からなくはないけど、やっぱりそんなに詳しく書いてくれなくても。 一心不乱に肉の処理をしている様子を、すごく柔らかなイメージで書いているんだろうけど、アタシにはやっぱりホラーな想像が浮かんでしまう。 祖母と母と娘という3代にわたる女系家族。 彼女らのそれぞれの思いとか、行き違いとか、増幅されたイメージとか。 そして小さな誤解とか思い込みからの印象が、絡まった糸が解けるみたいにほどけていく感じ。 その感じは割といい感じに描かれてるんだけどね。 なんだか共感できるトコもあるし。 なんといっても、こうやって毎日毎日、小さなことをひとつひとつ丁寧に感じ取りながら生きて行きたいと思うし。 う〜ん。 悪くはないし、嫌いでもないけど、また読みたいと思わせるような感じでもない。 あまり印象に残らないのかもなぁ。 いっそ、単純に絵本風の料理本とかにしたほうが素敵かもしれない。 商品の詳細 単行本: 234ページ 出版社: ポプラ社 (2008/01) ISBN-10: 4591100634 ISBN-13: 978-4591100639 発売日: 2008/01 JUGEMテーマ:読書
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レビュー
期待が大きすぎた・・・。 Date:2010-02-07
おすすめ度
正直、かなり期待はずれでした・・・。
本は割と読む方だと思いますが、丁寧に書かれているという印象を持てませんでした。

それでもはじめの辺りはまだ良かったと思いますが、後半の展開はかなり腑に落ちないものがありました。
読み始めたから一応最後まで読んだという感じです。

個人的には、もっと掘り下げた小説の方が好みなので、心に響くモノが少なかったかなと思います。
全体的にまとまりがなく、浅い印象でした。

期待していただけに、残念!!
これはちょっと… Date:2010-02-04
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ページをめくる度に作者が自分の世界に酔ってるなぁ〜って感じました。
自分の世界観を押し付けてくるって感じです。
一文一文の言葉の運びが自分には合わなかったです。
何も考えずに読むにはいいかもしれません。
初めて途中で読む事をやめた本 Date:2010-02-02
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文章云々よりも、まず下品。ちょこちょこ必要のない卑猥な表現が出てきます。
後半の豚の解体あたりから読んでいません。

まず、物語のはじめから設定に無理がありすぎです。
恋人に全てを奪われて逃げられても、働いているんだから頑張ればそのまま暮らせるんじゃないでしょうか。
(来月分の家賃も払っていたようですし)。
悩みもせず、なぜわざわざ折り合いの悪い母の所へ帰る選択をしたんでしょうか。
お店を始める事だって、本来ならとっても難しい事なのに、都合よく食材が揃っている土地(近くには海と山と
牧場と棚田とおいしい水がわき出ている泉とワインを作っているブドウ畑などがある)が実家で、モデルハウス として使っていた物置小屋が敷地内にあって、熊さんという主人公にとってかなり便利な人が見守ってくれていて、 すぐに口コミでお客さんが集る…。あるか!そんなこと!
肝心の料理も独創的すぎて全然味が想像できませんでした。少なくとも食べてみたいとは思いません。
豚の解体の件は…、そっと本を置きました。

よく本を読みますが、途中で投げ出したのは初めてです。それくらい私にとってヒドイ本でした。
映画化される小説というのは基本的に良い本だと思ってきました。でも違うんですね。
時間とお金返して下さい。図書館で借りれば良かった…。
惜しい本…。 Date:2010-01-30
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映画の公開前で宣伝されてて、好きそうなジャンルだったので読んでみた。

最初は、料理に関しての素敵な表現や、調理場面が生き生きしてるので面白いと思った。しかしだんだん読むうちに、無理やりなストーリーと、都合良すぎる展開が鼻をつき、物語を素直に楽しめなくなった。

そして個人的に、食に対して自分が思うポイントとずれていて共感出来ない部分がある。エルメスを屠殺する部分だ。

食べられる命の尊さを説くなら、それを感謝して有り難く頂くのが人間の本分だと思うが、エルメスを成仏させられるのはキレイな料理に仕上げる事か?解体法とあらゆる調理法とを並べ立てるが、みんながそれを美味しく食べるシーンはない。料理の目的を取り違えた本末転倒の話だと思った。

エルメスは食される自分の運命を悟ってるとか、傲慢な人間の勝手な解釈で簡単に片付けて欲しくない。

表現としていいなと思う部分があるのは事実。内容は置いておいて、部分的にピックアップしたい所はあるので、本当に惜しい本だ。


エッセイなら良かったかも Date:2010-01-05
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登場する料理や食材は素晴らしいと思いますが、読後に残ったのは、空腹感のみでした。

展開の速さと多すぎる隠喩のせいでしょうか、感情や想像力を駆使する場がありません。特に田舎の情景描写は残念でした。また、せっかく個性的に成り得るキャラクター達も、薄味に仕上がっています。

さらりと読める本がお好きな方には向いていると思いますが、人間臭さや奥深い表現を望む方にはお勧めできません。

食に対する高い意識は伝わったので、星3つ。カリスマ主婦のエッセイ兼レシピ本だったら良かったのに、と思います。
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