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鬼の橋 (福音館創作童話シリーズ)

イラスト 太田 大八
価格:¥ 1,470 (税込)
出版:福音館書店
カテゴリ:単行本
ページ:344頁
JAN:9784834015713
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で101158位
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レビュー
是非読んでください Date:2006-09-06
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子供の読書のナビゲータとしてヤングアダルトを最近読んでますが、コレは出会えたことに感謝したいすごい名作です。何度も読み返しそのたび大泣きしました。幼い仏様(阿古那)に心が清められます。みんなに勧めていますがヒトによっては、そんなに感動ものか〜?とか言われますけど負けません!是非読んでください!!
本を読む醍醐味 Date:2006-04-26
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中1の生徒が持っていたのを何気なく「ちょっと見せて」と読み始めたら、止まらなくなってしまいました。
冥界とこの世を行き来する平安時代の少年と、一途に父の形見の橋を守ろうとする孤児と、鬼から人間になっていく異界の存在の話。
でも、単なる怪奇物ではなく、「死ぬって?」「大人になるって?」というテーマを本質的に感じさせてくれる。
映画や漫画等の視覚に訴えるものでは、絶対に味わえない
本を読む醍醐味をたっぷり味わわせてくれる1冊です。
読み終わった瞬間にまた最初から読みたくなりました。
思春期の頃の自分に読ませたい Date:2004-10-29
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 「大人になんかなりたくない」
ふと,自分も友人も,合い言葉か何かのようにそんなことを考えていた過去を思い出しました。

 つまんない考え,つまんない言葉・説教,つまんない生き様,行動。ただの歯車。
「大人って,ホントつまんねぇ・・」
大人を見る度に,胸に込み上げていた大人批判。
あの頃は,確かに,大人を否定することが格好いいことだと思っていたのです。
それが,何者にも縛られず自由な考えでモノを見ることができると。
何と,狭量で浅薄な自分だったことかと思います。苦いですね。

 真に「大人になっていく」ということは,どういうことなのか。
それを本書は,強いメッセージとして伝えてくれます。
 守りたいものを守るため,社会の中で無力な自分から脱皮しようと決意すること。
それが縛られることだというのなら,少年篁の父親のように社会の歯車になることだというのなら,それは何て素晴らしいことなんだと思えます。
 大切なことを見つけ,それを守るためにやらねばならないことに向かっていく。
そこには,たくさんの責任が生まれ,たくさんの力量を身につけることを求められ,そして人間として強く成長していかねばならないことでしょう。
 しかし,そうしてこそ,本当の意味で,関わりたい人に関わっていくことができるのですね。

 思春期の頃の自分が読んでいたら,大人というものに対する見方が変わっていたかもしれません。
大人になるということって,素晴らしいことなんだと改めて思います。
というより,いつまでも子供でいることの方が格好悪い。

 最近,大人になり切れていない大人が多いことだけが,本書に水を差しているようで残念です。
いや,もしかしたら,だからこそ本書が生まれたのかもしれません。

子どもより先に一気に読んじゃった Date:2004-02-19
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冥界と現世を行き来するという設定も、けして子どもの受けをねらうようなちゃちなものではなく、大人にならなければならない少年期の苦しみがきちんと描かれているのを感じます。「鬼」「橋」は人間の本質的なものを象徴しているのでしょう。わが子も、悩み、苦しみを乗り越えて強いおとなになってくれ!と願います。
油断してたら泣くぞ!! Date:2003-08-30
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派手で華々しいものばっかりの今の子どもたちにとって、このタイトルと表紙は(はっきり言って)アピール不足だろう。でも!それでこの本を読み落したら大損!わたしは本っ当に久しぶりに泣いた。こういうものが読みたかった。この本で泣く自分は、まだ人間として日本人として無くしてはいけないものを無くさずに持っているんじゃないかと思うと、誇らしい。だってそうでしょう??人も鬼もみな哀しい、生きていくのも死ぬのも哀しい、でもちいさな愛するものために生きていく・・こんな繊細な気持ち、久しぶりでしょう?子どもが読むのもいいけれど、むしろオトナ向けの本棚に並べて欲しいな。いまこそ再評価されるべき傑作!
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