ウォー・フォー・タレント ― 人材育成競争 (Harvard Business School Press)

翻訳 マッキンゼー・アンド・カンパニー , 翻訳 渡会 圭子
定価:
マーケットプレイス価格:¥ 2,420 (税込)

出版:翔泳社
カテゴリ:単行本
ページ:277頁
JAN:9784798101491
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エディターレビュー
   1997年に「ウォー・フォー・タレント(人材育成競争)」という言葉を掲げて、いち早くマネジメント人材育成の調査を進めてきたマッキンゼーが、その成果を本書にまとめている。人的資本の価値の高まりやリーダーの人材難が叫ばれるなかで、人事システムの見直しや強化で対応を図ろうと考えている経営者は多いだろう。しかし、その認識だけでは不十分であることを本書は痛感させてくれる。

   アメリカを拠点にする大手企業中心の調査からは、高い業績を上げている企業は、マネジメント人材の育成に対するトップのコミットメントが際立っていることが明らかにされている。GEのジャック・ウェルチはマネジメント人材評価プロセスに年間30日を費やし、それを経営システムの根幹に位置づけている、との事例も挙げられている。人材育成を、人事部門だけでなくトップと組織全体の戦略として認識し実行できるかが今後の企業成長を決する、というのが本書に一貫して流れているメッセージである。

   具体的な方策については、「トップなどの意識や行動」「人材の引きつけ」「リクルーティング」「組織的アプローチ」「能力評価プロセスの確立」「実践への指南」の6テーマが、成功企業の豊富な事例とともに論じられている。従業員の訴求価値(EVP)の構築による人材引きつけ、トレーニングよりコーチング、フィードバック、メンタリングを重視するアプローチなど、いずれも人材育成への意識転換が図れる内容になっている。

   アメリカの事例ながら違和感なく読めるのは、日本でもすでに人材に関する「競争」が進んでいることを物語っているのだろう。経営者は必読の1冊である。(棚上 勉)

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