みずうみ
価格:¥ 1,260 (税込)
出版:フォイル
カテゴリ:単行本
ページ:206頁
JAN:9784902943122
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で163291位
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(「立読のようなもの」にはネタばれがある場合がございます) いつのまにか、主人公〈私〉の家に住むようになった中島くん。 ふたりは、家族のまねごとをするように、ちいさな世界をつくって日々を 生きていました。 ある日、みずうみの近くに住む、かれの昔の友だち(兄妹)を、ふたりで 訪ねたことをきっかけに、徐々に、中島くんのふしぎな過去があきらかに なって… まさに、みずうみの水面を、すうっと、風がなでていくように、しずかに ながれていく物語。そこにたたえられた水の清らかさ、透明な思いの深さ にのみこまれていくような気がしました。 かなり「好き」という声が多...
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レビュー
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物静かな世界 Date:2009-03-10 おすすめ度 ![]() おだやかな湖のほとりを連想させる文体。しかし取り扱っているテーマ自体はかなりヘビーでディープだ。ロマンティックなだけの恋愛小説から抜け出したい人にはおすすめです。 |
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ことばによる癒し Date:2009-02-05 おすすめ度 ![]() 心に傷を追う恋人同士が、自分の心の奥底に秘めて目を背けていた過去と向き合い、乗り越えていこうとする。 1文字も読み飛ばすことが出来ない。 そのうちに自分の気持ちのわだかまりがほぐれていく。 |
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題名が象徴 Date:2008-01-31 おすすめ度 ![]() 「みずうみ」 この題名が作品や中島くんの内側、 彼がいたところ(あまり詳しくは書きませんが)などを 象徴していると思います。 海のように開かれてなく閉ざされていて 波はあまり立たず穏やかで、 静かにたゆたっている感じ。 そんな題名通りの小説でした。 ちょっと現実世界で「あれのこと?」と思えるような ばななさんに関しては随分とリアリティのある 小説だ、と思いましたが、 最後までぐいぐいと読むことが出来ました。 出てくる人も決して多くなく、 ほぼ「わたし」と「中島君」の 二人語りのような感じですが、 お互い無駄なことを言わず、一言一言が まるでエッセンシャルオイルのように濃厚なので 他のものはいらない、という感じです。 静かな、静かな小説です。 |
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ばななさんはどこへいこうとしているのだろう。。。 Date:2007-11-07 おすすめ度 ![]() ひとつ間違ってしまうと、私みたいに一生いらいらして暮らすことになっちゃうんだよ? いつも怒ったりどなったりしているっていうのは、結局、人を頼っているってことなのよ。 なるほどな〜と思った作中の文章であります。 |
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みずうみ Date:2007-07-09 おすすめ度 ![]() 幼稚園の壁に大きく描かれたみずうみ。そしてサルたち。 私は、今回の作品はばななさんの作品の中でも、とても暗い色を放っている作品だと思いました。 といってもそれがいいだとか悪いだとかそういうことではなく、いつもの作品と違うというだけのことです。 ですが、賛否両論というのもよくわかります。 個人的に、私はとても良い作品だと思いました。中島くんの暗い過去、みずうみの家に幽霊のように住む、ミノくんとチイさん。斬新な出来事を、冷静に受け止める、主人公ちひろ。 そして、ちひろが今まで飲んだ紅茶の中で一番おいしい、といったミノくんの紅茶はどんな味がしたのでしょうか? 中島くんの過去は、終わったあとはちょっとアンリアリスティックに感じましたが、それでも読んでいるときは、ショッキングだなあ、と思いました。 確かに、いつものばななさん(宗教やオカルト、幽霊・そして大きな死)が描く世界は少ないほうですが、私はこれはこれで良いと思いました。 まだ読んでいない方は、とても読みやすいので、いつか一回は読んでみてください。 |


