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スイミング・プール 無修正版 [DVD]

脚本 フランソワ・オゾン
定価:¥ 4,935
マーケットプレイス価格:¥ 3,650 (税込)

販売元:東北新社
カテゴリ:DVD
JAN:4933364611031
Amazon.co.jp 売上ランキング:DVDで27988位
おすすめ度:

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エディターレビュー
   人気ミステリー作家サラが、出版社社長に誘われて、南仏の別荘に出向く。そこには社長は来ず、娘のジュリーがやってきた。奔放な性格の彼女は、毎夜ちがう男を家に連れ込み、サラに見せつけるかのように刺激的な夜を過ごしていた。サラはそんな彼女に嫌悪を抱きながらも、目が離せず、次第に影響を受けていく。
   サラを演じるのはシャーロット・ランプリング、奔放なジュリーを演じるのはリュディヴィーヌ・サニエ。心を閉ざした中年の堅物女を演じたランプリングは、ときにはユーモラスにときにはあやしく、ヒロインの性が開放していく姿を見せていく。サニエはヌードも持さない大胆演技。女と女の交錯する心をミステリータッチで描いたのは『8人の女たち』のフランソワーズ・オゾン監督。女の美しさと怖さを同時に描ける希有な監督は、本作でもその実力を十分発揮している。(斎藤 香)
レビュー
脱がなきゃ意味がない! Date:2009-10-31
おすすめ度
久しぶりにフランス映画を楽しめた。フランソワオゾン監督の『スイミング・プール』を僕はわざわざ蓼科の山荘で観た。
結果をいうと、僕はこの作品が好きだ。こんなにフランス映画おもしれぇって思ったのは『ポーラX』以来である。悟空なみにワクワクした。
この映画に対するいろいろな評を読んだが、どれも『虚構内虚構』だとか、どこまでが現実でどこまでが妄想だとか、そういったことばかり書いてあった。そんなことはオゾン本人のみぞ知るといったことで、僕に言えるのはリュディヴィーヌ・サニエ(ジュリー。沢田研二ではない。)が『丸出し』って事くらいである。いやむしろ一番大事なのは彼女の脱ぎっぷり、そして乱れっぷりであろう。観ているこっちが思わず脱いでしまう。
そりゃあフランス人で南仏にバカンスにきたらもう脱ぐしかない。脱がなければこの映画は成立しないし、脱がなければ南仏が舞台である意味がない。これが寒いスコットランドの別荘が舞台だったらまるで成立しない作品なのだ。虚構、それがどうした。もっと大事なのは他にあるはずだ。
いつかオゾン監督が『あの映画は脱がせたかっただけです』と言ってくれる日を僕は待ち望んでいる。ミステリーというカテゴリーに入るかも疑問な作品であり、このように曖昧な作品が僕は大好きである。(オゾン監督のノベライズでは謎解きが説明的に描かれちゃってるらしいけど)。
淡々と進んでいくのに少しも飽きることなくグイグイ作品に引き込まれた。
ポーラX(レオスカラックス監督)みたいな作品だなあと思った。

http://www.yoyogicafe.com/
解釈はその人次第 Date:2009-08-26
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イギリスの人気作家サラ(シャーロット・ランプリング)が、
愛人でもある編集者ジョンの薦めで、南仏にある彼の別荘に
ひと夏の間、滞在することになる。
環境が変わって執筆は捗るのだが、そこにジョンの娘を名乗る
ジュリー(リュディヴィーヌ・サニエ)が現れて、事態は変化していく・・・

自己を律して規則正しい生活を送る、中年女性サラ。
あらゆる欲望のまま奔放に振舞う、若く美しいジュリー。
そんな2人が一つ屋根の下で暮らすのだから、当然摩擦が
起こるわけで、前半は女同士特有の嫉妬や競争心や苛立ちが
描かれる。
中盤にある事件が起きて、そこからはサスペンス的展開になって
いくのだが、オゾン監督らしく結末はハッキリさせず、解釈は
観客に委ねられてしまう。

****以下の解釈はネタばれあり****

夢オチみたいだけど、ジュリーはサラが作り出した架空の人物では?
きっとサラは現状(マンネリ化した自作品、前に進まない
不倫関係など)に不満があって、環境を変えるのと同時に
自分の殻も破りたかったのだと思う。
そこで別荘を舞台に、自らの願望を投影した物語を作り上げた。
作者といういつもの傍観者的立場から、物語を動かす登場人物に
変わることで自分を解放したいという彼女の企みに、観客は
付き合わされたのだ。

********************

ミステリーとしては消化不良だけど、主役女優2人の魅力だけでも
充分な価値があった。
ジュリーに振り回されたかと思えば、サラが優位性を取り戻す、
そんな両者の揺れ動くバランスが、ぞくぞくさせてくれる。

夏のプールに差す光、南仏の田舎町の美しさ、別荘のインテリア、
風を多用した演出などが、この作品の世界を作り出していた。
退屈しました Date:2009-04-04
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親の愛情に飢えた娘がその寂しさをセックスで紛らわしている。そして発作的にセックスフレンドを殺してしまう。男の死体はロンドンから来た作家の女が協力して埋めてしまう。というそれだけのストーリーで面白くも何ともない。
冒頭のロンドンの編集長のオフィスはスマートで良いが、南仏のプール付き別荘は美しくも無く優雅でも無くつまらない。シャーロットランプリングはちゃんと一流作家っぽく見えて良かったが、この映画には他に取り立てて見るべきものもない。
サラの一挙手一投足になぜか釘付けになっていた Date:2008-02-14
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 前半は淡々と場面が流れるのだれど、一つのため息、パソコンを打つ指、
部屋を移動する姿など、サラの一挙手一投足になぜか釘付けになっていた。
ジュリアが登場してからはサラとの距離感の変化が見ているものにもリアル
に伝わってくる。最近の映画のストーリーのように、どんどん話が展開する
わけではないが、全く退屈することがないのは不思議なくらい。そして、
結論・・・。

 見ているものを煙に巻いているようにも見えるが、これは作り手からの
挑戦というか、働きかけである。すっきりしないのだけど、気になるし
この監督のほかの作品もぜひ見て見たいと思わせるような作品でした。
『女』とは? Date:2007-12-18
おすすめ度

賛否両論が明確に分かれていてとても面白い作品ですね。

あくまでこの作品の『ミステリー』は殺人事件ではなく主人公の女性作家が体験した一夏の出来事が現実だったのか、彼女の願望だったのか、それとも小説の中の物語に過ぎなかったのかという点だと思いますが、この『ミステリー』さえこの作品の付箋でしかないように思います。

この作品はどこにでもいる私達女性を描いた作品ではないかと思います。
対照的なふたりの女性、でもこのふたりの女性に女性のすべてがつまっていると言っても過言ではないのでしょうか。
ふたりの女性のある面に自分を投影したり、こんな風になりたいと憧れを抱いたり、憧れるが故に激しい嫉妬心を燃やしたり、結局は女同士という事で仲間意識が湧いてきたり・・・。
『愛するが故に憎む』『死ぬ程憎いけれど愛してしまう』そういった相反する複雑な気持ちを抱くのが女性であり、女性にしか感じ得ない気持ち。

この作品を見て『女』って楽しいな、面白いな、もっと女である事を楽しみ謳歌したいなと思いました。
どこに居ても、誰と居ても、生まれた時から死ぬ時まで女は女。
女の人生は本当多種多様ですね。

セクシャルなシーンはフランス映画にしては下品過ぎないかと思いましたがあれだけする事によってジュリーという女性を表現しているのですね。

ジュリー役の女優さんは『ロリータ』という言葉のままですね。
基本的には童顔な顔付きがメイクや照明、表情によって女っぽく見えたり、万華鏡のようにクルクルと変化して自由奔放を体現してますね。
私はああいった女性に魅力を感じるので憧れてしまいました。

しかし『どうしてこんなに女心が分かるの?』と感じた監督さんは後々ゲイだったという話を耳にしますがオゾン監督もそうなのでしょうか?
先日チラッと拝見した限りではなかなかのハンサムで驚きました!

早く新作が見たくなりました!
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