ぼくはくまのままでいたかったのに……

イラスト イエルク・ミュラー , 翻訳 おおしま かおり
価格: (税込)
出版:ほるぷ出版
カテゴリ:単行本
JAN:9784593500802
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エディターレビュー
森のおくに1匹のくまがおりました。木の葉がちり、がんが南へとんでいくころになると、くまは眠くなりました。くまは、ほらあなにむかい、冬眠にはいりました。そのあいだに、森に人間がたくさんやってきて、木を切り倒し、大きな工場を建てたのです。冬眠からさめたくまが、あまりの変わりように工場をぽかんとみていると、工場の職長がやってきて「おい、おまえ、とっとと仕事につけ」とどなりました。くまは、腰をぬかすほど驚いて「ぼくは、くまなんだけど・・・」といいますが、ききいれられず、うすぎたない、ひげもそらないなまけものにされてしまいます。人間の身勝手さと自然のままのくまでいたかったくまを、シュタイナーとミュラーのコンビが、ユーモアと風刺をこめて見事に描き出しています。
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