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未来世紀ブラジル [DVD]

脚本 トム・ストッパード
定価:¥ 2,500
マーケットプレイス価格:¥ 2,360 (税込)

販売元:ジェネオン エンタテインメント
カテゴリ:DVD
JAN:4988102036331
Amazon.co.jp 売上ランキング:DVDで20203位
おすすめ度:

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エディターレビュー
   個人情報のすみずみまで管理されている未来社会の中、情報省記録局の小役人サム(ジョナサン・プライス)は、いつも夢の世界に想いをはせることで、息詰まるようなストレスをしのいでいた。そんなある日、同僚が叩きつぶしたハエのせいでインプットのミスが起こり、靴職人のバトルがテロリストのタトル(ロバート・デ・ニーロ)と間違って捕らえられてしまうという事件が発生する…。
   管理社会を痛切に批判した、鬼才テリー・ギリアム監督によるSFファンタジーの傑作。ユニーク極まる未来社会の設定の数々に、ザビア・クガートのサンバ曲「ブラジル」が効果的に融合し、豊潤な映画のイメージとして映えわたる。初公開の折りは、プロデューサー独断による短縮版製作などをめぐっての闘いを記録した『バトル・オブ・ブラジル』が出版されたりと、ギリアム監督の反骨の姿勢も話題となった。(的田也寸志)
レビュー
圧倒的なレトロフューチャーと変なストーリーに振り回される映画 Date:2010-01-19
おすすめ度
私のレビューは既にタイトルで終わっていで、この映画をどんなつもりで鑑賞すればいいかを表している。
つまり、この作品の鑑賞の際は大作をみる心構えは必要ない。
極端に好みが別れるので観るときは一人で観た方がいい。

古くはモンティパイソンで活躍した監督テリー・ギリアムの超意欲作で
ギリアム信者と言うべき人々を今でも増やし続けている。
困ったことにそれら信者の一部は、「ブラジルは馬鹿には分からない映画だ」とのたまい
誰かが「この映画は○○だ」とレビューすれば内心で「……にわかが」とつぶやいているので
特に点数が高いレビューほど参考にならない。
メッサーシュミットを燃やした男、テリー・ギリアム Date:2009-02-25
おすすめ度
この映画、純粋に好きです。
やっぱり個人的に、こういうサイバーパンク色もありつつ、ブラックユーモアのある映画が好みなんだなぁ、と実感しています。

なによりビジュアルが好き。
ダクト、監視するアイカメラ、
そしてなんと、本当にメッサーシュミットを燃やしてしまう!

個人的にも大好きな車が登場するので、この映画が好きな理由の一つでもあるんですが、
実際に燃やしちゃう、ってとこが凄い。

作品の内容も、サムのイマジネーションを本当に映像化してしまうところが凄い。
この後、会社と揉めるのは周知の通りですが、
これこそテリー・ギリアムの傑作なのではないでしょうか。
本当に大好きな作品です。
オーウェルの世界 Date:2008-10-18
おすすめ度
 さすがに今見ると特撮やファッションが古臭いドタバタ・SFコメディーなのだが、描かれている世界観はまさに現代社会の有様を予言していたかのようだ。(例、個人情報をテクノロジーで監理する官僚社会、貧富の格差、爆弾テロ、美容整形熱・・・。)僕らはこの20年間をディストピアの構築のためだけに使ってしまったのだろうかと思うと、うすら寒くなる。

 そして、ラスト・シーンのオチが衝撃的なのだが、ハッピーエンドとアンハッピーエンドを入替えて当初北米公開されたというエピソードが更に衝撃的だ。テリー・ギリアムはこの手の格闘が運命付けられた映画作家なのか、「ロスト・イン・ラマンチャ」のように映画ロケが資金難や戦争で失敗する様を描いたド根性ドキュメンタリーなども残している。この作品を見て、俄然監督に対する興味も湧いてきました。
テリー・ギリアム渾身のアイロニー・アッパーカット Date:2007-10-13
おすすめ度
 映画に登場するコードのように話がコチャゴチャしていて、一度観ただけでは内容を完全に理解しきれなかった。しかし面白かった。DVDを買ってよかった。観るたびに面白さが増す。
 近未来、どこかの国で起こるブラック・ファンタジー。
情報局員、サム(ジョナサン・プライス)の身に次々と降りかかる現実とも非現実ともつかない出来事たち。これにテロリストのタトル役、デ・ニーロが持ち前のアクの強さで絡む。
タトルがテロリストで、たまたま名前が似ていたバトルが逮捕、処刑されるなど皮肉をタップリ効かせながら物語はエンディングに向けて疾走する。
後半活躍するトラック運転手役ジル(キム・グライスト:天使と二役)のキャラクターも素敵だ。
テリー・ギリアム監督自らが「悪夢」と形容するほどのイメージの氾濫とキックに溺れてしまいそうな作品であった。


新しいあり方を切り開いた作品 Date:2007-09-26
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「未来世紀ブラジル」は基本的にデストピアを描いた作品だけど、
細かくジャンルわけすると、サイバーパンクのようでもありスチームパンクの
ようでもある。それらの作品群では人間関係がないがしろに表現されるものだが
それがない。
結局ブラジルはジャンルとして新しいあり方を切り開いた一つの作品のように思う。
強いてあげるなら、精神病の世界、精神のパンク。
スピリット・パンクとでも名づけるといいかもしれない。
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