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鉄道員裏物語―現役鉄道員が明かす鉄道の謎

価格:¥ 1,260 (税込)
出版:彩図社
カテゴリ:単行本
ページ:207頁
JAN:9784883926275
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で102446位
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レビュー
著者の鉄道マンとしての誠意が伝わって来ます Date:2009-08-15
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昔、JRでアルバイトしていた時に聞いたいろんな話がことごとく出てきて、「あぁ、やっぱりそうやったんやぁ」の連続でした。
話はどれも読みやすく面白く簡潔です。
ただ、その中にも著者の鉄道マンとしての誠意が伝わって来て、とても感動しました。
後日そのことを著者へメールしましたが、その返答も真摯なもで全く頭が下がります。
営利に偏り過ぎた鉄道業界に警鐘をならす著者をこれからも応援していきたいと思っています。
「そういえば」という内容が漏れなく載ってる Date:2009-03-12
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 鉄道に関して、「そういえばどうなの?」という内容が漏れなく載っている感じ。人身事故の処理とか、その後の賠償請求だとか。かといって、とくに深刻な筆致ではないので、本当に楽しみながら読める。
 しかし運転士が日々自分の生理現象と闘っているとは新しい発見だった。
公益事業の喜びと悲しみ Date:2008-09-26
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裏物語となっているが、一般には余り知られていない鉄道マンの勤務実態(夜勤業務が多く、出勤日数が少ないとか、乗務員はトイレに行けないとか、駅員には飛び込みの死体処理対応があるなど)について触れられており、興味深い。仕事は安定しているが、給与水準は余り高くない、職場の縦の絆が強い、組合が強く現場の人は競争や昇進を嫌う、休みは多いが土日は休めない、顧客対応で苦労が多い、合理化のため安全がなおざりになる傾向があるなど、鉄道に限らず、電力、ガス、電話、水道など日本の公益事業全体に共通する問題を抱えていることが分かる。こうした業界の人がいわゆるライフライン、公共インフラを支えている訳で、一時のライブドアやヒルズ族のような華やかだが、どこか虚業のような世界とは違い、地味だが、昔ながらの日本の古き良き価値観を引きずった世界が覗き見できる。
鉄道を利用するのが楽しくなりました! Date:2008-03-04
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本書は3章構成になっており、第1章「鉄道員の事件簿」では、人身事故処理の風景やチカン逮捕の現場、変なお客などを扱っており、総体的にコミカルタッチであることから面白く読めた。第2章「誰も書かなかった鉄道の秘密」では、乗務員のトイレ事情や電車に飛び込んだら幾らかかる?などを取り上げており、鉄道の秘密が満載しており読み応えがあった。第3章「世にも奇妙な鉄道の世界」では、鉄道員の生態や鉄道事故のカラクリなどを著者の目線で語っており、なるほど、といった内容になっている。総体的には、ディープな鉄道マニアの方には物足りないかも知れないが、私のようなライトユーザーには非常に読み応えがあり、知られざる鉄道の世界を満喫できた。ぜひおすすめの一冊である。
鉄道員の意外な生態を公開するとともに、鉄道業の将来を危惧する好著 Date:2008-03-01
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自分の勤め先の内幕をまとめた書物は以前からいろいろありました(お役所の掟、はみ出し銀行マンシリーズなど)が、この本はとある大手民鉄の駅員の方が、ご自身の勤務実態・体験談などをあるがままに描いたものです。

冒頭からショッキングな処理業務、不正乗車や痴漢への対応、その他、日々利用していながら乗客としての立場では知りえないウラ話が赤裸々に描かれていて、非常に興味深く読んでしまいました。
不規則な泊勤務制ながらも休日がかなり多い、というのは驚きでした(運輸業では当たり前なのでしょうが)。

鉄道業ならではの勤務実態には興味を惹かれますが、著者が主張したいのは、乗客の無作法さや、風化しつつある保安業務にあるようです。
著者は福知山線事故の例を挙げて、人員削減などの過度な合理化が進んだことによる綱渡り状態の安全管理により、今後の鉄道業の前途は明るくない点を突いています。利用者・会社上層部・時代の要請とはいえ、効率・サービス最優先経営が、運輸業の根幹を揺るがす事態を招いている点をひそかに内部告発している点が印象に残りました。
また、駆け込み乗車など、事故の遠因となるような、明らかに乗客側故意の危険なふるまいにしても、強く言えなくなった駅員のジレンマがひしひしと感じられました。

一点残念だったのは、本の表紙(帯)や扉のデザイン。取って付けたようなイメージ写真でいまいち稚拙に感じました。
装丁にも注力すれば、多くの読者を獲得できるのではないかと思います。
改訂版出す機会がありましたら、ぜひ検討してみては?
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