ジェネラル・ルージュの凱旋
価格:¥ 1,680 (税込)
出版:宝島社
カテゴリ:単行本
ページ:384頁
JAN:9784796657549
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で31721位
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レビュー
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医療で金儲けをしろと総務省はいう。それでいいのか? Date:2009-08-29 おすすめ度 ![]() 今回のテーマは、医療経済。赤字を垂れ流す医療に政府は医療費削減を断行し、総務省は黒字化できない施設は民営化しろと言った。民営化とはなにか?民間企業の理念は利益の追求、金儲けだ。つまり、医療で金儲けしろということだ。ならば、不採算部門である救急医療や小児科、産婦人科はなくなることになる。でなければかかる費用以上に患者に請求しなければ成り立たない。医療はライフラインではないのか?警察や消防や自衛隊に金儲けしろというヒトがいるだろうか?官僚や政治家などの金持ちたちは東京のど真ん中で金持ち専用の私立大学付属病院の特別室で最先端の医療を受けるつもりだろう。しかし、金がなければ病院にいけない、災害が起こっても自衛隊や警察が負傷者のケアをしてくれるのだろうか?机上の空論ばかりを振り回し、予算の分捕り合戦と天下り先の確保にしか興味のない官僚に医療を国民のライフラインと考える頭はないようだ。もはや、ジェネラルのように使命感のみでは犯罪者にされ、消え行くのみである。海堂作品はすべての医僚関係者に読んでもらいたい。 |
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田口先生もがんばった Date:2009-06-02 おすすめ度 ![]() 利益を追求する病院経営と、利益を度外視し患者を救う救急医療のギャップの 問題点をモチーフにした小説です。 どこまでも斜に構える速水先生はかなりかっこいい。 企業との癒着など、なりふり構わず医療現場を守る姿は、 あながちフィクションとはいえないのではないかと思いました。 本作はナイチンゲール〜と並行したお話です。 前作では今一存在感がなかった田口先生ですが、 本作とあわせるとまさに八面六臂の活躍だったのだなと思いなおしました。 |
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本作、シリーズ最高傑作の呼び声は(おいらのなかで)高い Date:2009-05-23 おすすめ度 ![]() 「チーム・バチスタの栄光」で楽しませてくれて、「ナイチンゲールの沈黙」でがっかりさせてくれたメディカル・エンターテインメントと銘打たれたシリーズの第3弾(宝島社から出版されたものとして)。 不定愁訴外来の万年講師にして、リスクマネジメント委員会委員長の田口のもとに届けられた怪文書。その内容は救命救急センター部長速水の、特定業者との癒着を告発する内容だった。 この物語、実は前作の「ナイチンゲール―」と平行に進む話になっている。あのときのこういうセリフが、「こういう意味だったのかっ」となること請け合いか、もしくは「あれ、どんな話だっけあれ、、読み直そう」となること請け合いなのである。一番よいのは、「え、これってリンクしてるんだ、、前作も買って読んでみようっ」となることだ。とくに、作者と出版社にとって。これはどうでもよい話である。 前作で肩透かしをくらったが、今作は最高のでき。救急医療の現状や、病院のシステムへの警鐘、医者とは、医療とは、命とはいったいなんなのか、ということのある種の答えを含む作品である。医療にはお金がかかるが救急医療は儲からず病院のお荷物。それでも運び込まれる患者、救わなければならない命。海外ドラマの「ER 緊急救命室」もいつもお金や訴訟で大変そうだけど、そんなこと気にせずに命を救うことだけ考えられる環境になればよいのになぁ。。いつのまにかERのインターンだったカーターがスタッフドクターになってて、経営の悩みを愚痴ってるのを観ると、カーターの成長を感じると同時に、自分も年取ったなぁと思う。 話を戻して、ジェネラル・ルージュである。血まみれ将軍こと赤字将軍こと、今回の主人公の一人、速水部長である。この速水部長のスマートさときたら、もうすごい。最前線で活躍し、判断力に優れ頭がよい。現場主義者で部下の信頼も厚い。まるでおいらだな。。すいません、ウソです。。でも、そういうものに私はなりたい。そして、この小説の見どころであり、ジェネラル・ルージュの由来となったエピソードは、もう鳥肌モノのかっこよさ。加えてこのシリーズらしい、個性的なキャラクターたち。名前がいちいち、っぽくなっているのも笑える。本作、シリーズ最高傑作の呼び声は(おいらのなかで)高い。 ところで、グッチーが竹内結子ってどうよ。。 |
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最高です Date:2009-05-20 おすすめ度 ![]() 映画→ナイチンゲール→ジェネラル→バチスタの順で読みました。 ナイチンゲールがいまいちでしたが、田口先生が魅力的だったのと 映画のジェネラル役の堺雅人さんが好きなので読んでみたところ、 時間を忘れてのめり込みました。(ジェネラルの映画は見ておりません) ジェネラル=堺雅人で読んでしまったので気持ちの入り方が多少おかしかったかもしれませんが、こんな人がいたら本当に神に見えてしまうかもしれません。 他の作品と比較してもダントツ面白いと思います。 しいて言えばジェネラルがかっこよすぎて他のキャラが霞んで見えてしまいそうですが。 シリーズのどこかで再会できることを望みます。 そのときジェネラルが幸せでありますように。 |
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構成がいい/特に泣かせどころは嬉しい限り Date:2009-04-27 おすすめ度 ![]() 「ナイチンゲールの沈黙」と同時並行で起った もう一つの物語 主役は、ジェネラル・ルージュの異名を持つ 若き救命救急センター部長 速水晃一 緊急事態における外科手術のスペシャリストだ 脇役は、医師、看護士、患者、ヘリコプターに お馴染みの田口・白鳥が加わる そして、とうとうあの姫宮が登場する あの姫宮とは、白鳥の部下という設定で このシリーズ第一作から名前は出ていた人物 優秀であるという触れ込みだったが やはり白鳥の部下 ただものではない 構成がいい 特に泣かせどころは嬉しい限り 私は2回 涙ぐんだ |



