昔のきものに教えられたこと
価格:¥ 1,890 (税込)
出版:草思社
カテゴリ:単行本
ページ:198頁
JAN:9784794214867
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で194445位
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「昔のきものに教えられたこと」 石川あき著 草思社 「あること」にはまるとそれに関する本や資料をかたっぱしから読みたくなるわるい癖を持つ。 これは、絶対に私だけではないはずだ。人には多かれ少なかれ、気に入ったものの氏素性・言われを知りたいという欲求に駆られるはずだが、それが行き過ぎると「わるい癖」といわれても仕様がない。 先日図書館から西南戦争関連の本を両手いっぱいに下げて帰る私を見て、「こんどの悪い癖は西郷さんラブですか」と笑った知り合いがいた。(西南戦争を調べているが決して西郷さんラブからではない!}表向きは、歴史関係でその悪い癖はあらわれている。 しかし、実は...
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レビュー
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意外に地味だった Date:2008-05-27 おすすめ度 ![]() 「石川あき」さんという人のことを余り知らず、「関西(奈良県)の旧家育ちで『細雪』そのままの暮らしをしてきた人」という紹介に釣られて入手しました。…『細雪』のイメージが強すぎたのでしょう、紹介されている着物の選び方や、コレクションの一部があまりに地味なので落差が大きかったです。内容自体は着物や帯の選び方について自分の経験に基づいていろいろなアドバイスをしてくれるという物で、文章ばかりで初心者にはつらいでしょうが、ある程度着物を着られるようになってきて自分で冒険したい人には参考になる話が多いと思います。関西在住の人間にとっては「小大丸」「中村屋」など大阪の老舗呉服屋の名前が頻出したので懐かしかったと同時に「奈良県は戦前から大阪の経済圏だったんだなぁ、そして京都では買わないのね。」と変なところに目が止まりました。 |
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昔の香りに魅せられる Date:2008-01-07 おすすめ度 ![]() 呉服屋の女将と言っても現代は、その人自身がお客として、風雅な着物文化に身を置いた娘時代を持たない。 一般の母・祖母世代などは戦争や戦後の質素な着物生活しか知らず。 著者のような方の語りには着物好きであれば惹きつけられる、失われた日本の香りが有る。 また単なる着物好きの一家のお嬢さんとしての半生だけではなく、デパートで呉服の仕事をされたなどのキャリアもあるから、アドバイスは的を得ている。 装丁も美しく、大切にしたい。 最近のジミ〜な紬に、濁った色の半襟と暗い色合いの帯、などという流行とは明らかに一線を画す趣向が美しい。 |
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今では作れない着物の数々 Date:2006-09-01 おすすめ度 ![]() 昔の裕福な家庭のキモノはこんなふうにして作られたんだな、と代表しているかのような着物の数々。しかし、贅を尽くしてばかりをしているわけではなく、大事に着まわすところは着まわし、仕立て直したり、着物から帯を作ってみたり、という工夫もされている。 この本に掲載されている着物の写真の数々は、柄付けが時代を感じさせるが、今では見られない面白い柄付けで、興味深い。 「実物を見ることはかなわないけれど、きっと生地もしっかりしていて、重みもあるんだろうなあ」、と、最近の着物がペラペラなのを思い出しつつ読んだ。 今ではもうまねのできない部分も多々あるが、その一方で、お手本になる着物のルールや仕立ての工夫など、メモしたい部分もたくさんあって、読み応え十分。 |
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色とお洒落の手品師 Date:2006-05-13 おすすめ度 ![]() 大橋歩さんの本に紹介されていて、一目惚れしてしまった着物がありました。コメントにその着物を買ったのが「石川あきさんのお店」とのっていました。web検索してみましたが当時手がかりは発見できず、時々その本を見てはどんな人なのか、と思っていました。 先日何気なく本屋さんの着物コーナーをみたところ、その名前を発見!ジャケ買い?してしまいました。 想像を超えた着物の達人でした!あの素敵な着物を手がけられる方は着こなしもとても素敵。本で紹介されている着物と帯のコーディネートも素敵だし、特に裾回しの色あわせはこれぞ着物道!と拍手したくなる様な素晴らしさでした。私は洋服風のシックなコーディネートも好きですが、伝統的な着方がどんなにお洒落か、と再認識させられました。 洋服のお洒落に熱心だった昔、フランスの服屋さんで色遣いの豊かさにうっとりし、日本製の洋服の色の平坦さにがっかりしたことがありました。でも着物道に目覚めてから、日本人も昔は「色」に対してどんなに拘っていたかを知りました。着物も帯も形は一つなので、色(そして柄)が重要なのです!多色の色あわせのお洒落は洋服では真似できない面白さで、それが着物道の魅力の一つであり難しさでもあります。 他の本とはちょっと違った、着物や帯・小物の選び方がわかりやすく書かれていますし、コーディネート写真と併せて、着物を着る方にはお洒落な着こなしの元をたくさん学べる素敵な本です。これから着よう!と思う方にもとても参考になると思います。是非是非お勧めです♪ |


