ブレンダと呼ばれた少年
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ユーズド:¥ 163より »
出版:扶桑社
カテゴリ:単行本
ページ:352頁
JAN:9784594049584
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で242564位
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レビュー
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日本では Date:2008-12-30 おすすめ度 ![]() 日本では今、おネエマンズとか言う言葉が作り出され手術を行ったかどうかは別として、自分の本来の性を生きる方達がマスコミに大勢出ていらっしゃいます。しかし彼らの過去を聞くと全員が苦悩の日々だったと涙ながらに話す姿をみていただけにこの本に出てくるマネー博士の考え方またはセラピーの仕方には驚愕させられました。信じられなかったです。我が子が将来苦しまなくてもいい様にと必死になる両親の気持ちはすごく伝わってきたのですが、マネー博士の自分の事しか考えていないとしか思えないようなセラピーは、ブレンダと呼ばれる事になる少年には苦痛以外の何者でもなかったと思います。しかも現在、彼も彼の双子の弟もこの世にはいないなんて、それも自らで命をたったなんて・・・。私は女性の染色体を持ち、女性として育てられ、それに何の違和感もなく今まで過ごしてきましたが、もし今後、結婚し、子供を持ち、その子が見た目の性と自分が感じる性とに違和感を持っている事が分かった時には、寛容に受けとめてあげたいと思いました。親としての苦悩も理解できますが、まずは我が子が幸せになる、それが大事なのだと、それを忘れずにいたいと思います。 |
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解説に疑問 Date:2007-09-13 おすすめ度 ![]() 本編には生来の性を否定され、本人の意志を無として他人に自然の欲求を抑圧され起こった悲劇が描かれていると思うのですが、解説は何か他のこと主張するためにこの本を利用しているように感じます。 「ブレンダ」を疎外し苦しめたのは「らしさ」の型から外れる者を許さない社会だったのだと思います。 男らしさ女らしさには生来のものと社会的に作られたものと『両方』があるのでは? ここで行われた実験は、たとえ女子として生まれた者を正常な女性として生育しようとしたとしても破綻が予想される内容だったので、性別の変換というよりも、個人の生き方は他人によって操作、強制されるべきものではないということが訴えられていたのではないでしょうか。 |
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決してくりかえしてはならない事 Date:2007-07-06 おすすめ度 ![]() マネーさんはどうしてあんな人になってしまったのでしょうか?マネーさんというのはブレンダ{後にデイビットと改名する本書での主人公}をモルモットにした人なんですが・・・頑なに自分の説を信じ続け、デイビットやその家族の心理的ダメージにも目をつぶり「幸せな生活を送っている」と発表したりして。あっけに取られます。昔は普通に良い人で良い論文も書いていたみたいなのに?言葉の暴力は時に体へのダメージよりも深刻です。彼は破壊者。心の殺人者です。それに、倒錯した趣味の人だったのか?狂気を感じますジキルとハイドみたいな。 デイビットは精一杯頑張ったんだと思います。神様から与えられた「男の子の心」を必死で手放さなかったんです。手術もたくさんしたし本当に偉かったと思います。でも生き抜いて欲しかった・・・弟さんも辛かったのでしょうがあんまりです。ご両親も無知で従順だったのかもしれませんが可哀想です。もっとまわりが気がついてあげられたら、いじめとかそんな態度でなく「どうしてそんななの?」と素直に聞けたなら、もっと違っていたかもしれないのにと思いました。 デイビットは完全男性で不幸な事故で一度女性体になる事を強制された例ですが、心理的に似た症例なのかなあ、と、半陰陽の人や性同一性障害の人のことも、考えてしまいました。男と女、二つにきっちりと分けるのではなく「あなたはあなた」で一人一人のそのままが受け入れられる世の中になったら、と思います。決して読んで楽しくなるお話ではありませんが非常に冷静で客観的な文章は好感が持てました。上質の問題提起本。ぜひ御一読することをお勧めいたします |
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ナチスのメンゲレと同じくらい罪深い科学者の犠牲者。 Date:2007-02-09 おすすめ度 ![]() 何を大げさな、といわれるかもしれないが、実際にこの双子にこのような実験を行った科学者は、ナチスの死の天使メンゲレと同じくらい罪深いのではないかと思う。そう言えば、メンゲレもよく双子を実験対象にしていたっけ? 科学的根拠の薄い(というか、全くの疑似科学といってもいい)科学者の実験の結果、この双子の人格を破壊し、ついには命まで奪う結果となったのだから、そのようにいわれても仕方がなかろう。そういえば、メンゲレも全く科学的に根拠のない人体実験ばかり繰り返していた。何故か、意外なほど共通している。 人の人格をもてあそび、ついには人間としての尊厳まで奪い去るこのような行為が、決して許されるわけはないのだが、何故か日本にはこのジェンダーフリーなる妄想に取り付かれ、いまだに日本社会を内部から混乱させている愚かな者たちがいる。とりわけ日教組の子供達に与える影響は大きい。彼らが行っていることは、子供達の人格に著しい悪影響を及ぼす危険性がある。かつて自衛隊を「人殺し集団」呼ばわりし、自衛隊員の子供達を「人殺しの子供」だと決め付けて嫌がらせを平気で行っていた集団である。いまだにマルクス主義紛いの教育を行う馬鹿な教員も数多くいると聞く。 いい加減、ジェンダーフリーなど幻想に過ぎないということを我々は認識するべきではないだろうか?「男らしさ、女らしさという決め付けが、男女差別を生んでいるのだから、そのようなものにとらわれず、男と女の区別を無くしてしまおう」などといえば、聞こえは良かろうが、やっていることは極めて悪質な人体実験とさほど変わらない。住んでいる社会の文化や環境から性差が生まれるのではない。我々は生まれながらにして性差があるのである。それは厳然たる事実であり、どれだけあがこうが、決して越えられない(いや、越えてはならない)壁なのだ。 狂気じみた理想は、所詮は悲劇しかもたらさない妄想に過ぎないのだ。 |
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狂気の実験という名の学術、理念 Date:2007-01-06 おすすめ度 ![]() かつて2000年に出版されジェンダーフリー論者の圧力によって絶版となっていたが2005年にやっと扶桑社により復刊された。 ジョン・マネーによる狂気の実験により死を選んだ若き命について考えさせられる。 このような実験は米だけでなく北欧でも行われていたことが最近明らかになりつつある。 が、この結果が明らかになって以降日本でも、ジェンダーフリー論者はこの狂気の実験をほぼ他人事のように扱うことに終始した。 その点でいえば「思考実験」は現在の日本でも行われているといえる。 なぜ学術や理念のために命を犠牲にされることが正当化されるのか? 二度と悲劇を繰り返さないためにもじっくり読んで我々自身が行動する必要がある。 |


