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ダウン・バイ・ロー [DVD]

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ユーズド:¥ 3,500より »
販売元:JVCエンタテインメント
カテゴリ:DVD
JAN:4975769219382
Amazon.co.jp 売上ランキング:DVDで21803位
おすすめ度:

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レビュー
堂々巡りの逃避行 Date:2007-09-09
おすすめ度
DJの仕事を転々として女に愛想をつかされるザック(トム・ウェイツ)と、ビッグになる夢を見続けるしがないポン引きのジャック(ジョン・ルーリー)。おいしすぎる話にマンマとのっかり、ものの見事にハメられて刑務所送りになる。「どうせあがいたって何も変わらないさ」と思っているであろう2人は、運命に流されっぱなしの、ジム・ジャームッシュ作品には欠かせないいつもの脱力系キャラだ。

その2人に対して、刑務所の牢屋で同部屋となる謎のイタリア人ロベルト・ベリーニは、あきらかに異質だ。愛嬌のあるベビーフェイスによく通る声。英語の手引き帳を持ち歩き、何とかアメリカ文化に馴染もうと、あくまでも人生には前向きだ。アメリカ社会の澱の中にどっぷり沈みこみ、すっかり生気を失っているジャックとザックとは大違いである。

まんまと脱獄に成功したものの、沼地をさまようハメになる3人。人生に目的のないジャックとザックは、ケンカ別れして別々の方向に歩き出すが、結局は元の場所に戻って来てしまう。唯一ロベルトだけが、沼地の近くに立つレストランで一生の伴侶(ニコレッタ・ブラスキ)を見つけて腰を落ち着ける。翌朝レストランを旅立ったジャックとザックはY字路にさしかかり、再び別々の方向に歩きはじめるが、結局は元の場所に戻って来るにちがいない。
高校時代 Date:2006-05-09
おすすめ度
通っていた片田舎の高校の
外人英語教師の青年に
好きな映画はと聞いたら
この映画だった。

もちろん田舎の高校生が知ってるわけない。
英語の勉強がてら
ふ〜ん、法律の下を抜けろ、みたいな
受け止め方で。

それから
数年して観た。
ああ、この映画だったんだと^^

いあー。
あの外人いい趣味してたんだなーと
今思う。

私はベニーニのようになりたい。



オフ・ビートが心にしみた20歳の頃の私 Date:2004-10-23
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 この映画、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』があまりにも評判でその陰に隠れていますが、私は当時からこの映画の方が大好きでした。まさにオフ・ビート。映画の最初でジャックもザックも騙されて監獄にはいるのですが、そこで脱獄の後は復讐になるのかというと全然そんなことはなく、人生が流れるままに彼らは流されていきます。大学受験・入学の時期にあって肩肘いからせていた私には衝撃でした。つげ義春の旅紀行ものと同じく、世俗の軋轢からポンと飛び越えた自在さや平静があって、どうしようもなくこだわりに満ちていた私に「こんなのも良いなあ」という世界を見せてくれたのでした。
 思うにこの映画が優れたロード・ムービーであるという所が大きいのでしょう(ジム・ジャームッシュの映画は旅や車による移動をモチーフにしているものがほとんどです)。旅・徘徊は労働というものと対極にある行為なのだそうですが、目的に向かってただ突っ走った受験戦争に疲弊した私に必要な映画だったのです。また、今では有名になったR.ベニーニがとっても良いです。滅茶苦茶な英語(ジャームッシュ監督が意図的に仕込んだそうです)で話すのですが、ハートのある「言葉」なので人の心を引きつけるのです。「言葉」は人を傷つけるものでもあり、W.アレン映画のように「言葉」が宙に舞っている(それがおかしい)ケースもありますが、「語るべき内容を必死に伝えようとするなら伝わるんだ」という当たり前のことを知らせてくれたのもこの映画でした。
 この様にこの映画は20歳前後の私にはなくてはならない映画でした。でも気楽に見るのが一番でしょう。タイトル通りどんどん下がっていくのも結構良いものです。
〈追伸〉ジャームッシュ監督は『情け無用のジャンゴ』や黒澤明の『羅生門』へのオマージュを捧げた映画を撮ってますが、この『ダウン・バイ・ロー』はきっとルノワール監督の『大いなる幻影』へのオマージュでしょう。
ジャームッシュの映画では最も楽しい Date:2002-05-26
おすすめ度
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」や「ナイト・オン・ザ・プラネット」に比べると、ジャームッシュ初心者には入っていきやすいし、なにより面白くて可笑しいです。後に「ライフ・イズ・ビューティフル」でイタリア以外でもブレイクするロベルト・ベニーニは、こっちの方が全然いいし演技も臭くない。ジョン・ルーリはクールだし、トム・ウェイツは最高だ。「ストレンジャー・ザン・パラダイス」よりこっちの方が好きだというのは、こっちの方が楽しいからだ。エンディングの曲がトム・ウェイツの映画はまずハズレがない様に思える。「スモーク」なんかがいい例だ。
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