酔っぱらった馬の時間 [DVD]

脚本 バフマン・ゴバディ
価格:¥ 19,800 (税込)
販売元:紀伊國屋書店
カテゴリ:DVD
JAN:4523215005715
Amazon.co.jp 売上ランキング:DVDで42682位

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エディターレビュー
   バフマン・ゴバディ監督による準ドキュメンタリー作品『酔っぱらった馬の時間』では、イラン・イラク国境地帯で過酷な生活を送る幼いクルド人の兄弟姉妹が描かれている。密輸で生計を立てていた父が地雷の事故で他界したため、少年アヨブは学校へ通うこともあきらめて働く必要に迫られる。妹たちの食費を稼ぐだけでなく、不治の病に冒された兄マディのため、手術代も捻出しなくてはならなかったのだ。しかし事態は悪くなる一方だった。手術代を工面してくれるといった男のもとへ、足の悪いマディをつれて嫁に行く長女ロジーン。だが、兄だけが約束に反して突き帰されてしまう。ついにアヨブとマディは国境超えを決意する。しかし、雪深い山でも歩き通せるように酒を飲ませたラバが、倒れて動けなくなるのだ。あたりにオオカミの遠吠えが響く―。
   こうした貧困がただの偶然ではなく、現実に起こっているクルド文化への弾圧の一環なのだと思い知らされるシーンもいくつかある。兵士は子どもたちの身体検査をおこない、勉強用のノートまで没収してしまう。一方アヨブはマディのため、西洋のボディ・ビルダーの写真に散財する。兄弟姉妹は雑音交じりのトランジスタ・ラジオを毎晩のように聴いている。このように子どもたちが苦しい生活を強いられている映像は、身が引き締まるような清浄感に満ちている。芸術性が売りものの作品や通俗的な映画製作そのものを恥じ入らせるほどのできばえだ。(Roz Kaveney, Amazon.co.uk)
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