民主主義への憎悪
翻訳 松葉 祥一
価格:¥ 2,940 (税込)
出版:インスクリプト
カテゴリ:単行本
ページ:244頁
JAN:9784900997189
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で65041位
おすすめ度:
[ Amazonの詳細ページへ ]
出版:インスクリプト
カテゴリ:単行本
ページ:244頁
JAN:9784900997189
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で65041位
おすすめ度:

[ Amazonの詳細ページへ ]
この書籍を買った人はこんな書籍も買っています
レビュー
|
前著の応用編 Date:2008-08-06 おすすめ度 ![]() 前著の『不和あるいは了解なき了解』で提示された理論を、現代フランス思想界へ批判的に適用する好著。 訳者解説が丁寧なので、解説を先に読んだほうが良いかもしれない。 理論的には新しいものを提示しているわけではなく、アレントやプラトンの(批判的)読解を通して、「政治」の根底にある暴力性を批判する、という前著の議論を踏襲している。 ランシエールが面白い点は、そうした暴力性を批判すると同時に、その暴力性そのものが、ベンヤミン的な「神的暴力」として権力構造を反転させる可能性を読み込んでいく、その過程の精緻さだろう。 そうした点では、フーコーなどの権力性に関する議論などとも通低するものがある。すなわち「権力性」や「暴力」の不可避性から目を背けず、不断にこれを凝視/更新せよ、ということだ。 暴力/権力論だけでなく、ジェンダー論(とくに、サバルタンの議論など)や運動論にも有用な一冊だろう。 |
