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愛すべき娘たち (Jets comics)

価格:¥ 580 (税込)
出版:白泉社
カテゴリ:コミック
ページ:203頁
JAN:9784592132950
おすすめ度:

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 風邪をひきました。 [ ねこむさんのぼらぼらな日常 ] at 2008-11-28 16:34:28
息子も私も風邪をひいたようです。。。 一日仕事を休んだ私。 息子は保育園に行ったものの、 途中で返品されて戻ってまいりました。 運よく母が休みだったもので、実家へ即避難。。。 そんな私でしたが、熱はそんなに高くなかったので、 (鼻が水道のように。。。) とりあえず、たまりにたまった本を読むことに。(マンガ含む) ニュージーランド ちわわん生活柴山 典子 / 泰文堂 こちらは毎日チェックさせていただいてるブログが 本になったものでございます。 ニュージーランドとチワワの「ぷく」ちゃんが 心を癒してくれます。写真が可愛いです。 ぷくちゃんの...
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レビュー
恋愛真理教では救われません・・ Date:2010-01-08
おすすめ度
よしながさんにはまり始めたきっかけとなったご本。

男子の抑圧ポイントは要するに、「一人前になって妻や子どもを養えるようになりなさい」ということであるのに対して、女子の抑圧ポイントは一人一人がばらんばらんである、ということを、よしながさんは本書とは別の対談集で述べています。そして、たまたま抑圧ポイントが自分と似ている人物や作品に出逢ったとき、深く共感するのが女子なのでしょう。

本書の短・中篇オムニバス全5話には、それぞれ、抑圧ポイントが異なる女性が出てまいります。

本当は美人なのに、幼少のころから母親に「おまえは出っ歯で醜い」と言われ続けたために、中年になってもその呪縛から開放されない女性が主人公の第一話。

それまで付き合いのあった男子たちからの、一方的な性的要求に応えることが習い性になり、普通の「お付き合い」ができない女子学生が主人公の第二話。

第三話の主人公は、マルクス主義の学者だった祖父のお気に入りの孫娘。小さいころ祖父からいつも「誰にでも分け隔てをしてはいけないよ、すべての人に等しく、よくしてあげなさい・・」といわれていたために、成人して、どんな男性とお付き合いしても、うまくいかない・・そもそも誰かを愛するということは、要するにそれ以外の人と分け隔てすることに他ならない・・それは、私にはできない・・ということに気づいて修道院に入ってしまう主人公。

最終話では第一話の主人公だった娘の母親が登場。「お前は出っ歯で醜い」と自分の娘を傷つける、呪詛の言葉を繰り返すようになった意外なエピソードが示されます。そう、母もまた不完全な一人の女に過ぎないのです。


男は女を求め、女は男を求めることによってのみ救われるというヘテロセクシズム信仰、いわば「恋愛真理教」が、わが国でもっともメジャーな宗教なのかもしれません。各々のエピソードで示される「愛すべき娘」は、たとえば親からの心無い言葉によって自分に自信がもてず、恋愛真理教の信者になれなかった(元)娘。元カレたちの心無い仕打ち(DV?)によって恋愛真理教に身をささげる狂信者にされてしまった女子学生。万民を等しく愛しなさいという祖父の教えに従い、恋愛真理教の信者になることを拒否し修道女になった娘など、それぞれの生い立ちや経験に基づく抑圧や強制の結果、恋愛真理教の「普通の」信者になれなかった・・しかし、だからこそ彼女たちに対して深く共感できる(抑圧された)読者もまた少なくないことを本書のレビューの多さは示しているようです。

もっともっと、よしながさんの世界にどっぷりと使ってみたいと思い、当然☆五つ。
女性ならえぐられます Date:2009-08-08
おすすめ度
よしながふみという漫画家は、
人間を描かせたらものすごいのだなと再確認しました。

母・友達・異性・仕事、
そういったものと女性との関係が鋭く柔らかに描かれていて、
読んでいてはっとさせられること頻りです。

レビューがたくさんあるのもうなずけます。
名著です。
ホントにすごい作家です Date:2009-07-29
おすすめ度
最後の作品にでてくる「母とは不完全な女」という言葉がスゴいです。ホントに、人間と人間の様々な機微をこれほど理解して表現できることに、驚きました。特に、母親から娘に伝わる様々な感情、ポジティブなものやネガティブな感情を、さらっと、でも非常に深く表現しています。自分自身が、この年になっても、幼いころの母親の言葉に傷ついたことを今でも覚えています。私の母親も、その母親が自分よりも弟を大事にしていたと思っていて、今でもその弟に対して愛憎相反する感情を抱いています。でも、登場する全ての「娘」たちが、彼女を愛してくれる男性によって癒されるのが、救いでもあり、普遍的真実でもあると思いました。
名作 Date:2009-01-21
おすすめ度
よしながふみさんはとにかく天才だ!と実感させられる一冊。
言葉では言い表せないですが、本当に愛すべき娘たち、という
タイトルがどんぴしゃで当てはまる。
正しすぎないし、間違っているかもしれないし、
悲しいかもしれないし、弱いのかも。
でも愛すべき人間(とくに、女性)たちの姿が
生き生きと描かれている、人間賛歌の作品だと思います。
深い。絵もいい。まさに才能。 Date:2009-01-12
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漫画家は凄い!と改めて思いました。
下手な小説、映画なんて、はるかかなた、
ぶっちぎりの秀作です。
母と娘。子どもから大人。
人物が丁寧に描かれ、ストーリーもテンポよく、
虚をつくかたちで進められます。連作物。
すばらしい!映画のような漫画です。
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