トゥルー・ラヴ・ウェイツ~クリストファー・オライリー・プレイズ・レディオヘッド

演奏 クリストファー・オライリー
定価:¥ 2,520
マーケットプレイス価格:¥ 1,450 (税込)

レーベル:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
カテゴリ:CD
JAN:4547366010732
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トラックリスト
  1. エヴリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス
  2. ナイヴズ・アウト
  3. ブラック・スター
  4. カーマ・ポリス
  5. レット・ダウン
  6. エアバッグ
  7. サブタレニアン・ホームシック・エイリアン
  8. シンキング・アバウト・ユー
  9. エグジット・ミュージック(フォー・ア・フィルム)
  10. ユー
  11. ブレットプルーフ
  12. フェイク・プラスティック・トゥリーズ
  13. アイ・キャント
  14. トゥルー・ラヴ・ウェイツ
  15. モーション・ピクチャー・サウンドトラック
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エディターレビュー
   ロックからクラシック音楽への殴りこみの歴史は古く、キム・フォーリーがチャイコフスキーの『くるみ割り人形』を(それにエマーソン、レイク&パーマーがムソルグスキーの『展覧会の絵』を)アレンジしたときあたりに端を発している。しかし、クラシックの演奏家がロックを取り上げる場合は、概して危険な綱渡り的な演奏になりがちだった。とはいえ、ほとんどのロック・チューンには明確なメロディーがあるので、ソリストにとってはそれが手がかりになるわけだが、ピアニストのクリストファー・オライリーが挑んだのは、近年のロック界でもっとも高い評価を受け、同時にもっとも複雑なテクスチャーをもった曲をつくるバンド、レディオヘッドの作品群だった。

   オライリーの演奏は深い洞察力を感じさせる(彼はこれまでストラヴィンスキーからP.D.Q.バッハまで、ありとあらゆる作品に光を当ててきた)。本作でも催眠術のような、胸にぐっと迫るリスニング体験をさせてくれる。大のレディオヘッド・ファンであるオライリーは、ドリーミーでビタースウィートなタイトル・トラック、物思いに沈むような美しい「Let Down」などを楽しみながら次々と弾いていく。レディオヘッド作品というのは濃密で重層的な音楽であり、メランコリックな雰囲気を漂わせた独特のサウンドはエレクトロニクス処理に頼っている部分が大きい。だがオライリーは、サステイン・ペダルを慎重に用い、(「Knives Out」で聴けるような)不協和音や不安なリズムを刻む左手を効果的に使うだけで、あの複雑なテクスチャーを見事に想起させるのだ。

   ポスト・モダン時代のエチュードと呼んでみることもできるだろうが、ここでオライリーが聴かせる演奏は、すべての偉大な演奏が目標とする境地に楽々と達している。その境地とは、新たな見識とリスナーを啓発する力をもち合せていることだ。(Jerry McCulley, Amazon.com)

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