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超・格差社会アメリカの真実

価格:¥ 1,785 (税込)
出版:日経BP社
カテゴリ:単行本(ソフトカバー)
ページ:294頁
JAN:9784822245429
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レビュー
在米経験者も納得!! Date:2009-10-06
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私は高校から大学院までアメリカで過ごしましたが、自分が今までアメリカで実際に見て、感じてきた事そのままが
明瞭な根拠とともに詳しく書いてあります。あまりにも自分の考えと同じだったので、読んでる間頷きっぱなしでした。

アメリカという国は私の約15年の経験から言っても、まさにこの本に書いてある通りです。同意しない部分は1ページもありませんでした。
一万円だしても惜しくない位の良書です。

もし、あなたがアメリカという国を理解したいのならこれ以上の本はありません。
本当に良書です!
賢い人のレポート Date:2009-05-23
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今のアメリカが、超格差社会になっていることはわかります。
その分析と歴史的経過なども丹念に追っているようです。
けど、なんだか賢い女学生のレポートか卒論を読んでいるような感じで、
物語的なおもしろさがあまりありません。
もっとアメリカ在住が長いのだから、自分の体験や見聞したことを元に、
生々しく書いてくれれば良かったのにと思いました。
だから読み終わって、あまり怒りも悲しみもわいてきません。
おそらく、この著者は、アメリカのいい人達(学歴や所得レベルもかなり高い)との付き合いが多かったのではないでしょうか。
だから、アメリカの現状に対する危機感が余り感じられなかった。
私は反米ではないが、アメリカは好きな方だが、超格差社会というのは困ります。
日本がそうならないようにするためには、そういった問題意識からの提案も欲しかったな。
「メイキングマネー」の国アメリカを知るための指南書 Date:2009-05-02
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2006年に書かれているとは思えないような、今読んでも非常に“新しい”内容のある本です。
既に文庫本(加筆もされているようです)で再刊されていますので、今から読むならそちらを。

“「メイキングマネー」が尊敬に値する唯一の行為”というアメリカの価値観が、
決して昨今の風潮ではなく、建国の歴史とともに築かれてきたものであることを教えてくれます。
第四章の“アメリカン・ドリームと金権体質の歴史”だけでも、十分に読み応えがあります。

リーマンショック以降、アメリカ、あるいは“金融"資本主義をやや感情的に振り返る著作が
多い中、二年以上前に書かれた本書の冷静な分析には、得るところが大きいと思います。
 “市場メカニズムは手段であったはずなのに、手段の普遍的な妥当性を証明することが
目的になっている・・・”
という指摘は、まさに今日の混沌を招いているポイントのような気がします。

本質をきっちり書いた経済書は、何年経って読んでも参考になるという見本のようです。
ミイラ採りがミイラにならず、真実の玉手箱を持ち帰ってきた。大推薦の凄い本 Date:2009-04-20
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 アメリカに関して、現在の格差社会に関して、われわれはこんな本を待ち望んでいたのだ。
 1980年から在米26年、経営戦略コンサルタント/アナリストとして、また、一アメリカ市民として、頭と肌で長年アメリカの空気を吸ってきた著者による、渾身の分析・考察本である。
 この本一冊で、現代アメリカの骨格を鋭くかつ本質的に捉えることが出来る。
 また、あの自由平等(を標榜する)の国で、なぜかくも格差社会が進み、しかも、多くの国民がそれを是にしている(ようにしか見えない)のか、その謎に何歩も肉薄し、われわれに研究の糸口をいくつも与えてくれる。
 それにしても、よくまあ、アメリカに洗脳されず、かといって極端な国粋主義者に反動することもなく、さらに陰謀史観や経済学者の木で鼻をくくった議論に陥ることも無く、このようなすばらしい著書を物することが出来たものだ。

 私が特に凄いと思ったのは、第4章「−−自由の国アメリカはいかにして階級社会国家となったのか?」で、わずか50ページ足らずで、二百数十年の米国史を概観して見せてくれる。これはほんとうにためになった。種本やらブレーンがいるのかもしれないが、そんなことはどうでもよい。とにかく、著者の筆力はすばらしい。多少難しく硬いところもあるが、二日間で読了してしまった。

 かつてわが国では一億総中流時代といわれたこともあり、吉本隆明なんかも、80年代の末から90年代初め頃に、ハイ・イメージ論や情況への発言で、今90%がそうなら、将来は100%に近づいていく、なんてノーテンキなことを説いていたが、本書を読むと、当時の作者読者(もちろん自分のこと)の無知さかげんに苦笑してしまう。

 著者は現代のアメリカを
1)特権階級
2)プロフェッショナル階級
3)貧困層
4)落ちこぼれ
 の四層に分けて捉えている。あれ、中産階級はどこへ行ったの? ということになるが、それは本書を読んでのお楽しみだ。

 ちなみに、著者の小林由美は、日本人で初めてウォール街の証券アナリストになったのだという。さらにその前には、日本長期信用銀行に女性初のエコノミストとして入社したらしい。やはり、「真の」パイオニアは違う。今はやりの某カリスマ主婦なんかと、レベルが違うのだ。
 経済問題に少しでも関心がある日本人は、是非この本を精読するべきだ。
 唯一つの弱点は、数多く用いられているグラフが、いずれも小さくて見にくいのとちょっと素人には難しいことくらいかな。
■アメリカって何だろう?に応える秀作。 Date:2009-01-02
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■アメリカが報道される時の映像は、いつもウォール街だったり
証券取引所だったりする。
いったい3億6000万人いるアメリカ人は、どう生活しているのか、
あの超大国の大多数の暮らしのイメージは、あまり伝えられていない。
サブプライムで炙り出された「ローン消費中毒」に陥った国民性と
その構造について、この本は、雄弁に語っている一冊。

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