スコープ少年の不思議な旅
価格:¥ 1,785 (税込)
出版:パロル舎
カテゴリ:単行本
JAN:9784894190481
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で18833位
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レビュー
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レンズの向こう側 Date:2008-01-12 おすすめ度 ![]() 丸く切り取られた写真が続きます。 被写体は小箱の中に閉じ込められた、小さな部屋だったり 廊下だったり、庭だったりします。 個人的に気に入ったのは長く続く廊下の写真でした。 長い廊下の壁に、無数に並んだドアと、 何故かそれに向き合うよう並べられた椅子とテーブル。 静寂で、一見陰鬱に感じる風景なのですが、 窓からこぼれる明るい光(午前中の陽光に見えます)に救われるのです。 作品は退廃的な風景が多いのですが、ほとんどに窓やドアがあり、 そこから見える外の景色や光がとても綺麗です。 光の当て方によって全然違う雰囲気になる小箱もあるらしく、 その精巧な造りに感心させられます。 ただ、大きな写真でちゃんと紹介されていない作品が数点あるようで (終わりのほうに小さく載ってました)、それが残念だったので☆4つで。 |
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覗くという心理 Date:2007-12-19 おすすめ度 ![]() マルセル・デュシャンからの影響を受け、 ”覗く”世界『スコープ』を創りだしている桑原氏。 真鍮の箱の中にはミクロコスモス。 小さな椅子やその扉のノブまですべて彼が創りだしている。 スコープにライトをあてると、幻想的かつ懐かしい情景が、 デジャ・ビュのような感覚で広がる。 ライトを当てる位置によって刻々と風景が変わっていく。 朝の景色、黄昏時、深夜・・・ 亡き瀧口修造や澁澤龍彦に見せたい・・・ 今でもそんな気持ちで作っているそうだ。 そんな彼の作品を見出した巌谷氏との共著。 実物を見るのが一番だがこの作品集も優秀な1冊。 |
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自分の掌に世界をおさめるために Date:2007-06-26 おすすめ度 ![]() スコープとは、もともと顕微鏡や望遠鏡のような、 世界を拡大してみる器械のことだという。 しかしアーティスト桑原弘明の造るスコープは この世界を拡大してみるものではない。 掌に乗る位の小さな箱、そこから細い筒が出ていて 先端のレンズを覗くと、そこにオブジェがある。 それが桑原弘明の世界だ。 僕たちは巌谷国士の文章に導かれながら いつか見たノスタルジアの世界を旅するように 極小のオブジェが写された 素敵なページを次々とめくるようになる。 それはそう、不思議な旅以外ナニモノでもない。 読み終えた後、誰もがこのスコープが欲しくなるだろう。 自分の掌に世界をおさめるために。 |
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本という名のスコープから Date:2005-12-19 おすすめ度 ![]() この絵本はスコープをのぞくように、ページをめくります。 巖谷さんの言葉たち、そして桑原さんのスコープがスコープ少年を旅立たせる。 わくわくして覗くと、そこはアリスの世界や、庭園がひろがっている。 黒く小さなこの絵本に、どれだけの世界がひろがっているか! 小さくて、なによりも広い。この時期クリスマスプレゼントにされたら、もうたまらない絵本!! |
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旅に出る Date:2005-12-12 おすすめ度 ![]() 巌谷氏の文字の上を踊り、少年になった私は桑原氏のスコープの中を飛び回る。 どこへ旅に出るのか。 どこに辿り着くのか。 大きな私が小さな少年に。 現実はどこか。少年はどこか。 たくさんのスコープ少年が飛び回る。 そして行き着く先も行きたい場所も異なる。 皆がスコープ少年になれるのだ。 |

