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モーツァルト : ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466

演奏 ハスキル(クララ) , 作曲 モーツァルト , 指揮 マルケヴィチ(イーゴリ) , 演奏 コンセール・ラムルー管弦楽団
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ユーズド:¥ 3,799より »
レーベル:ユニバーサル ミュージック クラシック
カテゴリ:CD
JAN:4988011169748
Amazon.co.jp 売上ランキング:音楽で109689位
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  1. ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
  2. ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
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レビュー
残念ながら、ハスキルのテクニックを含め、もはや名盤ではない。 Date:2008-07-17
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 かつての名盤である。録音された1960年時点では、この曲のステレオ録音も、名盤も少なかったので、この演奏がトップにあげられるのもやむを得ないし、その時に聴かれた中年以降のオールドファンにとっては、懐かしい、また他に替えがたい演奏であったことは想像できる。したがって、音楽評論家諸氏も年代が上の方ほど熱心に推しておられたし、21世紀の名曲名盤でもトップにあげられている。
 しかし、これらの曲を初めて聴かれる方はいざ知らず、他の演奏に接してみると、この名盤は、本当に寂しい。
 まず、死の三週間前のハスキルのテクニックは冴えておらす、音階などレガートになっていない(あの最晩年のルドルフ・ゼルキンとも比べものにならない)。ピアノの音も、あまりにも朴訥とシンプル、モノトーンで色(気)がない。緩徐楽章も、音がつながらないため、歌っていない様に聞こえる。
 録音も、特に良いわけではなく、1960年のフィリップスならもっといい録音をすることも出来たはずだが、パリでの差し迫った状況はそれを許さなかったのであろう。
 ハスキル自作のカデンツァも、特に魅力的なものではない(20番ではやはりベートーヴェンのカデンツァと比べるので、なおさらである)。
 オケの伴奏も、フォルテの響きなど迫力もあり立派なものだが、表情付けは最小限で、インテンポでつけているだけ、とも言える素っ気ない、閃きのない没個性的なものだ(そこがマルケヴィッチらしい、とも言えるが)。モーツァルトらしいオーケストレーションの妙、内声部のおもしろさなどの発見は、全く見当たらない。
 現代のピアニストが、この頃に比べ、如何にテクニックのレベルが上がっているか、そしてそれをさらに強調する録音技術の進歩がある。録音年代順に挙げれば、ゲザ・アンダ、バレンボイム、ブレンデル、グルダ、アシュケナージ、プレヴィン、内田光子、等々・・そしていずれの伴奏のオケも、もちろんである。そして、ゼルキン/アバド/ LSO の味わい深く、感動的な演奏もある(同じカップリングのCDも発売されている)。激情的な演奏なら、バレンボイム旧盤を筆頭に、アルゲリッチ、グレン・グールド、グードなどを選ぶべきであろう。
 本当に残念だが、以上の演奏に比べて全ての面(演奏・録音)で聴き劣りがしてしまった、と感じざるを得なかった。中では、24番のフィナーレが最もいい出来映えではあるが、20番はもう、過去の・・。
20番は多数残されていますが Date:2007-07-11
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1957年〜58年を堺に録音がモノラルからステレオに変わっていますが、これはむろんステレオ録音です。
本当に最後の録音になってしまったのですが、最終的に最高のできになっています。

フリチャイやザッハー指揮の20番も素敵ですが、この一枚は、録音状態・演奏がベストの状態だと思います。
人類の至宝とはこのことか Date:2007-02-08
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これを超える20番を聴いたことがありません。
とくに二楽章の中間部の演奏は、奇跡的です。
ハスキルもマルケヴィッチのオケも神がかってます。
こんな演奏は空前絶後ではないでしょうか。

なお、ハスキルはフリッチャイと入れた20番も有名ですが、
こちらのマルケヴィッチとのやつのほうが断然良いです。
オケが良い Date:2006-12-15
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ハスキルのピアノは言うまでもなく良いが、オーケストラも良いことをむしろ挙げておきたい。今まで色々なクラシックを聴いてきて、このコンセール・ラムルー管弦楽団が演奏しているものにハズレが無かった。盛り上がるところ、美しく聴かせるところ、全てにおいて良い。他に好きなオケは、パリ音楽院管弦楽団も挙げておく。(単にフランス好きなだけ?)
稀代のモーツァルト弾き、クララ・ハスキルが奏でる、モーツァルトの最上の音楽 Date:2006-02-12
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折しも、今年はモーツァルト生誕250周年。年が明けるとともに、マスコミが、こぞって、その話題を取り上げるようになり、「じっくりとモーツァルトを聴いてみたい」、そんな気持ちを掻き立てられた人も多いのではないだろうか。

モーツァルトは、交響曲・管弦楽曲、協奏曲、室内楽曲・器楽曲、オペラ・声楽曲と、あらゆるジャンルに名曲を残した大作曲家なのだが、自らが天才ピアニストであっただけに、特に、ピアノ協奏曲に名曲が揃っており、私の場合、モーツァルトを聴きたくなったときに、まず、手が伸びるのが、第20番以降の後期のピアノ協奏曲なのである。

モーツァルトのピアノ協奏曲は、美しくも物悲しい、哀愁漂う緩徐楽章が絶品であり、そんなモーツァルトのピアノ協奏曲は、やはり、タッチが柔らかく、音色の美しい女性ピアニスト、それも、クララ・ハスキルやマリア・ジョアオ・ピリスで聴いてみたい。同じ女性ピアニストでも、内田光子のような、情念の深過ぎる演奏は、聴いていて疲れてしまうところがあるのだ。

さて、このCDには、モーツァルトのピアノ協奏曲全27曲のうちでただ二つの、短調で書かれた曲である第20番と第24番が収録されており、いずれもが、「モーツァルトの光と翳」のうちの、「翳」の部分が色濃く投影された作品である。短調特有の、暗く、翳りのある旋律がほぼ全曲を覆っており、特に、緩徐楽章の、シンプルながらも、一音一音が心に浸み込んでくるような、物悲しい哀愁漂う旋律の美しさは格別であり、ハスキルは、そんな緩徐楽章を、粒立ちの綺麗な、透明感のある柔らかい音色で、たっぷりと歌わせているのだ。

ちなみに、このハスキルの第20番と第24番の二つの演奏は、いずれも、「21世紀の名曲名盤」(2004年音楽之友社)のそれぞれの曲中で、第1位にランクされている。      
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