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“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)

イラスト 竹岡 美穂
価格:¥ 651 (税込)
出版:エンターブレイン
カテゴリ:文庫
ページ:350頁
JAN:9784757743717
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で83257位
おすすめ度:

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レビュー
人間 Date:2010-01-18
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正直がっかり。
最終巻でここまで堕ちる作品も珍しいね。
心葉は自分勝手すぎないかな。
道化になるとか格好付けたこと言ってるんなら自分の感情を捨てて、ななせと付き合えばよかったんじゃないかと思う。
自分は同じような経験をしたことがあるけど小さい頃からの幼なじみに告白されて、好きな人への気持ちは諦めた。
もう少し周りの人間のことを考えてほしい。人間失格だね。
アン Date:2009-11-30
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とりあえず、遅ればせながらも本編最終まで読ませていただきました。(只今、番外編購読中)

感想は他の皆さんが書かれていることと、ほとんど同じなのですが、
このシリーズを通して、僕が思っていたこと、感じたことをキリが良いので書きたいと思います。

最初から読み進めていくうちに、
何か今までに読んだことがある気持ちにさせられました。
たしかに、『人間失格』や『銀河鉄道の夜』など、僕が触れたことのある有名な文学を軸にしているので。…というのもありますが…
そうでは無く、物語の雰囲気…
違うな…物語よりヒロイン『天野遠子』が登場している場面…
そう…まさに、僕の大好きな『赤毛のアン』を彷彿させられました。

まさか、キャラクターまでもが何かしらの文学に掛けたものなのではと“想像”させられる、人の思いにより、感じ方次第でいろいろな角度からみせてくれる、そんな物語でした。
あくまで僕個人の感想ですが…。

しかしながら…アンは大好きなのですが…
やはり、この物語では僕も遠子より琴吹さん派でしたので、
無いだろうとは思いつつも、前の巻の伏線で期待させられただけに
ハッピーエンドの裏ではとても悲しい気持ちでいっぱいでした…。

ともあれ、そんな僕も今回初めて、ライトノベルというものを読んだのですが
この文学少女に関しては当たりでしたね。
これからもシリーズは全て読みたいと思ってます。
一言でいうなら、オススメです。
間違っていても、気持ちは真実。 ――それが“勝りたるもの” Date:2009-06-01
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“謎の美少女作家”だった井上心葉(このは・♂)と、自称“本を食べちゃう程すべての物語を深く愛している「文学少女」”の天野遠子をメインに、文学作品を彷彿とさせる事件を描いた作品の最終話・下巻です。

これまでの物語があったからこそのラストで、これまでの全てを見事なまでに昇華させた“完成された物語”です。
最後まで読んだ時、きっとそう思える筈です。
全ての人が納得できるハッピーエンドではありませんが、苦みや痛みを伴うからこそ強さや優しさが際立って、輝いて見えるのではないでしょうか。
思えば、「第一巻」から対比の様に痛みと希望が、過去と未来が、幻想と夢が描かれていました。その対比の美しさが、このシリーズの魅力でしたね。

それにしても、「恋愛大殺界〜」のくだりも物語に反映されていたと言うのが本当にすごい。
無駄なエピソードがないどころか、台詞の一つ一つまで細かく気が配られている見事な作品です。

今度は短編集に外伝、もう少し彼女達や彼等にお付き合いできる事を喜びましょう。
特別編のラストはすべてフェイクか・・・  Date:2009-04-29
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読み終わった感想は、井上心葉を殴りたい、蹴っ飛ばしたい、ボッコボコの半殺しにしてやりたいという感じです。
292ページから先は読み進めるほどに気持ちが鬱屈としたものになっていきました。
ある程度予想はついていましたが実際にそうなってみると読んでいて辛いし、読み終わった後も胸が苦しくて夜も中々寝付けませんでした。まるで失恋したあとのよう。それぐらいショックでした。なにしろ彼女は私の中では史上最高の女性キャラでしたから。ものすごく感情移入していましたし、心の中で半端ないくらいエールを送っていました。

著者は最初から咬ませ犬みたいなつもりで登場させていたのでしょうが、このラストには憎しみすら覚えました。
ネタばれになるけど気持ちを抑えられない。著者に向かってこう言わずにいられない。「ななせをバカにするな」(著者にとっては心外かもしれませんが、読者は作家を裏切るものなので)
親友も亡くして、さらにこんな結末だなんて可哀想すぎる。傷つけられてばかりだったのに・・・。彼女にはそんな傷をすべて癒せるような幸せを与えてほしかった。

それでもこのシリーズはもちろんこの巻の評価を下げるつもりはありません。ミステリーとしてはイマイチですが、重い話だけど決して暗いイメージをもてない作風が私は大好きでした。そして、なにより読後感が秀逸でした(今回以外w)。どの作品もなんともいえない余韻をもっています。イラストも素晴らしいです。この作品を生み出してくれた野村美月さんと竹岡美穂さん、その他もろもろの方に感謝したいと思います。琴吹ななせというキャラに出会わせてくれたことにもひたすら感謝。

本当は一通り読んだあともう一度読み返そうと思っていたのですが、ショックが大きくてしばらく読めそうにありません。短編集や外伝も一応買いますが、しばらくの間は部屋に積まれていることになりそうです。
このラストには納得がいかない。受け入れたくない。ラストについて考えると、胸が張り裂けそうになる。
この気持ちが落ち着いたら短編集や外伝も読んでみようと思います。

心葉と彼女の甘いやりとりが今後の作品で見られなくなるのが残念でたまりません。二人のやりとりを思い浮かべると、本当に心が癒されれていたのに・・・。







狭き門を越え、それぞれの未来へ…… Date:2009-04-28
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ついにアニメ化するんですね……。ちょっと感想は控えます。どうせ、ネタバレ祭なので(苦笑)。

完結まで読み切って、ハッピーエンドに満足!!……するはずが、妙にモヤモヤします。「あの終わり方」を、ずっと望んでいたのに。多分こう思っているのでしょうか。

やはり、誰かが幸せになるためには、誰かが不幸になるしかないのでしょうか?

……今さらでしょうけどね。
「終わった彼」と「終わった彼女」が、「見習い」シリーズでその答えを見つけてくれると信じて……。この一言を、この作品に残します。
「――出会えて、よかった」
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