いつか、ずっと昔
イラスト 荒井 良二
価格:¥ 1,575 (税込)
出版:アートン
カテゴリ:単行本
ページ:47頁
JAN:9784901006941
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で233264位
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レビュー
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夜桜の花のアーチは、まさに異界に開かれた門 Date:2008-12-30 おすすめ度 ![]() 結婚を控えたれいこと浩一が夜桜見物に来ました。見渡すかぎりの桜、濃紺の闇に、つめたいほど白い花がしんとしずまりかえってさいています。風が吹くたびに花びらがこぼれます。 浩一の腕にもたれて、うっとりと夜桜をながめるれいこに、次々と現れる過去の恋人たち。木の根のかげから、しゅる、と音がして現れたもの。木々の間をうろうろと動き回っていた白くて、まるく太ったもの。豚舎の入り口に、うしろから月光をあびて、ちょこんと立っていたもの。 桜の幹から養豚場、海を経て、再び花びらの中に立つ浩一のもとに戻ってきたれいこ。れいこは、浩一の腕にしがみつきながら、「さよなら」と昔の恋人たちに、そっと告げます。さて、れいこの恋人達とは・・・。 『つめたいよるに』収録の「いつか、ずっと昔」を底本として描き下ろされた絵本です。荒井良二さんのユニークなイラストが江國香織さんの物語の世界を幻想的に彩っています。夜桜の花のアーチがまさに異界に開かれた門のようです。 |
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いつか、ちょっと昔 Date:2004-12-10 おすすめ度 ![]() 江國さんの『つめたいよるに』という本におさめられている作品を、荒井良二さんの絵で絵本にしたものです。色がとても美しくて、ページをめくるたびに、うっとりしたり、はっとしたり、どきっとしたりします。 昔この作品を文字として読んだときの印象と、今回絵本になって読んだときの印象とではまったく違うのですが、「こんなんじゃない!」という違和感ではなく、すっと胸におさまるカタチになっているのがすごく不思議。もうひとつの「いつか、ずっと昔」の世界がここはあります。 |
