わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集
編集 矢崎 節夫
価格:¥ 1,260 (税込)
出版:JULA出版局
カテゴリ:単行本
ページ:160頁
JAN:9784882840701
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で8910位
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レビュー
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いのちの根源から来た優しさ Date:2007-11-03 おすすめ度 ![]() 金子みすずさんの詩は優しいです。 その優しさが、何か生命いのちの根源的なところから来ているような気がします このようなこころの深いところに届いた本をいくつか紹介したいと思います。 おそらにはてはあるの? (単行本) 詩集 念ずれば花ひらく (単行本) にんげんだもの (単行本) クリスマスのプレゼントでもいいし、何の記念日でなくても読んで喜んでいただけたら嬉しいです。 |
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はちと神さま Date:2007-10-20 おすすめ度 ![]() この本の中の「はちと神さま」という詩があります。 : はちと神様 はちはお花のなかに、 お花はお庭のなかに、 お庭は土べいのなかに、 土べいは町のなかに、 町は日本のなかに、 日本は世界のなかに、 世界は神さまのなかに。 そうして、そうして、神さまは、 ちっちゃなはちのなかに。 : この詩の通りだと思います。世界は神さまの中に、そして神さまは小さな命のなかに。 「金子みすゞをめぐって―MISUZU TALK〈1〉」この本に天文学者、佐治晴夫先生がローマ法王に「はちと神さま」の詩を翻訳してお伝えしたとき、たいへん感動なさったというお話しが出て来ます。本当に感動的な詩です。この世界の不思議をやさしい言葉でみごとに表していると思います。他にも「はちと神さま」に通ずる感動の詩が出てくる本ががあります。不落樽号の旅 です。 これは出しの所はかなりギャグを飛ばしているのですが途中から金子みすゞさんの世界のように宇宙の深さを感じさせる詩が出て来ます。金子みすゞさんのやさしさと深さはわれわれにいのちの真実をつきつけます。 |
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生きている心、言葉 Date:2007-10-18 おすすめ度 ![]() 若いみすずの心には 子どものようないたずら心も 母のようなおおらかで温かい心もあったのでしょう。 リズミカルでやさしい言葉が、「生きたみすず」となって こちらに伝わってくるようです。 私は、「しょうじ」という作品が好きです。 自分の幼いころを思い出しました。 |
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懐かしくも切ない詩 Date:2007-09-06 おすすめ度 ![]() 作者の感性、目線、どれをとっても驚かされます。ある時は蜂の目線から、ある時は宇宙の目線から、魚の目線から、子供の目線から。彼女の感性は、あらゆるところに及んでいるようです。彼女の不幸な境遇と、彼女の創作はつながっていたのかもしれませんが、むしろ感じさせずに光の方を向いているように思います。光ばかりでは光のありがたさが分からず、闇があるから光が分かる。そんな当たり前だけど、忘れていた何だか懐かしい母の腕の中を感じるような詩です。 |
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みすゞの詩には「すず」の音が聞こえる Date:2007-05-10 おすすめ度 ![]() 皆さん、金子みすゞの詩を喩えるならば、何がいいでしょう? 私は「鈴」の音色だと思うのです。 その詩は、あの澄みきった鈴の音のような気がしませんか。 濁りに染まない純粋な心で歌っているところに感嘆せざるをえません。 たとえば、テレビの映像で「お魚」の料理番組…「美味しい!」と言ってる平気さが恥ずかしくなります。 さて、表題作「わたしと小鳥とすずと」はお互いに優劣を分け合って、それぞれの個性があって 鈴はきれいな音を出し、わたし(みすゞ)は歌をたくさん知っている。 この詩の結び【みんなちがって、みんないい】の一句が広く知られています。 人間みすゞは鈴ではないけれど、その清々しさ、涼しさは共通するように思われます。 「みすゞ」の詩には、耳を澄ますと「すず」の音色が聞こえてくるのです。 |
