アンジュール―ある犬の物語
価格:¥ 1,365 (税込)
出版:ブックローン出版
カテゴリ:大型本
ページ:57頁
JAN:9784892389573
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で14033位
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レビュー
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あるイヌの話 Date:2010-01-17 おすすめ度 ![]() 飼い主から、車から、なげ捨てられたイヌが、、 さまよいあるいて、 そして、ある少年と出会う。 イヌじゃなくても、人でもいい。 この途方にくれた感じは、不安感は、 分かる人には痛いほど分かるはず、、。 この少年の手は、表情は、受容なのか、拒絶なのか? |
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ほんものの絵本。 Date:2009-12-31 おすすめ度 ![]() これは絵本です。 正真正銘の絵本。 なぜなら、字がないのです。 一切。 絵だけでお話が進んでいきます。 絵だけなのに、何か言葉が聞こえてきます。 絵だけなのに、心の声が聞こえてきそうなが気がします。 とある絵本作家の先生がおっしゃっていました。 「本当に力を持った絵ならば、その絵を見ていると、その静止した世界が動き出す。」 と。 この「アンジュール」という、白と黒だけで描かれた、色のない「絵」だけの本の世界には、無数の言葉が溢れ、そこに、いくつもの感情移入し得る場面があります。 そして、 言葉がなく 色がないからこそ 自分だけの言葉を載せて 自分だけの色をつけることができます。 人の心を受け入れる、広い余白を持った絵本です。 |
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プレゼントにお勧め Date:2009-12-09 おすすめ度 ![]() 文字はなく絵だけのまさに絵本なのですが、 この1冊でこれほどまでに深く 人の心を引きつけることができるとは。 本ってすごい!と思わせます。 犬好きの人なら間違いなく心を持っていかれますから、 プレゼントし甲斐がありますよ。 |
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見る人によって様々な感想が出る傑作。 Date:2009-11-22 おすすめ度 ![]() 数十葉のデッサンが綴じられている。 それらをめくりながら何度も繰り返して眺める。 墨絵のような単色が段々色付いていく。 そして動いていく。 まるでアニメーションを見ているような気分がする。 見る人によって様々な感想が出る傑作。 |
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モノトーンの叫びは、私たちの耳に届いたか? Date:2008-12-12 おすすめ度 ![]() 最初のページから、私たちはこの絵本から目を離せなくなる。 1ページ目に描かれているのは、走っている自動車の窓から放り投げられ、 からだを“くの字”に折り曲げて空中に浮く飼い犬の姿。 自分がなぜこんな事をされたのか全く理解できない犬は、 自動車を全速力で追いかけ、でも追いつけず、途方に暮れ、さまよい、… 鉛筆で描かれた黒と白とのコントラストによる画面は、余分な背景は除かれ 私たちは自然に、主人公である犬の視点に立ち、その感情に入り込むことができる。 しかしそれは、ある意味つらいこと。 なぜなら、犬の感情を自分の心に写したとたんに、 ページをめくるほどに、犬のつらさ、苦しさ、絶望感に胸をつぶされそうになるから。 最後の6ページは、作者の絵本作家としての創作力が発揮された見せ場だと思う。 道で偶然に少年と出会い、2者の距離が少しずつ縮まっていく。 少年が道端に置きっぱなしにしたカバンと少年との間隔が次第に離れていくことが、 すなわち少年が犬に近づいていく、ということを表している。 最後のページで犬と少年が最も近づいた姿が描かれる。 だがその後、犬はどうなったかまでは描かれない。 私たちはこの少年や犬と簡単に共感できる資格はない。 日本では年間10万頭以上の犬が、飼い主に見捨てられたりなどで殺処分されている。 その現状を見て見ぬふりで放置している私たちは共犯者である。 |

