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本当に女帝を認めてもいいのか (新書y)

価格:¥ 819 (税込)
出版:洋泉社
カテゴリ:新書
ページ:189頁
JAN:9784896919271
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で573074位
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レビュー
2千年の歴史を途絶えさしてはいけない Date:2006-09-10
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各テレビ番組のアンケートでは女性・女系天皇賛成が7割ですが、このアンケートに答えた人たちは女性天皇と女系天皇の違いがわかってるのでしょうか?そもそもアンケートの女性天皇・女系天皇に賛成ですか?という項目自体がおかしい。正しくは女性天皇に賛成ですか?と女系天皇に賛成ですか?と2項目とわけるべきではないでしょうか?
たしかに男性にしか皇位継承の資格がないのは男女差別です古代からの慣習で理不尽な部分もありますが、仕方ないのでは、女性差別論者の方には目をつぶってもらうしかないでしょう。
あと旧宮家の皇族を養子に迎えても国民の人気、好意は得られないという意見もありますが天皇はアイドルでも芸能人でもありません。国民の過剰な人気とりをする必要はありません。天皇とは2千年の歴史を受け継ぐかたです。女系天皇を認めてもなんの知識のない国民には人気を得ても女系天皇が即位すれば本当の愛国者は去って行くでしょう。
遺伝子の勉強をしなさい Date:2006-05-30
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神武天皇陛下からのy染色体が、百数十代受け継がれている、なんて議論がいかにおかしなものか。少しは遺伝子についての勉強をなされたらどうかと思う。
こんな愚か者が保守の若手論客としてもてはやされるとは。福田恒存に私淑する保守主義者としては、とても恥ずかしい。
女系天皇の問題点がよく分かる Date:2006-03-04
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世論調査によると、約八割は女帝容認だそうです。しかし本当に分かってアンケートに答えているのでしょうか。はなはだ疑問です。世間では、「女性」天皇と「女系」天皇を混同しています。125代に至る現在まで、「男系」に拘ってきた理由と苦労が本書でわかります。有識者会議の出す結論は、「はじめに女性天皇ありき」ですね。有識者会議は皇統を断絶したいのでしょうね。このメンバーが、皇統についてはまったくの素人集団であることが気にかかります。「継ぎ役」としての女帝には賛成です。でも基本は「万世一系=男系」でしょう。世界に類の無い歴史を、ここで断ち切って良い理由はありません。男系継承のためには、戦後廃された旧宮家復活が妥当な案だと思います。
安定した男系の皇位継承は100%可能 Date:2006-02-10
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皇太子が40代半ばを越えられた今、皇太子の次の後継者養成を論議すること自体は大変、時宜にかなったことだと思います。秋篠宮家に男子が誕生すれば問題ありませんが、今回駄目でも男系の継承は十分可能です。有識者会議の皇位継承の答申は、派生した論題も多岐にわたっていますが、ここでは問題の核心と思われる「安定した男系の皇位後継者を継続的に得る方策があるのかどうか」について、私見を述べます。
 いわゆる女系論者の方が論拠にしているのは、「現在の皇室には、皇太子の次世代の男子が不在なので、男系の皇位継承が不可能となること」、「旧宮家を復活させて皇太子の後継者としても、少子化、側室制度の廃止などの理由により、次世代以降の男系維持が不安定になること」です。
 しかし、女系論者の指摘は杞憂です。現在、普通の産科医院でも男女の産み分けをアドバイスしてくれます。これは昨今のクローン動物や不妊治療のような特殊なものではありません。女性の性周期に合わせて性行為を行いさえすれば、理論上は100%、実際は生身の人間相手なので95%の確率で産み分けることができます。特別な操作を行うわけではないので、奇形の心配もなく、倫理的な面も問題ありません。男女産み分けの情報は巷にたくさんあふれていますが、ネットhttp://umiwake.chu.jp/などで簡単に検索できます。
 皇族方も適当な専門家のアドバイスを得れば、男子を得ることはたやすいことです。また、万が一の場合に備え、旧宮家の方を復帰していただき、皇位を継承していただくのがよいと考えます。
 今すべきことは、皇室典範の改正などではなく、男女産み分け術に習熟した産科医などの医学関係者を登用し、皇族方の男子づくりに関与させること、旧皇族方を復帰させ、万一に備えるとともに、現宮家の方の結婚相手の候補者を育成することです。
皇室に市民社会の原理を当てはめるのはお門違いである Date:2006-01-22
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歴史上、8人の女性天皇が存在した。
が、その子が即位した例はただの一度もない。
母を天皇に持つ子が天皇になる=女系天皇は、日本の長い歴史の中で、ただの一度もないのである。知らなかった。

著者の八木氏は、女系天皇が認められない理由を多数あげている。
たとえば、神武天皇の血はY染色体にしか受け継がれないのだ、という論点もそのひとつだ。しかしそんな理屈は後からとってつけた枝葉末節に過ぎない。八木氏は「理屈なんかない、駄目だから駄目なんだ!」と叫びたいのだと思う。そこを論理的に説明しようとするから、言い訳がましく、わかりにくくなる。理由などないのである。はるか昔からそうだったから。以上終わり。筆者はそれで十分だと思う。

ところが、自由、平等、男女同権といった民主主義的スローガンや、戦時中の皇国史観へのアレルギーがこの問題と絡んでくると大変ややこしくなる。どちらも、皇統存続とは本質的には関係のない問題である。

皇統存続は政治的イデオロギーの問題ではなく、日本民族のバックボーンに係わる問題である。萱野覚明氏の「神道の逆襲」に詳しいが、日本の民族的ものの考えかたには、やおろずの神への畏れが強く背景にある。たたり、だとか、穢れ、といった原始的感情は、日本人なら誰にでも理解できるだろう。この神々を祭り鎮めるのが皇室であった。これがために中国や欧米と違い、皇室は時のどの政権によっても倒されることがなかったのである。

本書は、皇室に市民社会の原理を当てはめるのはお門違いである、という。この一言に尽きると思う。そもそも論理で議論できる問題ではないために、細部の論理展開にはいくらでも突っ込む余地があるが、全体として八木氏の思いは十分に伝わる。
一読の価値はある。
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