ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
原著 James C. Collins
, 原著 Jerry I. Porras
, 翻訳 山岡 洋一
価格:¥ 2,039 (税込)
出版:日経BP社
カテゴリ:単行本
ページ:469頁
JAN:9784822740313
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で719位
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エディターレビュー
企業の使命として株主への利益還元がさけばれて久しい。しかし、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように企業が奉仕する優先順位として1に顧客、2に社員、3に地域社会、最後にようやく株主という基本理念を掲げる企業がアメリカの経営者から尊敬を集めているのも事実だ。
本書は、アメリカの主要企業のCEOから採ったアンケートによって選び出された18社の歴史に対する6年間の調査から生み出されたレポート。企業を組織する人間が企業内に活力を生み出すのは、カネでは計れない動機づけにあるというシンプルな「真理」が、ライバル企業と比較された各社の資料、エピソードから浮き彫りにされる。著者の1人であるコリンズはコンサルティングも手がける大学教授であるためか、随所に抽象化された概念と企業が取るべき方策が図を合わせて示される。しかし、経営指南よりも、世界を代表する大企業の決断の歴史が斜め読みできる魅力の方が大きいだろう。(青木 明)
レビュー
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優良企業(Visionary Companies)からの教訓 Date:2010-02-09 おすすめ度 ![]() James CollinsとJerry Porras両氏による現代経営学の古典的名著です。著者がVisionary Companiesと定義する長期的に成功している優良企業群の調査から、成功の秘訣を導き出そうとする試みです。マクロ的視点での企業の存在理由・存続条件、ミクロ的視点での個人のやる気を源泉とした企業競争力への洞察、複雑系経済の視点から企業が歩む適者生存的な成長過程の理解を背景に織り込み、企業経営に有用と思われる包括的な(利益一辺倒ではない)概念を非常に読みやすく、解りやすく解説しています。1994年初版と一世代前の調査ですが、個別企業のその後の盛衰はさて置き、内容は全く古臭さを感じさせず説得力のあるものになっています。 |
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企業の中心 Date:2009-12-24 おすすめ度 ![]() 出版から数年が経ちますが、初めて読みました。 それを考慮しても、全く色あせない内容だと感じました。 ただ、私自身が経営者ではないため、その分の実用性という意味で マイナス星1としましたが、内容は経営者ではなくとも、読んでおかねば ならないものだと感じました。 企業理念に正解/不正解は無い。それを維持し、浸透させることが 特に重要なのだと、私は感じました。 企業理念についてよくわからない人、又は知りたい人は特に必読だと思われます。 |
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ビジョンの重要性 Date:2009-11-11 おすすめ度 ![]() 『エクセレント・カンパニー』では「優良企業」のKSF(Key Success Factor)を定義したのに対して,本書では別の角度から,すなわち「ビジョン」をもつ企業が「優良企業」であるとして,その企業を「ビジョナリー・カンパニー」と呼びます. 小手先の戦略論を振り翳し利益市場主義に走る企業よりも,素晴らしいビジョンをもちそれを組織の隅々にまで浸透させる企業の方が,持続的な競争力を備え結果的に収益率が高いことを,GE,HP,IBMといった優良企業を取り上げて実証します. さて,当時「エクセレント・カンパニー」や「ビジョナリー・カンパニー」と称された優良企業の中には,現在では輝きを失ってしまった企業もあります.しかし,本書が『エクセレント・カンパニー』と比し今尚有益なのは,当時の「エクセレント・カンパニー」が淘汰されたのはKSFが変わったためであり,当時の「ビジョナリー・カンパニー」が淘汰されたのはビジョンを守り通すことができなかったためだからです.ビジョンの重要性は当時も現在も変わりはないでしょう. |
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カルト的熱狂 Date:2009-07-26 おすすめ度 ![]() ビジョン(基本理念)を明確にして,そのビジョンを持続できた企業が 生き残っているという調査結果は,痛快でおもしろい。 また宗教にも似たカルト的な熱狂が会社の躍進を支えることにも納得だ。 経済発展著しい経済を支えるインド人や中国人と比較して 今の日本人に欠如している最も大きな要因がこの熱狂ではないだろうか? この本には日本企業としてソニーとケンウッドしか登場しないが 不況の今こそ,どなたかに日本人によるビジョナリーカンパニー日本版 を作成して頂きたい。 |
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偉大さの持続 Date:2009-07-05 おすすめ度 ![]() GreatなカンパニーとGoodなカンパニーはどこが違うのか を徹底比較することから、 GreatなカンパニーがGreatである所以、原則、そしてそこから得られる教訓を探る一冊。 徹底した調査から、抽出された教訓はためになるものばかり。 しかも役職によらずに、すぐにでも実行できるものばかりだ。 中でも特に強調されているのが、「基本理念の徹底」。 「基本理念」ではなく、「その徹底」こそが大切だと解説している。 たしかに、口だけの会社では人は動かない。 全てが具体的な例を交えて解説されているため、とても説得力がある。 GMがGoodの方に分類されているのも面白い。 評判に違わぬ名著でした。 |


