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赤い文化住宅の初子 (F×COMICS)

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ユーズド:¥ 199より »
出版:太田出版
カテゴリ:コミック
ページ:175頁
JAN:9784872337631
おすすめ度:

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 見ないふり [ 〒カワチ日手紙〒 ] at 2007-04-15 23:25:28
 今朝、ボンヤリと起きて、「サンデージャポン」(毎日放送)を見ていたら、青空有罪・無罪の「有罪」こと、橋下徹弁護士に第7子が8月に出産予定という話題で、デープ・スペクターが「弁護士なのにヒニンしないのは珍しい」という、彼にしては珍しいダジャレヒットが....
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レビュー
泥ん中でも前のめり。 Date:2007-07-04
おすすめ度
噂にだけは聞いていたこのマンガ。映画化を機に読んでみることにしましたが、
映画の予告編を観て、薄幸な少女の淡い初恋という甘酸っぱいものを想像していたら、
良い意味で裏切られました。

貧乏で不幸な初子の生活は、本当に「泣きっ面にハチ」という言葉通りなんだけど、
その境遇に卑下するでもなく抗うでもなく、ただ受け入れて、そのせまい世界の中で
小さな幸せを噛みしめるように生きている初子がとても哀しい。(そして滑稽。)
こんなに不幸な話なのに、思わず笑ってしまう要素もあり。
むしろ、こんなに不幸な子が主人公なのに、つい笑ってしまう自分って底意地が悪いんじゃないの?!
と思わされるところが最大の毒なのかも。

良くある人情話のように、素直に読者を感情移入させて気持ち良く泣かせる類の作品とは違います。
必要以上の感情移入を許さず、初子の身の上に次々と降りかかる不幸を他人事のように読み進めていくと
最後の最後でホロリとさせられる。そんな作品です。

同時収録の『PAIN IT BLUE』も、どう考えても悲惨な状況なのに
登場人物たちが皆、楽しそうに見えるのは何故なんでしょうか。
掛け合い漫才のようなテンポの良い会話で、グイグイと読ませます。
生活は底辺だけど、生きるエネルギーに(無駄に)あふれています。
開き直りにも似た、この不思議な味わいは読んだ人にしかわかりません。
ハマる人はハマる。というか、見事にハマってしまいました。
他の作品も読んでみたいです。
東亜優主演で映画化!!ってどんな漫画?! Date:2007-02-16
おすすめ度
―と思い立って初めて読みました。確かに純愛度高いですね。この初子のような境遇の子がそばにいたらほっとけないですね。ほんと三島くんが羨ましい。中学生で「結婚しよう!」って約束できるのって凄いし、二人で小指を結んだその希望だけでずっと生きていけるってほんとそうかも。 ―で、この幸薄い初子がやたらため息をつくんですが、これを映画で東亜優ちゃんがやってくれると思うとゾクゾクきます! ラーメン屋でバイトしたり、三島くんに押し倒されたり、熱でフラフラしたり、夜の街でお兄ちゃんを探したり、オッサンに手つかまれたり、「ビスケ食べりー」とか、これ全部、亜優ちゃんが演じてくれると思うと期待で胸が高鳴ります!! ―ちなみに「赤毛のアン」についての初子の辛辣な見解から、なんか「マルホランド・ドライブ」を連想しちゃった・・・。
初子も良いけど、Paint it Blueが読めてよかった! Date:2006-02-18
おすすめ度
「鋭い」「頭の回転めちゃ早そう」「だけど、どかか薄幸そう」
等評されることが多い松田作品ですが、
私は、独特の切り込み”角度”にいつも惹かれます。

おっさんが書きそうな零細工場物語を、女性作者が料理
するとこんな風になるんだと、なんだか感無量です。

私は文章不得手なんでこんな表現しかできませんが、書評の
上手な人に、「Paint it Blue」の魅力も書いてもらいた
い気分です。
なんでこのマンガ有名にならないんだろ Date:2004-12-05
おすすめ度
絶対一気に読み終える。独特の高揚感のあるこの青春は最近の恋愛マンガの中ではダントツ。
最後のページをめくり終えた時にどっと涙が溢れ出る。その時読者はこの漫画にとりつかれていた事に気づく。
初子はどんなに幸薄くても希望だけはもってたんだろうなぁ。

上映中の某恋愛映画観にいくよりそのお金でこっち買ったほうが絶対にいいんだって!

どくいりきけん、たべたらしぬで Date:2003-10-07
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その「毒」が何かと話題になる松田漫画ですが、それを期待して読むと
肩すかしを食らわされるでしょう。一見、本書の毒は相当に控えめだからです。
しかしそれは表面的なことです。実は本書ほど「毒」にあふれた松田漫画はありません。

では本書の毒とは何か? それは主人公の初子が、自らの置かれている境遇、

そして誰が見ても不幸な境遇を、いささかも「不幸」だとは思っていないというところにあります。
もちろん状況を改善したいという希望は初子も持ってはいるのですが、
そのために何をするというわけでもなく、あくまでも他力本願的。自分の意志のない少女。
そんな初子を見てイライラさせられる人もいるでしょう。

しかしそれは初子の持って生まれた素地ではなく、母の死、父の蒸!発といった
他律的な要素によってもたらされているということがさりげなく暗示されています。
そして(詳しくは書きませんが)、本当にささやかな一筋の救いがある。
見事という他はありません。私も惜しみなく五つ星。一読を強く勧めます。

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