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存在の耐えられない軽さ [DVD]

原著 ミラン・クンデラ , プロデュース ソウル・ゼインツ
定価:¥ 2,625
マーケットプレイス価格:¥ 2,500 (税込)

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
カテゴリ:DVD
JAN:4988135541031
Amazon.co.jp 売上ランキング:DVDで32607位
おすすめ度:

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エディターレビュー
   プラハの春とうたわれた1968年のチェコスロバキア、無類の女好きでもある脳外科医のトマシュ(ダニエル・デイ・ルイス)は、きまじめな娘テレーザ(ジュリエット・ビノシュ)と結婚するが、彼の女漁りは収まらない。やがてソ連軍が軍事介入してプラハに進駐し、ふたりはスイスへと移り住むが…。
   フランスに亡命したチェコの作家クンデラのベストセラー小説を『ライトスタッフ』などのフィリップ・カウフマン監督が映画化した3時間弱の大作。洒脱な語り口と濃厚なラブシーン、ダイナミックな動乱場面などバラエティ豊かに描きつつも、主人公にとって女とは所詮軽い存在に過ぎない。しかし、彼もまたチェコの動乱の中では軽い存在でしかないという辛口のメッセージを一貫させた、大人のための見ごたえある優れた人間ドラマである。(的田也寸志)
レビュー
美しい映像とショコラの原点 Date:2007-02-16
おすすめ度
近年の映画「ショコラ」は出演者ジュリエット・ビノシュとレナ・オリン二人の女性を起用したもので当然これを見て出演を要請しただろうーと考えます。画面体当たりのエネルギッシュな女優二人。とてもショコラでは物足りない。これを見なければ!内容はエロでも何でも無く重い様で軽やか。哀しいようで幸せ。洒落たウィットが効いていて小さいとこですが同僚医師が自らの口元に触れた指を通りすがりの看護士の唇に当ててやあ!と軽い挨拶。外人はキマルねと一々感心。スパのプールでチェスをするおじさんたちの肌のピンクとプールの水のエメラルドグリーンをチェスを真ん中に上から取った映像が綺麗。全体的に洒落ていて色が綺麗です。主人公は軽いようで職を投げ打っても信念を貫き尻軽を謝りながらも妻と暮らす努力をした真面目な人でした。帽子のレナがありがちな女を超越した色香で実にカッコいい。人によってこの映画って何?と判然としないかもと思い星4つ。私は星5つですが。
原作を読んだものの立場からだと・・・。 Date:2006-09-15
おすすめ度
 小説と、それを基にした映画はまったく違うものであり、異なる評価をすべきという意見もあるだろうが・・・。
 まず、映画版ではかなりのシーンがカットされている。テレザの母親とのかかわり、フランツとサビナとの「理解されなかったことば」のほぼすべて、ペトシーンの丘のくだりなど。それがいけないのではない。だが、フランツとサビナのすれ違い感を知ることなしには、なぜサビナが「軽く」振舞ったのかよくわからないし、テレザの母親との関係を知らずして、なぜ彼女が「重く」あろうとしたのかがよくわからない。プロットは同じでも、その内実が少々浅いように思えてしまうのである。永遠回帰的なテーマ性も含ませていない(それなくしては「重さ」「軽さ」いずれかをえらぶかという必然性が生まれないのでは?)。どうも映画のほうはよくある表層的なストーリーとして捉えられてしまうような気がして少々さびしく感じる。
 ☆二つはちょっと低くつけているかもしれない(正確には2.5くらい)。あと、エロティックなシーンが評判になったとからしいけど、それほどでもないと思う。もっとも、子どもを含めた家族などで見るのは止した方がいいだろう。
生涯、Best1。 Date:2005-05-11
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映画が好きなあなたが、もし、ジャケットの印象や約3時間の長さだけでこの映画を敬遠されるとしたら、それは人生においてちょっとした損になるかもしれません。

本物の、素晴らしい映画だと思います。
鑑賞後には、心の糧となる何かを残してくれると思います。
劇場公開時に観て以来、私にとってはベスト1の映画であり、今もそれは変わりません。
一度は観ておいても・・・ Date:2003-09-02
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(実際の行動パターンは別にして)浮気性のケがあったり、博愛主義的異性
好きの男性の方、もし観られたらある種特別な感慨があるかも、と思います。

もう今から15年近く前でしょうか、当時付き合っていた女性が観たいと
言って付き合いがてら映画館に入りました。いわゆる自称アート系文化人を

気取った(当時はそんな言葉はまだ無かったが)連中が観にいきそうなこの手
の映画(と決め付けていた)で正直あまり気は乗りませんでした。上映開始後、
30分、1時間、2時間・・・「長げぇなー」と正直少々退屈したりも
していたのですが、主人公2人が死んだと知らされた後のラストシーン、

ダニエル・デイ・ルイスがビノシュから、「今何考えているの?」と聞かれ、
「How Happy Iam,」と答え、物語は終わり、エンドロールが静かに流れ始め
てから・・・ポロッ、ポロポロッ、と涙が静かにこぼれ始め、暫く止まらなく
なり、なかなか席を立てなかった事を、今でも鮮明に覚えてます。

こういう事(映画)ってあるんだなぁー・・・って思いましたね。

このジャケ、誰でもエッチな映画だと思ってしまうでしょう!? Date:2003-08-30
おすすめ度
思春期の頃この映画のポスターを見て、エロに興味はあるけどこういう露骨なのは趣味じゃないなあ、と感じたものでした。
最近になって旧共産圏の映画に興味を持ち始めたので、恐る恐る観てみたら、「そういう」映画じゃ全然なかった!

とにかく女好きな脳外科医トマシュと、彼とふとしたことから結婚に至る素朴な女性テレーザ、そしてトマシュのセックスフレンドのサビナの3人の物語。
時代はソ連軍のプラハ介入の前後。
一人の女性だけを愛しきれないトマシュは男の象徴、そして奔放なサビナと一途なテレーザは女の両極端な性質の象徴に思える。

男の性質は一つしかない、というところがミソだ。
西側と東側の文化が理想的に交じり合い、自由を謳歌していたチェコ。
これすなわち主人公3人の人生の謳歌にも重なっている。
突如踏みしだかれるその自由。

自らの信ずる芸術とその自由を求め国外に脱出するサビナ、一度は出国したものの、再び帰国し、どんどん社会主義の悪しき面に追い詰められてゆくトマシュとテレーザ。
彼ら夫婦が苦しみながら辿り着いた先は、かつてトマシュが楽しんでいた「背徳」と「刺激」とは程遠い、静かな愛と平和の世界だった。

ラストで「良かったなあ」と思えて仕方がないのは、彼らにとって究極の平穏の世界だからなのだろう。
そこにしか社会主義から逃れる術はないのだ、という原作者クンデラの強烈なメッセージなのかもしれない。

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