野獣死すべし [DVD]
原著 大藪春彦
定価:¥ 4,935
販売元:PI,ASM/角川書店
カテゴリ:DVD
JAN:4997766600109
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マーケットプレイス価格:¥ 3,835 (税込)
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エディターレビュー
『蘇える金狼』の大ヒットに続き、村川透監督、仙元誠三撮影、そして松田優作主演のトリオで、大藪春彦の処女小説を映画化したのが本作だ。
エリートが頭脳を駆使して銀行を襲撃するという原作からは離れ、ベトナムの戦場を体験したカメラマン、伊達邦彦が帰国後、死にとりつかれたかのように犯罪を重ねていく狂気のさまを描いている。深夜列車のなか、伊達が追跡してきた刑事へ『リップ・ヴァン・ウィンクル』の話をするシーンは、背筋が凍るほどの迫力だ。松田優作は、これまでのコミカルな味わいのなかにすごみを感じさせる「動」の個性をかなぐり捨てて、幽玄な「静」ゆえのすごみを示している。従来のファンを驚嘆させるとともに、新たな演技の境地を開いた。(的田也寸志)
エリートが頭脳を駆使して銀行を襲撃するという原作からは離れ、ベトナムの戦場を体験したカメラマン、伊達邦彦が帰国後、死にとりつかれたかのように犯罪を重ねていく狂気のさまを描いている。深夜列車のなか、伊達が追跡してきた刑事へ『リップ・ヴァン・ウィンクル』の話をするシーンは、背筋が凍るほどの迫力だ。松田優作は、これまでのコミカルな味わいのなかにすごみを感じさせる「動」の個性をかなぐり捨てて、幽玄な「静」ゆえのすごみを示している。従来のファンを驚嘆させるとともに、新たな演技の境地を開いた。(的田也寸志)
レビュー
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形而上的って……持ち上げすぎ。 Date:2009-10-17 おすすめ度 ![]() ジャーナリストとして戦場で数限りない死を見、自らもアクシデンタルに 殺人を犯した主人公は、生の無意味を確信し、それを証明しようとする かのように、神のごとき無差別の暴力を振るい、次々と強盗や殺人を 犯してゆく……。 というようなことを描きたいんだろうとは思う。レビューにも 「形而上的」と評する向きがあるが、主人公のニヒリズムが純粋な暴力に つながっていく過程の説明が不足しているので、彼に感情移入ができにくく (したがって犬のように殺される側が可哀想にしか思えず)、主人公は ラスコリニコフにもタクシードライバーのトラヴィスにもなり得ていない。 クラシック音楽、朔太郎の詩、リップ・ヴァン・ウインクルの挿話などの 道具立てで、映画に何かしら深い思想的背景があるような思わせぶりを やって見せるが、底の浅い演出である。幕切れも単に不可解な未消化なもの。 出ている役者は熱演だと思うが、脚本と演出両方が力不足だ。 |
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人間の二面性をドラマ化 Date:2008-07-29 おすすめ度 ![]() この映画は、松田優作をメジャー俳優にした映画です。この映画が一般公開された当時、松田優作は勢いがありました。 松田優作というと、肉体派俳優というイメージでしたが、この作品では気弱な人間・松田優作から始まります。知的な面を垣間見せながら、最終的には肉体派・松田優作を演出しています。社会的動物の人間の二面性を、気弱さと残虐さの二面から表現しています。東南アジアの取材で見たことを想起しながら人間の両面をセリフにしている松田優作の一人語りの場面は、説得力がありましたね。 ハリウッドスターになった矢先に他界した松田優作ですが、当時の遺作を見るとあらためてその偉大さを感じます。さらに、可憐な小林麻美を見ると、大学時代の僕の淡い想い出も甦ってきます。 |
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傑作の一本。 Date:2008-07-06 おすすめ度 ![]() この映画は多分、今見たらつまらない印象を受けるひともいるかもしれない。 あるいは松田優作の演技はオーバーに感じるひともいるだろう。 しかし、時代は日本映画低迷期。勢いある映画スターもいない。 松田優作は、この映画で新しい日本の映画スター、かつ性格俳優として生まれ 変わったのだ。そういう意味で私はこの映画は日本の映画史に残る一本だと思う。 松田優作の目は狂気そのものだ。そしてチンピラ役の鹿賀丈史が 主役を食ってしまうぐらい、どうしようもない人間を余すところなく演じている。 私は残酷な映画は嫌いなのだが、この映画はどうしようもなく好きだ。 そういう矛盾に満ちた行動をとらせる映画はそう何本もない。 |
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松田優作の独りよがり。 Date:2007-12-28 おすすめ度 ![]() 元々私は松田優作をあまり評価していないのだが(役と一体化する、と言う割にはあまりに一本調子の大根演技、存在感というより何を演じても松田優作でしかない)この映画はあまりにそれが顕著だった。 ひたすらナルシスト振りを発揮する、エキセントリックを通り過ぎた独り善がりの演技。 それを許す優作信者のスタッフ。 この作品の為に奥歯を抜いた、等聞いていた為、少し期待し過ぎていた自分も悪いのだが、「自分は松田優作が少しも凄いと思えない。」と再確認させてくれた映画ではある。 |
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賛否両論 Date:2007-03-11 おすすめ度 ![]() 本作ははっきり言って原作を無視しています。原作の伊達邦彦はクールな殺し屋。一方本作で優作が演じるのは猟奇的な殺人鬼。室田日出男との緊張感のある進行、小林麻美とのホッとする絡みなど作品としては秀作ですが、ハードボイルドを求める大藪春彦ファンとしては納得がいかないので星4つ。でも、やっぱ優作をもっと見たかったなぁ、と思わせる作品です。 |
![野獣死すべし [DVD] 画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21KC8WQZBGL._SL160_.jpg)

