花様年華 [DVD]
プロデュース ウォン・カーウァイ
, 脚本 ウォン・カーウァイ
価格:¥ 12,000 (税込)
販売元:松竹
カテゴリ:DVD
JAN:4988105028319
Amazon.co.jp 売上ランキング:DVDで45393位
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エディターレビュー
1962年の香港。同じ日にそれぞれの配偶者と共にアパートの隣同士に引っ越して来たチャウ(トニー・レオン)とチャン(マギー・チャン)。やがて互いの妻と夫が浮気をしているらしきことを知ったふたりは、それをきっかけに惹かれあっていく…。
分別ある大人の男女の不倫の愛を官能的な映像美で描くウォン・カーウァイ監督のラブ・ストーリー。時代背景や設定など、同じカーウァイ監督作品『欲望の翼』の姉妹編的要素も多いが、それでもどこかこれまでの彼の作品群とはテイストが異なるのは、製作時期が香港の中国返還以前と以後の違いという、作家の姿勢の変化でもあるようだ。ラストにアンコールワットを出すなど、単にラブストーリーというだけでなく、世界史的な深い視野が感じられてならない。カンヌ国際映画祭ではトニー・レオンが主演男優賞を受賞。(的田也寸志)
分別ある大人の男女の不倫の愛を官能的な映像美で描くウォン・カーウァイ監督のラブ・ストーリー。時代背景や設定など、同じカーウァイ監督作品『欲望の翼』の姉妹編的要素も多いが、それでもどこかこれまでの彼の作品群とはテイストが異なるのは、製作時期が香港の中国返還以前と以後の違いという、作家の姿勢の変化でもあるようだ。ラストにアンコールワットを出すなど、単にラブストーリーというだけでなく、世界史的な深い視野が感じられてならない。カンヌ国際映画祭ではトニー・レオンが主演男優賞を受賞。(的田也寸志)
レビュー
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美しいチャイナ・ドレスに彩られた緋色の恋物語 Date:2008-06-29 おすすめ度 ![]() 見終わってからもずっとナット・キング・コールの「キサス・キサス・キサス」が頭の中で鳴り続けていた。1960年代の香港の空気など知るはずもないが、銀幕の上には濃密で甘く苦い香りが漂っていた。英語の題名「In the Mood for Love」は、あっさりし過ぎてるのではないか。 主人公の男女は、互いの伴侶が不倫関係にあると気付いた隣人同士。互いに惹かれ合いつつも、なかなか一線を越えるまでには至らない。壁一枚隔てての物理的距離の近さ、それに反して踏み込めないもどかしさ。カメラも廊下から部屋の一部しか写さず、互いの伴侶の顔も写らない。フレームの外の世界は見る者の想像に任される。 M・チャンのチャイナ・ドレス姿は溜め息が出るほど美しかった。ほっそりした肢体に美しい脚のライン、さすが元ミス香港2位のスタイルの良さである。身体の線に沿ったドレスだが、真っ直ぐ伸びた背筋と高い衿が彼女の品の良さ、ガードの固さ、抑圧された想いを感じさせる。(あの衿の高さを強調するには、やはり髪は高く結い上げなくては!) デザインは同じだが、色や柄で様々に表情を変えるチャイナ・ドレスは彼女の心理状態を現していたように思う。特に印象に残ったのは、ホテルを訪ねる時の白地に黒の花模様のドレスと真っ赤なコートの組合わせ。華やかでいて武装的、緊張感と葛藤に満ちた装いだった。 映画の終わりの方になると彼女は髪を下ろしており、ドレスの衿もやや低くなっていたようだ。 チャイナ・ドレスにばかり目を奪われて、トニー・レオンの方は明らかに観察不足になってしまった。 大きめのイヤリング、ハンドバッグにハイヒール、リキッドで描いたアイライン、シーム入りのストッキング、女らしさを演出するアイテムの数々を見ていると、子供の頃に大人の女性の持ち物に憧れたような気持ちを思い出した。 |
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渦を巻く欲望 Date:2007-04-24 おすすめ度 ![]() 濃い。濃すぎる。 こんな濃い映画を見たのはひょっとすると初めてかもしれない。 恋情、欲望が台風並に渦を巻いていて、胸の奥から妬けつくような渇望が湧き上がってくる。 ラブストーリーならマギー・チャンだが、トニー・レオンも腰が抜けそうなほどセクシーな男を演じていた。 しかし、あくまでも「IN THE MOOD FOR LOVE」である。 最少の説明では、過剰な説明であらすじを理解する鑑賞法に慣れた人には苦痛だったりするだろう。 しかし、これを理解してしまう奴ってのもどうかと思う。微妙なところだ。 日本人には濃すぎるってことに納めておこう。 あらすじはお互いの伴侶が不倫してる片方同士が、思慕だったり貞淑さだったり混乱して困惑して最後に男がアンコールワットに行く話。もちろんこんなこと書いても何のことやら分かりません。 女は顔を伏せ 近づく機会を与えるが 男には勇気がなく 女は去る。 |
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香港の街が巨大な迷宮に Date:2005-12-04 おすすめ度 ![]() 映像良し、音楽良し、衣装良し、俳優良し、完成度高し。 絵(映像)の部分では,「狭さ」がポイントになっています。 横長の画面を縦長にして狭い画面にしているけれども,フレームの奥行きをうまく使って, どこまでも続いているような香港の街自体を,巨大な迷宮に置き換え,奥深くにさそいこまれたような錯覚を覚えます。 アパートの廊下も,ホテルの廊下も,路地も,タクシーから見える景色も,それぞれ画面の両側が壁や何かで隠されていて, 縦長の画面が「狭さ」を強調しています。その奥に何かはっきりは見えないけれど,あるいは想像するしかないのだけれど, 「何かある」と思わせるところがうまいなぁと思いますね。 その何かというのは,不倫の関係ですから未来とか希望とかではないのですが, それでも見る側に「もしかしたら」と想像させてくれる余地を残しておいてくれるところが, 「だめだろうなぁ」と思いながらも期待してしまうわけです。 それはマギー・チャンの子供が誰の子か,というところまで含めてのことなので, 画面の奥行きが文学的な味わいをさらに深めてくれるのだろうと思います。 テレビ作品では出せない贅沢さです。 |
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噛めば噛むほど味が出る Date:2005-04-05 おすすめ度 ![]() 映画館で一度こっきりの映像美を楽しむのもいいけれど、この作品は見る度ごとに味を噛みしめることができます。 ですので、ぜひ手元に置いて、スルメを味わうように、何度でも楽しむことがオススメです。 (私はけっしてDVD発売元の回し者じゃありませんが…) 梁朝偉の寡黙な中に語る目線や、張曼玉の手の表情による演技にも、その時々で深い「言葉」が感じられます。 自分の感性と王家衛作品との一騎討ちを、とことんまで楽しんでみて下さい。 五段階評価では4.5と思いまして、四捨五入で☆☆☆☆☆といたしました。 |
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何度も観てこその映画なのかも Date:2004-11-29 おすすめ度 ![]() ん~?? これが、観おわった後の感想。 急に画面が切り替わったり・・・ 状況がどうなってるのかがちょっとよく分からなかったなぁ。 「2046」でも、2回見てやっと分かったところがあるので まだ1回しか見てないけれど、見れば見るほど面白いという期待を込めて★4つ。 そのためにはやっぱり買うべき。 |
![花様年華 [DVD] 画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/218WMYHRQAL._SL160_.jpg)

