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たんぽぽのお酒 (ベスト版文学のおくりもの)

翻訳 北山 克彦
価格:¥ 1,890 (税込)
出版:晶文社
カテゴリ:単行本
ページ:405頁
JAN:9784794912411
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で86624位
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レビュー
夏に読みたい本 Date:2009-09-03
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夏のあいだに読めてよかった!ブラッドベリはイメージがすごくふくらんで比喩的表現が多いので、入り込むのに少しとまどうこともあったけど、でもとても美しいものが観れた気がします。これは時代も国もわたしの体験とはかけはなれているんだけど、やっぱりひとことでいうならノスタルジーです。こどものころ感じてた、ずっと続くかに思われた夏のはじまりの空気感は同じ!だからやっぱり、夏のあいだに読めてよかったなあと思います。
これをよんでるときに、こども時代を過ごした町をたずねました。
なんてことない風景のなかに、からだじゅうで夏を感じながら走ってた、ダグラスと同じこども時代の私がいました。

読まれたかたはきっと、こども時代のあなたに出会えることでしょう。
たんぽぽ Date:2009-03-06
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なんて読みにくいんだろうと思いながら想像力を働かせて、読んでいくうち引き込まれる夏へ居合わせた 小さな町でのそれぞれの人のエピソードの中で、色んなことを経験したりわかったりして、ダグラスたちが成長して夏が終わった後の爽やかさが良かった。
たんぽぽのお酒が地下に眠っているのは嬉しい。
懐かしさ Date:2007-11-07
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懐かしさを文字にするとこんな感じ。
この本はなぜか読まないまま過ごして来た。レイの本は相当に読んでいるんだけどなぁ。タイミングを外したような。「さよなら僕の夏」というまさに続編が登場したので、この機会に続けて読むことにした。
たんぽぽのお酒なるものが実在するのか、そしてそれは美味しいものなのか、はさておき。夏の思い出を瓶に詰めるようなその作業と残された瓶が懐かしさの元になる。確かに少年時代の夏の日なんてどれもめちゃくちゃで妄想に満ちていて、魔女も悪意も善意も喜びもごちゃごちゃとハローウィンよりどっと押し寄せてきていた気がする。そんな夏の思い出とひっそりと残されるお酒の瓶が夏を記録していく日々。
猥雑だけれど、少し悲しく、とても懐かしい物語。
世界で一番・・・ Date:2007-06-02
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世界で一番好きな作家の、世界で一番好きな本です。
子供から少し大人へと歩き始めた頃の、憧れやせつなさがよみがえります。
この本を読み終えた時、いくつもの季節を一緒に通り過ぎて来たような気持ちに
なりました。
いつまでもピュアな心を失わない大人に読んで欲しい本です。
人間が続く限りなくならないでほしい本 Date:2005-02-28
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 1928年の夏は、ダグラス・スポールディングの指揮により始まり、彼が眠りにつき終わった。新しいテニスシューズは彼を軽やかに運び、やがて重く地面に貼りついていく。テーブルは野外に運ばれ、また持ち込まれる。朝を向かえ夜が忍び寄る。ダグラスは自分が生きていることに気づき、やがて死ぬことを知る。その年は特別な夏だった。

 ブラッドベリを読むのは根性が要ります。暇つぶしに読んだり、斜め読みしたりを許さないからです。本に集中して、一つの単語、一つの文章、一つの章、全体を理解するために全力を出さなければなりません。
 けど、そうするだけの価値はあります。心の奥底に横たわってる根源的な何かを揺さぶり、高揚させ、不安に陥れ、哀しくさせ、気だるく心安らかにしてくれます。自分の真ん中で何かを感じることが出来るのです。
 この本もそんな作品です。

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