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Asleep in the Back

価格:¥ 2,285 (税込)
レーベル:V2
カテゴリ:CD
JAN:0638812711625
Amazon.co.jp 売上ランキング:音楽で365927位
おすすめ度:

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トラックリスト
  1. Any Day Now
  2. Red
  3. Little Beast
  4. Powder Blue
  5. Bitten by the Tailfly
  6. Asleep in the Back [*]
  7. Newborn
  8. Don't Mix Your Drinks
  9. Presuming Ed (Rest Easy)
  10. Coming Second
  11. Can't Stop
  12. Scattered Black and Whites
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エディターレビュー
 『Asleep in the Back』はエルボーのすさまじい実力が示されたデビュー・アルバムだ。全11トラックには惨めな思いが雨のように染み込み、かつてのジョイ・ディヴィジョンが得意としていたような痛ましい運命論にまで昇華されている。モヤモヤとしたサイケ・サウンドと地の底を進むようなダブ・ベース・ラインはレディオヘッドのプログレ志向を思わせるが、エルボーの怒りは幸福の片隅から発せられるのだ。

 「Any Day Now」では、小さな町の閉塞感にイラつく気持ちが実にうまく表現されており、リード・シンガーのガイ・ガーウェイ(天使の声と肉体労働者の顔を持つ男)が絶望感に満ちた呪文を繰り返す――“こうなったらいつでもいい/ここから出て行かないか/何としてでも(Any day now / How's about getting out of this place / Anyways?)”。この文句は、いつかエルボーが憂うつと絶望の渦巻く世界から脱出することを暗示しているのだろうか? 『Asleep in the Back』を聴くと、そうだ、と言っているようでもあるし、運命とは実に残酷なものだ、と言っているようでもある。(Louis Pattison, Amazon.co.uk)

レビュー
美しく無機質な世界 Date:2004-11-16
おすすめ度
なんと形容したらいいんだろうか・・・。マンチェスターの5人組バンドELBOWは、すでに10年以上のキャリアを持っており、そういった意味では新人バンドという肩書きは似合わない。サウンドも1stアルバムにして既に完璧に完成されているといってもいいかもしれない。

彼らの音は冬の夜気のように冷え冷えとしている。暗闇の中からぼんやりと浮かび上がるようにおぼろげなオルガンに、一定の規則的なパーカッション、ドラムが加わる1曲目"Any Day Now"に始まるこのアルバムは、「無機質」という言葉がぴったりくる。Vo.のGuy Garveyの、時に呟くような、そして時に情感豊かに歌い上げるファルセットボイスさえも、不思議なことに平熱以下の温度しかもっていないように感じさせてしまう。そしてその冷たさが、このアルバムに荘厳ともいえる美しさと大きなスケール感を与えている。そんなElbowの持つ世界観が濃縮されたのがTr.6の"NEWBORN"。7分以上に及ぶ大曲ながら、完璧に構築された音の壁が、劇的なクライマックスへと向けて昇り詰めていサウンド展開が素晴らしい。個人的に好きなのは、終曲のScattered Black And White。回顧的な歌詞が、柔らかなアコースティックギターやピアノサウンドと相まって、無機質な作品中において唯一、人間的な温かみを感じさせ、かなりグッとくる。本当に素晴らしい作品。

新しいUKロックの扉をたたく newロック! Date:2004-01-26
おすすめ度
マンチェスターの5人組の1st。

マンチェスターといえば
ニュー・オーダーに代表される、
いわゆるマンチェ・サウンドで有名だが、彼らは
どちらかといえばローファイな佇まいで展開する
UKロック特有の湿り気のあるサウンド、
浮遊感のあるボーカル、
静寂の中から立ち上がる高揚感で
同郷のDOVESに近いテイスト。

ピンク・フロイド、ジェネシスに代表される
情緒的なプログレッシブ・ロックの影響を感じさせながらも、
トラッド・フォークとトリップ・ホップが融合したかのような
リリカルでメランコリックな
独自の音世界を構築している。

UKロック期待の星 Date:2002-04-23
おすすめ度
エルボーはマンチェスター出身ということですが所謂マンチェ系サウンドではなくradiohead、トラヴィスなどの影響を強く感じます。美メロ・泣きヴォーカル・轟音ギターをそろえている新人バンドは他にもありますが、エルボーの曲作りには絶妙な深みがあってそれがたまらない魅力です。特にNewbornは前半のゆったりした展開と後半のプログレロックばりの部分とが好対照。とても気持ちが良いです。これをインプロでやったらどうなるのだろう、ととにかくライブを見てみたくなるバンドです。最近のポストロック好きのリスナーにもお勧めします。
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