Ultravisitor (通常盤)

価格:¥ 2,477 (税込)
レーベル:BEAT RECORDS
カテゴリ:CD
JAN:4523132112824
Amazon.co.jp 売上ランキング:音楽で28162位

[ Amazonの詳細ページへ ]
この商品は購入可能です
Amazon.co.jpのカートに入れる
発送可能時期:在庫あり。
トラックリスト
  1. Ultravisitor
  2. I Fulcrum
  3. Iambic 9 Poetry
  4. Andrei
  5. 50 Cycles
  6. Menelec
  7. C-Town Smash
  8. Steinbolt
  9. An Arched Pathway
  10. Telluric Piece
  11. District Line Ii
  12. Circlewave
  13. Tetra-Sync
  14. Tommib Help Buss
  15. Every Day I Love
エディターレビュー
   トム・ジェンキンソンのソロ・プロジェクト、Squarepusher の進化は危うく見逃してしまいそうなくらい遅々としたものだった。だが7作目となる本作では、チェルムスフォードを拠点に活動するこのエレクトロニカの第一人者がやや荒っぽいドリルンベースを捨て去り、完全にひとり立ちした音楽の生みの親へと成熟した姿を目の当たりにできる。ジャケットのジェンキンソンの真剣なまなざしと羊を思わせるもみ上げを見ればわかる――彼のかつてのヒーローであるジョン・ケージやマイルス・デイヴィス、サン・ラーと同系列のシリアスな音楽にあえて仲間入りしようとしているように感じられる。

   本作はいい線をついている。狂乱のエレクトロ・レイヴと驚くほど複雑なジャズ・フュージョンの即興の70分強を通して、ジェンキンソンは目ぐるましいほどの創造のスピードを緩める気配をまったくみせない。2001年の「My Red Hot Car」でシンセの骨組を形づくった英国ガレージへの浮気心は残念ながら見当たらないが、「Menelee」「Steinbolt」といったトラックでエレクトロニックなハードコアと都会的なジャングリズムとのさまざまな変異体で新たな魅力を見せ、その穴を見事に埋めている。

   また他にも、ジェンキンソンがこれほどライヴ・インストゥルメンタルに情熱をかけるのは1998年の「Music Is Rotted One Note」以来となるサウンドも聴くこともできる。だがこれはいつも歓迎すべきこととは言えない。「C-Town Smash」で鳴らされる自己陶酔的なベース・ソロは、熟練したジャズを新たな笑いの王国に持ちこんでいる。しかし「I Fulcrum」ではサン・ラーが星々のあいだに残した遺産を、まだ未発見の銀河に運びこんでいる。また「Iambic 9 Poetry」はジェンキンソンのメロディーセンス――機械語による狂った音の混沌のなかで明快に響くチャイム楽器がうってつけの例だ――がまったく無傷のまま失われていないことを教えてくれる。(Louis Pattison, Amazon.co.uk)

Amazonレビュー


ライフログ - この商品を登録しているブログ
amazon検索