Linux&UNIX Shellプログラミング―Bourneシェル徹底攻略

原著 David Tansley , 翻訳 服部 由美子
価格: (税込)
出版:ピアソンエデュケーション
カテゴリ:単行本
ページ:610頁
JAN:9784894715264
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エディターレビュー
   Unix系OSのCUIであるShellは強力なツールだ。Unixの思想とも呼べるこのCUIはGUIベースのツールなどとは比較にならないほどの柔軟性と拡張性をもたらしてくれる。開発者や管理者はもちろん、Unix系のOSを使う方はマスターしておいて決して損はない。

   本書は、shellそのものとBourne shell プログラミングについて解説したものだ。shellをはじめて学ぼうとする初心者向けに書かれたものであるが、もちろん中級以上の方向けにshellテクニックのリファレンスにもなるように構成されている。Unixシステムにおける初歩的な知識から解説しており、例題のサンプルコードとコードの実行結果をきちんと掲載しているので動作が理解しやすく、また各章の独立性が高く、必要な技術が記されている箇所のみを選んで読むことができる。

   本書で扱う範囲は広く、ファイル検索や置換、入出力などのコマンド、そして正規表現やgrep/ded/awk/trなどを使用したテキストの編集、環境変数、shell変数を扱ったログイン環境の編集、そして条件分岐やフロー制御構造を盛り込んだ本格的なshellプログラミングの解説とよりよいスクリプトを作るためのテクニックが紹介されている。本書ではshellを拡張させる要素としてawkなど、他のスクリプト言語の紹介やcgiの構築についても触れており、通常なかなか見ることのできないスクリプトによるWeb操作についても解説されている。

   またヒアドキュメントによるトラップとシグナルの使用、inittabを使用したshellの自動起動といった高度な要素も充実しているので管理者や開発者にとっても非常に役に立つだろう。なお、Bourne shell対応となっているがLinuxで標準のbashにも完全に対応しているのでLinuxユーザーも安心して使用できる。

   ちょっとした機能を実装する時に、あるいはアプリケーションを連結したり拡張したりする時にshellは必須の技術だ。管理者や開発者の人は手元に1冊おいておくと便利だろう。(斎藤牧人)

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