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百年の誤読

価格:¥ 1,680 (税込)
出版:ぴあ
カテゴリ:単行本
ページ:403頁
JAN:9784835609621
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で23375位
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レビュー
内容に相応しくないタイトルと装丁 Date:2009-03-02
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こういうお喋りのような対談は、好きな人は好きだろうが、私にはあまり楽しめなかった。新たに得るものも特にないと感じた。
「百年の孤独」をもじった題名だったので、期待しすぎたこともあった。
「〜メッタ切り」のようなタイトルにしておけば、こういうものを読みたい人だけが手に取るように出来ただろうと思う。
貶している作品まで読んでみたいと思わせる程の芸があれば凄いのだが・・・ Date:2008-05-05
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文芸批評とか書評を生業としている人の中でも、トヨザキ社長はキャラの立った人だ。芸人と言ってもいい。もちろん芸人と言うのは褒め言葉だ。人の書いたものを“評”すると言う行為を生業とする人達には、この人の“評=芸”を読んでみようという何かが必要とされるのだと思う。

トヨザキ社長の書評にはこの芸の力がある。だから、彼女の書評は、書いてあることに共感できるかできないかという以前に、まず読み物として面白い。

この対談を読んでいて、「たしかに現代の目線で読めばそうかもしれないけど、当時の時代背景をもうチョット考えてもいいのに」とか、あるいは「現代文学だって、10年後にはどんな読まれ方をされているかわかったもんじゃないのに」といったことが頭をよぎったりもするのだが、ここまで言い切ってしまう潔ぎの良さには拍手を送りたくなってしまう。

だけど、彼女の書評や対談を読んでいていつも思うのは、貶している作品までも読んでみたいと思わせるほどの芸がないことだ。読み手にそこまで思わせれば本当に凄い書評家だと思うのだが・・・。だけど、トヨザキ社長の肩書きって書評家ではなくライターなんだよな・・・。
これはなかなか Date:2008-05-01
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 さっと読んだだけですと好き嫌いで判断されているようですが、ちゃんと筋が通っていると思います。
 武者小路実篤『友情』では野島がストーカーっぽい、大宮の行動が首尾一貫してなくて最終的にはとんでもなくひどいやつになっているとか、リチャード・バック『かもめのジョナサン』は独善的で胡散臭いとか、クソミソに言われてましたが、笑えるくらい的を得ていると思います。そんなトヨザキ社長と岡野氏には実篤の『真理先生』をおすすめしたい。
 逆に『斜陽』『羅生門』『銀河鉄道の夜』『山月記』などは丁寧に評価されています。『斜陽』の登場人物たちは太宰の一部分が投影されていることや、『羅生門』での背景の構築力など、読んでいて感じた点が多くありました。
 付録「百年の後読」は批判しやすい本が選ばれているような気がしますが、確かにこんな本がベストセラーになっていたんですよね。『チーズはどこへ消えた?』は買いましたけど、本当に私の生活圏のどこかに消えちゃってます。
 今は海外文学篇もでてますので、海外文学が好きな方はそちらもどうぞ。
爺婆の駄弁りに耳を貸す必要なし Date:2006-08-21
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最近分かってきたんですが、この豊崎さんって方、まぁ岡野さんって人もそうですが、妙に若ぶってるところがあるんじゃないですかね。初めは舞城王太郎、彼が執筆スピードが落ちると古川日出男と言う具合に所謂若い方に人気の作家をやたら持ち上げたり、所謂「世界文学」(笑)とやら無理やりこじつけようとしているのが失笑を誘います。この本の内容もここのレヴュー以下の素人読みしかできず、ほんとに大量の読書をされてきたのかが疑問に思われるところなのですが、どうでしょうか?これほど読めない書評家が持て囃されているあたり、日本の読書会の衰退が伺えますです、はい。
三度読む価値は無し Date:2005-11-11
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一度目は「こりゃ痛快だ!」と笑い転げながら読んだ。二度目は「論理が無茶苦茶じゃん」「前のページで言ってた事と違うぞ」「今時こんな言葉誰が使うの」とツッコミながら読んだ。作者の顔で作品を語ったりありふれたリフレインを「くどすぎる」と揚げ足を取ったり、挙句の果てには本文の内容と何の関係もない脚注を入れている始末。

三度目はツッコミどころのリストを作りながら読もうかと思ったが、そんな暇があったら作者の生前はまるで売れなかったメルヴィル「白鯨」を読んだ方が遥かに生産的だと気が付いて止めた。

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