アメリ [DVD]
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カテゴリ:DVD
JAN:4941565301477
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エディターレビュー
『デリカテッセン』『ロスト・チルドレン』で知られるジャン=ピエール・ジュネ監督が、モンマルトルの街で夢見がちに生きる若い女性の軽やかな日常を描いた、ポップなヒロイン・ムービー。
22歳のアメリ(オドレイ・トトゥ)は、ある日“他人を幸福にする喜び”に目覚めて密かな悪戯にひたっていくが、やがてひとりの青年に恋したことで、メルヘンの世界から現実へ踏み出す必要へと迫られていく…。
どこかお人好しでお節介、そのくせ自分からはなかなか翔び立てない小悪魔アメリのキュートな可愛らしさは、特に若い女性客に好感と共感を持って受け入れられた。遊び心たっぷりの映像と音の演出も小粋で楽しい。フランス本国、そして日本でも驚異的大ヒットを記録し、「観た人を幸せにする映画」という監督自身の弁を見事に裏付けることにもなった快作である。(的田也寸志)
22歳のアメリ(オドレイ・トトゥ)は、ある日“他人を幸福にする喜び”に目覚めて密かな悪戯にひたっていくが、やがてひとりの青年に恋したことで、メルヘンの世界から現実へ踏み出す必要へと迫られていく…。
どこかお人好しでお節介、そのくせ自分からはなかなか翔び立てない小悪魔アメリのキュートな可愛らしさは、特に若い女性客に好感と共感を持って受け入れられた。遊び心たっぷりの映像と音の演出も小粋で楽しい。フランス本国、そして日本でも驚異的大ヒットを記録し、「観た人を幸せにする映画」という監督自身の弁を見事に裏付けることにもなった快作である。(的田也寸志)
レビュー
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他人事の世界観を描く近未来SF Date:2010-01-12 おすすめ度 ![]() アメリをトリュフォーが見たら腰を抜かすと思う。この映画は超・近未来SFとして見た方がいい。同じSFの華氏451(華氏911のモデルになったトリュフォーによるオリジナル作品)より凄い映画だと思う。この映画のキーワードは”他人事”だろう。アメリは”アメリカ”のもじりではないのか?つまり世界の文明の先端を走るアメリカも、そしてフランスも責任を負うことを放棄した社会の到来というわけだ。恋愛や、家族や家庭の心の維持の精神的責任者であったはずのこれまでの女の役目を、アメリは責任が重すぎて嫌なのだ。他人を外から観察しておもしろおかしくあれこれ批評している方が、はるかに気が楽でたのしい。もちろん彼らの恋愛のお手伝いだってすすんでやる。でも自分がそんな渦に巻き込まれるのはまっぴらごめんとなる。私もそうだからこの気持ちは痛いほどわかる。これはちょうど日本の年越し派遣村で、辛く単調な仕事を紹介されるより、生活保護という名の失業保険で暮らしているほうがよっぽどましという精神に通じる。日本もいよいよ21世紀になってヨーロッパ並みの先進国になったわけだ。男の場合は家族での経済的な責任を負うなんてまっぴらごめんとなり、一億総アメリ化することになる。鳩山首相のニックネームが”他人事”というのは、時代の趨勢であって決して本人の性質が悪いなどという次元の話ではない。これはサイエンス・フィクションの映画ではあっても、近未来予想でもある話なのだ。嘘だと思うなら、1960年に制作されたロッド・テイラーの「タイムマシン」というタイトルの映画を見ればいい。溺れかかったウイーナを周りのどの未来人も助けようとはしなかった。他人事なのだ。ところで、話はとびきり飛躍するが、17世紀のオランダの画家・フェルメールも、自分の絵を近未来(300年後)のSFのテーマとして扱ったのだ。未来の画家は、粒子や波動といった今日の我々の物理学の水準に準じた光を描くために仕事をすることをフェルメールは示したかったのである。詳しくは手前味噌だが、「宇宙に開かれた光の劇場」上野和男・著という本を読めばわかるはずだ。アメリ・バンザイ! |
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不意に鳴る電話のベル Date:2009-10-04 おすすめ度 ![]() 不意に鳴る電話のベルは、これから始まる奇跡の合図。記憶を呼び覚ます時空を超えた旅へのいざない。モンマルトルの丘、サクレクール寺院の急な階段、彼は矢印に従って歩くと彼女の仕掛けた優しいワナに導かれたことに気づく。効果音、心地よい喪失感は60年代の名作、「地下鉄のザジ」を連想させる。古きよきフランス映画の流れを汲む正統派。まだ、このような厚ぼったい映画を撮る懐古主義全開の監督がフランスにいたのだという驚き。ここにはインターネットも携帯電話も登場しない。恋の始まりをまだ初恋だと認識していなかったあのころ。向ける先がわからない不器用な「ときめき」を素直に思い起こさせてくれるこの映画は、「女の子」を卒業した「女性」が日常から非日常へタイムスリップするためのささやかな1本なのではないだろうか。 |
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「パリ」の香りがする映画 Date:2009-10-03 おすすめ度 ![]() パリに行ったことがある人は、この映画を見てきっとその時の街の様子を思い出すことだろう。 何気ない街角の風景でも、絵葉書のように魅力的な街・パリ。 この映画の魅力はやはり、そんなパリの街の雰囲気を随所に醸し出しているところにある。 逆に言えば、パリの街に物語そのものが依存していると言えなくもない(特に全編に流れるアコーデオンの音楽は、いかにも「パリ」を演出しているというあざとさを感じてしまう)。 しかし、それにもまして、内気な女の子が悩みながら恋に目覚め、一歩、自分の殻を破るという地味な映画を、小粋なセンスでまとめあげる手腕はお見事。派手さはないが、何度も見返すことで、味わいが出る映画だと思う。 舞台のパリという街と、洒落た恋のドラマが一体になった佳作。 |
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夢を叶えるには Date:2009-03-16 おすすめ度 ![]() 全編を通してコミカルな流れで統一されているが、スピーディな展開で飽きさせない。 妄想と現実との狭間で悩み続けるヒロインが、愛に目覚め、愛を手にするには現実の世界を受け入れ、自ら前に進まなければいけないことを学ぶ。その姿に共感や感動を覚える。 登場人物も皆個性的で、それぞれのエピソードがとても面白く、何度観ても飽きない映画だ。 |
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繊細な感性 脱帽 ステキな人生 Date:2009-03-08 おすすめ度 ![]() 一つ一つのディテールの感性が素晴らしい。 何気ない日常に人生の機微を織り込む抜群の才能。 画の美しさ、音楽の暖かさ、最高。 庶民の日常の喜怒哀楽を優しく描く繊細な感性にただただ感服。 |
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