ベートーヴェン:チェロソナタ集(全曲)

演奏 カザルス(パブロ) , 作曲 ベートーヴェン , 演奏 ホルショフスキー(ミエチスラフ) , 演奏 シュルホフ(オットー)
価格:¥ 3,000 (税込)
レーベル:EMIミュージック・ジャパン
カテゴリ:CD
JAN:4988006786400
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トラックリスト
  1. チェロ・ソナタ第1番ヘ長調op.5-1 - 第1楽章
  2. チェロ・ソナタ第1番ヘ長調op.5-1 - 第2楽章
  3. チェロ・ソナタ第4番ハ長調op.102-1 - 第1楽章
  4. チェロ・ソナタ第4番ハ長調op.102-1 - 第2楽章
  5. チェロ・ソナタ第5番ニ長調op.102-2 - 第1楽章
  6. チェロ・ソナタ第5番ニ長調op.102-2 - 第2楽章
  7. チェロ・ソナタ第5番ニ長調op.102-2 - 第3楽章
エディターレビュー
   これを魂の音楽と言わずして何と言おう。

   腹に響く、ずしりと太い音。時おり、気迫の唸り声さえ、もれてくる。これほど剛毅で渋く、人を思索的な世界にいざなう音楽もめったにない。

   スペイン、カタルーニャ出身のチェリスト・指揮者のパブロ・カザルス(1876-1973)は、20世紀を代表する大音楽家であり、バッハの無伴奏チェロ組曲を現代に甦らせたことでも知られる。スペインのフランコ独裁政権に強く反対し、祖国に自由が取り戻されるまではチェロの公開演奏をやめると1939年に宣言するなど、ことあるごとに人類の平和を強く訴えかけてきた。

   大木正興氏の解説には「平和やチャリティを標榜する音楽家は数多いが、そこにうさん臭さを感じる人は多い。しかしカザルスだけは例外であった」と書かれているが、その通りであろう。

   なぜなら、カザルスのすべての演奏に燃え立っているのがヒューマニズムと人間愛の精神であり、人類の平和という理想は、その真摯な音楽の延長線上の、いわば当然の帰結であることが、誰の目にも明らかだからである。

   特にこのベートーヴェンは、どんな素朴なフレーズにも、熱い魂が込められているところが素晴らしい。ベートーヴェンのチェロ・ソナタというと、第1楽章冒頭に古今屈指とうたわれる名旋律を持つ「第3番」が有名だが、「第1番」から「第5番」まで、すべてが薫り高く、滋味あふれる名品ばかりであり、ぜひとも全曲とも親しんでおきたい。(林田直樹)

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